こちらでは、腹腔鏡手術での子宮全摘をお願いしたメディカルトピア草加病院 婦人科、入院日・手術日の様子や、入院期間・手術時間などについてお伝えいたします。
◇ 入院1日目 ( 入院日 ) ◇
【 2019年 6月 】
入院期間6日間、いよいよ入院生活の始まりです。
● AM 11:00 ●
総合受付で入院手続きを済ませ、病室に案内してもらいます。
驚いたのが、4階の病室フロアに上がるためにはエレベーターの専用タッチパネルに暗証番号が必要なこと。
セキュリティーがしっかりしています!
● PM 12:00 ●
さっそく昼食(常食)が出ました。そして下剤を服用。
この日、遠方の母親に「母がくれた子宮に感謝してます」とメールしました。
子供たちと出会わせてくれた私の子宮、お疲れさま・・・
その後、麻酔科の先生や看護師さんから説明を受け、内診もありました。
おへその掃除や、術前から履く血栓予防の弾性ストッキングのサイズを計測。
この日は色々な説明を受けますが、1つワクワクがあります♪
翌日の手術室で流す曲とアロマの香りを選ぶのです!
曲は有線チャンネルからの選択で、わたしはサザンにしました♪
アロマは一番人気のマンダリン♪ (オレンジ系の香り)
リラックスした状態だと、術後の回復にいいみたいですよ。
心づかいの行き届いた病院だな~と思いました。
● PM 4:00 ●
共同のシャワールームを借りて、念入りに洗髪。
次のシャワーは3日後です。
● PM 6:00 ●
夕食 ( 常食 )
● PM 8:00 ●
腸を空にして手術するため、浣腸します!
やっぱりトイレ付きの部屋で良かった~
● PM 22:00 ●
消灯。来るべき時は来た!覚悟を決めて就寝!!
でもドキドキして眠れない時は、睡眠導入剤を出してもらえるようですよ。
とにかくメディカルトピア草加病院の看護師さんは、みんな心温かく親切。
そして笑顔で接してくれました。
可愛らしくて優しい天使のような看護師さんたちが、日替わりで介護してくれたのです。
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◇ 入院2日目 ( 手術日 ) ◇
● AM 7:00 ●
2回目の浣腸です! そして朝食は出ず食止め。
● PM 12:00 ●
いよいよ手術です。私服のまま歩いて手術室へ向かいました。
手術を待つこと半年間。気持ちは前向きでした。
いざ、手術室の中へ!
扉が開くと、フワ~っとアロマの香り。サザンの歌に癒されました。
それに加え、手術室はかなり広い空間! 壁には木の葉がプリントされていて森の中にいるかのよう。
“こんな素敵な部屋で手術ができるんだ”と思い、テンションが上がりました。
他には、海の中や花柄の手術室もあるんだとか。
患者さんのストレスを少しでも減らすため、手術室の壁面には美しい風景や花の写真を直接プリントしています。世界初の技術です。4つの部屋をそれぞれに担当を決めてデザインしました。この部屋はシックなピンクをベースに、海と花の写真でまとめました。 pic.twitter.com/OubtjaR2
— メディカルトピア草加病院 (@medicaltopia) 2012年1月31日
手術室の奥にそっと小堀先生がいました。何やら確認し準備をしている様子。
「よろしくお願いします」と会釈しました。
手術台に上がり上衣を脱ぎ、キャップをかぶります。横になると麻酔科の中野先生が優しくこう言いました。
「では麻酔していきますね~」
「はい、お願いしま~す」と答えたのを記憶しています。
それから一切覚えていません!
緊張感が増す前に、スッ~っと眠らせてくれました。
※ この麻酔科の先生は常に私の状態 (心拍数など)を観察し、小堀先生が手術しやすいように大きなサポートをしています。
● PM 1:30 ●
目が覚めると自分の個室に・・・
わたしの手術時間は69分間だったそうです。
しばらく眠くてダルい状態が続きました。
痛みは、麻酔が効いているせいか、さほど感じません。
手術中ずっと待っていてくれた夫に「もう帰っていいよ。大丈夫だから。」と、うつろな状態で何回も伝えたのを覚えています。
点滴や心電図、酸素マスクなどをたくさん付けて、重傷のような雰囲気だったせいか帰りづらかったかな。
しばらく見守ってくれていました。
口 → 酸素マスク
胸 → 心電図コード3本
お腹 → 導尿管と手術創からのドレーン
両足 → 血栓予防のエアーポンプ
右手 → 人差し指に血中酸素濃度モニター
左手 → 点滴
● PM 3:30 ●
あっという間に術後2時間が過ぎ、寝返りがOKに。
背中が固まって痛い・・・
ベッド横の鉄柵を両手で引っ張り、頻繁に寝返りました。
多数の管を気にしながら・・・
ここで1つ、重宝したものが!
それは病院が貸し出してくれたデジタル時計。
チラチラ時間を確認できるのが良かったです。
その後、酸素マスクが取れてラクになりました。
しかしお腹に、生理2日目の重たい痛みが・・・
麻酔の副作用で吐き気もあったので、点滴に痛み止めと吐き気止めを混ぜてもらいました。
看護師さんが「うがいしましょうね」と言ってくれて、渇いた喉も快適に。
術後の夜が、がんばりどころ!
これで生理痛が無くなるんだと前向きに挑みました。
たくさん読んだみんなの体験者ブログ。誰もが “ツラい夜” と言っています。
「これかー!」と共感しながら耐えました。
朝が来れば、ほとんどの管が抜けます。
もう一息!!
術後は看護師さんが頻繁に来てくれるので、宝のように握っていたナースコールは、結局1度も押しませんでした。
つづきはこちらです ↓
「 その4. ≪手術後から退院まで≫ 痛み・出血・回復具合など 」