2014年3月31日、タモリさんが司会を務める国民的番組、フジテレビ「笑っていいとも!」が32年間の歴史に幕を下ろしました。
新宿アルタ前は朝から騒然。ファンが「32年間ありがとう!」と横断幕を掲げる中、タモリさんはスタジオ入りしたようです。最終回の視聴率は?ギネスの表彰式も!
放送開始から35年たったテレビ朝日「ミュージックステーション」でも2021年にギネス記録!
【「music station」公式Twitterより 】
放送開始から35年「#ミュージックステーション」のMC🎙️を務めるタモリさんが、この度「同一司会者による生放送音楽番組の最長放送」📺としてギネス世界記録に認定📖されました😮‼️
そんな #Mステ は明日よる🌠6時から35周年記念SP🎤が放送です❣️ pic.twitter.com/YfkhQja0oB
— music station (@Mst_com) October 14, 2021
タモリ 「笑っていいとも!」最終回視聴率は?
2014年3月31日、タモリさんが司会を務める国民的番組、フジテレビ「笑っていいとも!」が32年間の歴史に幕を下ろしました。
過去最高の視聴率は1988年4月の27.9%(ビデオリサーチ調べ)。そして最終回の視聴率が関東地区で16.3%、夜の「グランドフィナーレ 感謝の超特大号」では28.1%となっています。
最終回ではタレントのビートたけしさんが、はかま姿で登場。長寿番組を務めたタモリさんに表彰状を読み上げました。
巻物のように長く書き上げられた文章。読み始めに「この表彰状は全てゴーストライターが書いたもの」と一言添えて、笑いを取っています。
※ この当時、「耳が聞こえない作曲家」として活動しながら、ゴーストライターに制作させていた佐村河内 守さんが話題となりました。
ビートたけし:「“友達の輪”で、矢田亜希子さんが大竹しのぶさんを紹介した時、『はじめまして』と言い、これがショックで耳が聞こえなくなった。」
終始、たけし節を炸裂させています。
読み終わると「葬儀所の割引券」「紙おむつ一年分」「3D入れ歯交換券」など、タモリさんをおじいちゃん扱いし目録をプレゼント。
最後に「あ、明日のゲストは…。明日、どんな番組になるか知らないけど、一応、呼んじゃおう!」とビートたけしさん。
電話をかけると明石家さんまさんが出て、タモリさんの「明日、大丈夫? 朝8時くらいだけど」という問いに「いいとも~!」と即答しました。
最後のテレフォンショッキングにふさわしい大物3人の絡み。とても貴重なシーンとなりました。
タモリ ギネス世界記録の表彰式「笑っていいとも!」
最終回の最後のコーナー、「いいともカップ」が終わると、ギネスブックの表彰式に。1982年10月にスタートし、最終回を含めレギュラー通算8054回目の放送です。
同一司会者による生放送バラエティー番組のエピソード数、最多記録ということで「森田一義」として表彰されました。その後、「森田一義アワー 笑っていいとも!」と番組に対しても表彰。
生放送バラエティー番組・放送回数の最多記録で、第一回目の放送から番組を作り上げたスタッフ6名とチーフプロデューサーが登場しました。
歴史ある番組と実感させた一幕。共演者やスタッフ、視聴者の目頭を熱くさせています。
番組も終盤に近づき「タモさん、“明日も見てくれるかな”じゃなくて最後は何て言うの?」と問われると、「まだ決めてない」と返答。
この日の夜、特別番組「笑っていいとも!グランドフィナーレ」を控える中、ひとまず昼間の視聴者に感謝を伝えました。
タモリ:「本当に32年間、長い間ありがとうございました。」
タモリさん、このあと放送される「グランドフィナーレ」で憧れの吉永小百合さんと共演するためか、まだ気が張っている様子。
最後の掛け声はやっぱりいつも通り、「それではまた明日も見てくれるかな?」と言い放ち、紙吹雪が舞う中、終了しました。
タモリ 憧れの吉永小百合と共演!
「笑っていいとも!」の最終回が放送された当日、午後8時より今までの感謝を込めて特別番組「笑っていいとも! グランドフィナーレ 感謝の超特大号」が生放送されました。
タモリさんの憧れの女性、女優の吉永小百合さんが初出演。…といっても、この日、吉永小百合さんは映画のロケで千葉県房総にいるため、中継での出演となりました。
照れて言葉数が減り、周りから「タモさん、ちゃんとして!」と喝をもらうタモリさん。そんな中、吉永小百合さんからサプライズが!
直筆のカードとカバン (BOTTEGA VENETA) のプレゼント。
最後はタモリさんが積極的に「また私と食事に行ってくれるかな?」と食事のお誘い。吉永小百合さんは「いいとも~♪」と終始笑顔でした。
「ねぎらいの言葉」や「今度タモリさんのクルーザーに乗せて下さい」などの言葉に、顔を赤らめ照れるタモリさん。32年間の中で初めて見せる、珍しい一面だったのではないでしょうか。
今後は休養と共に、趣味を楽しんでゆっくり過ごしてほしいですね。長い間、本当にお疲れさまでした。
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