Vaundy 実家の家族(父母妹)語る「母は歌手で祖父もジャズを…」

音楽

Vaundy (バウンディ)さんの本名や生い立ち、地元の実家家族、両親や兄弟に今注目が集まっている。父親への感情、母親が与えた影響、妹への思いとは…

Vaundyさんの父母や兄弟の職業、兄弟は何人いるのか…。本人による証言、インタビューやツイートにてその才能が育まれた原点を追う。

【「vaundy_engawa」公式インスタグラムより

Vaundy 実の父親

Vaundyさんはこれまで取材によるインタビューや自身のSNSなどで、父親についてまったく触れていません。そのため父親については名前や年齢、職業、顔画像などの情報は一切なし。

唯一、父親の詳細として手掛かりになるのは楽曲「僕は今日も」だけ。これも実体験を元にして書いた歌なのか本人は言及せず。

しかし、あらゆる音楽関係者は限りなく実話に近いものだろうと見ています。現状としては楽曲「僕は今日も」から父親を紐解くしかないのです。

「僕は今日も」に登場する父親とのエピソードはとても短いフレーズ。

父さんが言ってたんだ「お前は親不孝だから一人で生きていきなさい」とまた意味も分からず罵倒する

小学生の頃から「将来は歌手になる」と周囲に宣言していたVaundyさん。父親は安定した職業に就くことを望んでいたのかもしれません。

「なぜ、自分がやりたいことを認めてくれないのか」と解釈すれば、「意味が分からない」という歌詞は理解できます。この父親の言葉は、Vaundyさんの自宅生活を間近で見ていた素直な感情だったのでしょうか。

Vaundyさんは自身のTwitterアカウントにて、たびたび私生活をツイートしています。

  • 制作以外の何もやってない時間がほとんどで、一日中寝ている。
  • 制作なんて週に5時間あればよく頑張りましたという感じ(笑)
  • 大学に行きながらやりたいことやりながら、でも勉強したくないから曲作るみたいな(笑)

子供に対する罵倒は良くないとされていますが、「一人で生きて行きなさい」という言葉はVaundyさんにとって自立を促し、自身のちからになったのかもしれません。

ただ一つ言えるのは、父親からのこの言葉は胸に焼き付いているということ。

何をもって親不孝と発したのか本人も分からないほど理不尽だったようですが、これは「ミュージシャンではなくきちんと就職すれば将来は安泰だ」という父親の不器用な愛情表現だったのではないでしょうか。

Vaundyさんのような天才を生み出した父親がどのような方なのか、気になるファンが多いのは確か。

2022年、NHK「第73回 紅白歌合戦」の出場歌手に成長したVaundyさん。涙を流して喜んだわたくし、母親世代の筆者ですが、紅白出場はきっとお父様も喜ばれたはず。

今となって Vaundyさんは親孝行をした息子といえます。

Vaundy 父親世代も夢中にさせる

Vaundyさんは 2023年6月6日の誕生日で23歳に。父親の年齢は40代以上だと想像できます。現在、こうした中高年も魅了し、幅広い世代から愛されるアーティストとなりました。

2022年4月16日、アラフィフ世代である作詞作曲家・成瀬英樹 (なるせ ひでき)氏 が、Vaundyさんについて熱く語っています。

ぼくがお伝えしたいのは、こんなすてきな音楽を若者のものだけにしておくのはもったいない、ということ。まずは「おもかげ」を聴いてみていただけたら、きっと昭和ポップス世代にもおわかりいただけると信じています。Vaundyという21歳のアーティストが、3世代をつなぐ才能と意志を持った「ポップスの申し子」である

引用:2022年4月16日、「ENCOUNT」Vaundy、父親世代を夢中にさせる革新性と普遍性 “令和ポップス”の魅力を作曲家が分析

中高年である一般の方もTwitterにて絶賛。

  • 40過ぎのおじさんですが リリースした曲は全てカバーできてます。 恋風邪にのせて いい曲です。
  • バウくんさぁ 才能あり過ぎ! おじさんライブ行くよ
  • 最高でした!! 僕はもうおじさんだけど 頑張って走って追っかけます!
  • 60チョイ前のおじさんですが、バウンドDにはまってます 編曲って、Dさんご自身でやってるのですか? 凄すぎる

中高年であるわたくし筆者も、「恋風邪にのせて」はどこか昭和の雰囲気が懐かしく、胸に深く残る1曲。また、ビジュアル系バンドが好きなため「CHAINSAW BLOOD」に惹かれました。

もともと日本のアニメソングやボカロ曲が好きで、それが影響しジャンルレスな音楽性が確立されたというVaundyさん。

今後もジャンル問わず超越するフットワークの軽さで、様々なバリエーションから支持層を拡大し続けてほしいものです。

Vaundy 実の母親

Vaundyさんは過去のインタビューや自身のSNSなどで母親について言及。顔写真はもちろん、名前や年齢などは触れていないものの、職業は「ジャズバンドのボーカル」だと明かしています。

2022年12月2日、「音楽ナタリー」のインタビューでは自身の言葉で詳しく伝えました。

母がジャズやハワイアンをクラブで歌っていたり、母方のおじいちゃんもジャズをやっていたりっていうのはあったんですけど、どちらもプロとかではなかったし、その影響というよりは、僕自身がもともともの作りが大好きで。

引用:2022年12月2日、「音楽ナタリー」フジファブリック山内総一郎×Vaundy対談|ライブナタリーで初対バン、世代を超えて共鳴する音楽への思い

Vaundyさんが音楽を始めたきっかけは母親や祖父が音楽をやっていたことではなく「もの作り」。これは母親が関係しています。

小学4年生ぐらいまでゲーム機を持っていなかったというVaundyさんは、もの作りが好きだったそう。みんなが持っている仮面ライダーの変身ベルトや剣、任天堂DSを段ボールで作っていたのだとか。

Vaundy:「おもちゃは買ってもらうより、欲しいものは自分で作る家庭だったので。」

欲しいものをすぐに買い与えないことで、子供は「もの作りをする」という発想に転換、そしてもの作りの延長に「音楽」。

母親は子供時代に思想が固まるまでの経験を与えてくれたのです。そして幼少期からのもの作りがクリエーターとしてのちからを養いました。

Vaundy:「ガンプラも作ってた。広告のチラシを丸めて硬い棒を作ることに関しては、地元で一番うまかったと思う(笑)」

家にひとりでいる時間が長かったというVaundyさん。思慮深く聡明なのは、そんな時間を自問自答して頭を整理することに費やしていたから。

母親の与えた環境がVaundyさんの才能を生み出したといっても過言ではありません。

Vaundy 母親が才能を見い出す

Vaundyさんは幼少期から絵や歌など様々な才能を発揮。歌は「うまいね」と言われた才能のひとつで、のどの筋肉を鍛えることや食べ物、家族との会話など、日頃の生活環境が才能に影響すると考えているそうです。

Vaundy:「環境イコール才能だと。」

生まれてすぐ歌がうまかったわけでもない、声も良かったわけでもない、ここまで生きてきた環境が全てなのだとか。

そう考えると必然的に、一番影響を与えたのは母親。ジャズバンドのボーカルを務めていた母親は常に家で音楽を流し、Vaundyさんに食事を用意していました。

幼い頃から積み重ねてきた生活環境が生み出した才能。そしてその才能を母親が見い出しています。楽曲「僕は今日も」にはこのような歌詞が…

母さんが言ってたんだ「お前は才能があるから芸術家にでもなりな」とまた根拠の無い夢をかたる

「才能がある」と母親に認められてもそれに甘んじず、自分にとって何が良いのか悪いのかを常に考えるようにしているのだとか。この探求心が良い結果をもたらしているようです。

子供の才能を早くに見つけ、それに合った子育てをし、可能性をつぶさないように見守っていた母親。

Vaundyさんは子供の頃から家族とよくカラオケに出かけ、歌えばみんなが褒めてくれ、その喜びが肥大化したことで今があると話しました。

【「Vaundy」公式Twitterより 】

Vaundy 兄弟には妹~兄・姉・弟がいるかは不明~

Vaundyさんの兄弟は何人いるのか。これまで人数を明かしていませんが、妹についてはTwitterでこのような投稿をしています。

【「Vaundy」公式Twitterより 】

妹のイラスト絵画の才能にフォロワーも絶賛!

  • 妹さんうますぎる
  • 妹さんも才能に溢れている
  • え?!え?!ステキな妹さんすぎて驚いてる
  • 凄すぎる!!!! なんと素晴らしい芸術一家

Vaundyさんの妹の顔画像はもちろん、名前や年齢など公表されていませんが、もし仕事をしているならばイラストレーターのような芸術系の職業に就いている可能性が高そうです。

Vaundyさんの絵の才能はファンの間でよく知られており、自身もたびたびツイートしています。

  • 私にとってはを描くことも、曲を書くことも同じ話なんでぃよね
  • また朝までを描いてしまった
  • 2021年3月8日 今久しぶりにちゃんとを描いてる
  • 2021年3月21日 今はを描いてます キャンバスに
  • 2022年1月28日 なんか、今はを描きたい気分だな
  • を描く時間ないのに また画材をたくさん買いました

楽曲「走馬灯」のジャケットデザインはVaundyさんが描いたもの。兄弟そろってイラスト画の才能が優れているようです。

【「Vaundy」公式Twitterより 】

Vaundy 実家は東京~生い立ち~

Vaundyさんは生まれも育ちも東京で実家は都内にありますが、方面や場所についてはこれまで明かしていません。

実家で暮らした幼少期には初めてウクレレという楽器に出会いました。これは母親がハワイアンをクラブで歌っていたことが影響したのでしょう。そして小学校2年頃に母親がアコースティックギターを買ってくれたのだとか。

Vaundy:「でも弾けなくてすぐに辞めて…」

小学生の頃から「俺は歌手になる」「成人式にライブをやる」と公言しており、歌唱には自信があったようです。中学時代にはエレキ・ギターを買って練習するも弾けずに苦戦。

しかし、高校2年の初めくらいまでボーカロイドの「歌い手」をやっていたことで、DTMに触れるようになりました。※ DTM (デスクトップミュージック ) は、パソコンを利用して楽曲制作をおこなう音楽制作手法の総称。

Vaundy:「録音とそれをミックスする力を手に入れて…」

パソコンでは他に絵を描いたり動画を作成したり、色々な経験を積んだことで「今の活動に必要なことを全部自分でやろう」という姿勢に傾いていったのだとか。

高校時代の部活は軽音部。1つ上の先輩と1回だけバンドを組みますがこれが最初で最後でした。バンドサウンドのオリジナル曲も色々作るようになったVaundyさん。

高校2年の7月にアマチュアとして活動するかたわら、東京港区の麻布十番にある「ヴォイス」という音楽塾に入塾して本格的に音楽を学びます。

Vaundy:「ちゃんと音楽を勉強するようになりながら、美術系大学の受験のためにデザインやデッサンの勉強を始めました。」

この時に需要と供給の満たし方やニーズの汲み取り方を考え始め、「音楽はデザイン的じゃないといけない」と気づいたのだとか。

その後、大学1年の時に「Vaundy (バウンディ)」として YouTube投稿を開始し、2019年6月頃より少しずつ楽曲をアップ。同年9月末に公開した楽曲、「東京フラッシュ」で一気にブレイクしました。

ちなみに、Vaundyさんは影響を受けた楽曲やアーティストとして「Suchmos」や「Nulbarich」、「サカナクション」といった名前を上げています。

また、Vaundyさんは「英語を話せるのか」と問われることが多いそう。

Vaundy:「“英語、しゃべれそうだね“ とよく言われるんですけど…全然ダメで。」

英語に力を入れた家庭で育ったわけではないようですが、楽曲を聴くとたしかに英語が話せそうな発音をしていますね。

Vaundy 家族、父と母を歌詞に取り入れた「僕は今日も」

2020年2月7日にリリースされた自身が作詞作曲を手掛ける3rdシングル「僕は今日も」は、1rdアルバム「storobo」に収録されています。

19歳だったVaundyさんの素直な心が表現された素敵な作品。家族への思いは年を重ねるごとに変わりゆくもの。今後も「家族への思い」を聴かせてほしいですね。

【「Vaundy」公式YouTubeチャンネルより 】

インタビューやSNSなどで「家族」を語らない芸能人は多くいます。その理由は「家族を守る」という意味が大半。知名度が上がる中、家族の詳細が公になればその家族の生活に支障が出るかもしれません。

ファンだからこそ気になるVaundyさんのプライベートですが、今後、Vaundyさん自ら発した際には追記し共有できたらと思います。

◆Vaundyさんの出身大学、出身高校についての情報はこちらからどうぞ ↓

Vaundy プロフィール

本名・非公表

生年月日・2000年6月6日

出身地・東京都

血液型・非公表

身長・非公表

学歴・私立郁文館高校卒業、日本大学芸術学部デザイン学部 在籍中

Vaundyさんはスターダストレコーズ内のレーベル「Vaundy Artwork Studio」所属のアーティスト。2019年6月に自身のYouTubeチャンネル「Vaundy」にオリジナル楽曲「pain」を公開し活動を開始します。

同年11月に1stシングル「東京フラッシュ」を配信リリースすると一気にブレイク。

現代的なジャンルレスの音楽性が高く評価され、2020年には「Spotify」が選ぶネクストブレイクアーティスト「Early Noise 2020」に選出されました。

2020年、1stアルバム「strobo」をリリースし、2021年「不可幸力」がSpotifyのテレビCMソングに抜てき。同年、日テレの音楽番組「バズリズム02」で地上波初出演を果たし「不可幸力」を披露。

2022年には自身初の日本武道館公演を開催し、年末には「第73回 NHK紅白歌合戦」への初出場を果たしました。

2023年、「one man live tour “replica”」「Vaundy one man live ARENA tour」を開催。

作詞作曲、楽曲のアレンジ、アートワークデザイン、映像制作のセルフプロデュースなども自身で担当する現役大学生のマルチアーティストとして注目を集めています。

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