南こうせつ 妻 育代は随筆家 息子3人「医学部卒の息子に若い頃ギターを…」

音楽

 

南こうせつさんが結婚した妻は「南育代 (みなみ いくよ)」といい職業はエッセイスト (随筆家)。

馴れ初めを「徹子の部屋」で語った。南こうせつさんは1973年に入籍し子供３人が誕生。自宅は大分県杵築市にあり、妻と共に畑作業を楽しんでいる。

南こうせつさんの現在とは…

【 ラジオ番組制作「ミックスゾーン」公式Twitterより 】

 

南こうせつ　結婚した妻･南育代は「随筆家」

南こうせつさんが結婚した妻は「南育代 (みなみ いくよ)」といい職業はエッセイスト (随筆家)。仕事の際は「南いくよ」という名前で活動しています。

妻･育代さんは過去に、大分県内にある明豊中学校・高等学校の校歌を南こうせつさんと共に手掛けました。

「明日への旅」（作詞 南育代・作曲 南こうせつ）

はるか　果てしなく長いこの道　君はひとりで　歩きつづける　暑い夏の日も　冬の朝も　明日の光が　見えない夜も　希望だけを　支えに　未来を　創る旅　夢を　あきらめないで　勇気　自分を信じ　愛を　その手で　育てながら

二度と戻れない　旅の途中で　迷い傷つき　打ちひしがれて　君の優しさを　忘れかけたら　靴をぬぎ捨て　休めばいいさ　覚えておいてほしい　ひとりじゃないからね　心　疲れた時は　友と　肩を寄せ合い　瞬時を　しずかに眠りなさい

だれも　それぞれの道を旅して　愛や　自由や　真理の扉　ひとつまたひとつ　開けてゆくたび　今日より明日　輝きたいね　両手を高く広げ　いつでも　君らしく　夢を　あきらめないで　勇気　自分を信じ　愛を　その手で　育てながら

スポーツにおいて好成績を収め続けているこの学校。未来へ向けてはばたく子供たちにとって、明るく希望を持てる歌詞となっています。

自分が弱った時にエールをくれるような歌詞は子供たちの胸に響くもの。ここに南こうせつさんの作曲が入るのですから、夫婦にとって最高の作品です。

在学生にとっても誇りといえる校歌でしょうね。妻･育代さんの人柄はこの歌詞からうかがえます。

 

南こうせつ　妻と出会う前は実家の寺で「お経」

南こうせつさんの実家は「曹洞宗 勝光寺」というお寺で父親は住職。４人兄弟の末っ子として生まれました。

【 南こうせつさんの家族構成 】

  • 父親：僧侶
  • 母親：一般人で教育熱心のチエさん(死去)
  • 兄：長男の慧昭（えしょう）さん
  • 兄：次男の光洋（早くに他界）
  • 姉：長女
  • 南こうせつ

鎌倉時代から800年続く大分の禅寺で生まれた南こうせつさん。2023年5月17日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」では、黒柳徹子さんからのリクエストで子供の頃から慣れ親しんだお経を披露。

高校時代には自分のブロマイド写真を友達と一緒に作っており、2019年9月18日放送の「徹子の部屋」では、若い頃に撮ったそのプロマイドを公開しています。

坊主頭に黒ぶち眼鏡、片手にギターを立ててカッコよく決めた表情。若い頃、女性からモテたいという気持ちがあり、ギターを抱えるようになったのだとか。

末っ子のため、実家のお寺を継ぐことを考えずに過ごせたようです。現在は、長男の慧昭さんが実家を継ぎ住職を務めています。

 

南こうせつ　妻との馴れ初め～ひと目ぼれ～

2019年9月18日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」にて、妻･育代さんとの馴れ初めを明かしています。

振り返ること高校時代。コーラス部に所属していた３年生の時に「かぐや姫」のメンバー、伊勢正三さんが入学してきました。そして釘宮誠司さんと３人でフォークグループ「ヤング･フォーク･スリー」を結成。

高校を卒業すると大学に進学するため上京します。東京･杉並区の高円寺でアパート暮らしを開始。この時、隣の部屋に住んでいたのが妻･育代さんだったといいます。

ある日、南こうせつさんに届くはずの荷物が、育代さん宅へ配達されてしまったのだとか。

妻･育代：「この荷物、お宅のじゃないですか？」

これが初めての出会い。南こうせつさんは可愛らしい育代さんに一目ぼれ。

南こうせつ：「『オールナイトニッポン』の深夜放送明けで…アパートについたのは朝の４時半くらい。寝入ったころにピンポンって…。パッと顔を見た時、可愛らしい女性が来たのにボサボサでＴシャツにパンツ姿でした。失敗した～と思いましたね(笑)」

しかし、アパートのゴミ置き場で再会したことがきっかけで交際をスタートさせています。その後、南こうせつさんと妻･育代さんは1973年に結婚しました。

 

南こうせつ　妻と現在は畑作業

南こうせつさんはデビュー後に早くして歌が売れたため、「音楽家を続けながら人として幸せになるには」という課題にぶつかりました。

売れっ子歌手として東京で多忙な日々。ある時、「自然の中で暮らしたい」という思いがよぎります。そこで、妻･育代さんと共に富士山の麓へ移住。

しかし夫婦共に冬の寒さに限界を感じ、大分県へ引っ越しすることを決意しました。南こうせつさんの現在の自宅は、実家から少し離れた国東半島にある大分県の杵築市(きつきし)。

不動産屋に杵築市の新しい住まいを紹介してもらったそうですが、そこはみかん畑を辞めた方の土地だったといいます。みかんの花咲く丘の歌が流れるような場所で、何ともいえない懐かしさを感じたそう。

田舎暮らしを始めて40年超。自宅の庭で妻･育代さんと共に畑作業を行い、旬の食材を収穫しています。「徹子の部屋」では、畑作業を楽しそうに行う南こうせつさんの写真を公開。

庭は森のように木が生い茂り、ガーデニングが素敵で、キュウリやトマトなどの野菜を収穫できる畑もあります。

こうした収穫野菜は妻･育代さんが色とりどりに手料理してくれるのだとか。さらに、妻･育代さんは理数系だったため、土の中にいる微生物や野菜の糖度を調べて楽しんでいるとのこと。

南こうせつ：「主婦といえばカフェでランチするのが楽しみだったりするけど、こんな田舎暮らしによく付いてきてくれたと思います。」

妻の育代さんも田舎暮らしを好み、夫婦で共感できたというのは本当に素敵なことですよね。南こうせつさんは現在、仕事が入れば上京するというスタイルを取っています。

妻･育代さんが田舎暮らしに付いて行けるのは、南こうせつさんの温かい人柄も理由のひとつかもしれません。

 

南こうせつ　子供は息子３人～娘はカメラマン？～

「徹子の部屋」では、南こうせつさんと妻･育代さんの間には子供が３人いると告白。すべて息子で、長男と三男の年齢差が19歳も離れていると話しました。この時、子供の名前や年齢、職業については触れていません。

その後、ネット上では「南しずか」というカメラマンの女性が、南こうせつさんの娘ではないかとの噂が広まっています。それは、南しずかさんが自身の公式Twitter「shizuka minami　@minamishizuka」で、このようなツイートをしていることが理由。

  • 明日は大阪で父親のコンサートの撮影！晴れの予報で何よりです。
  • 【宣伝】先月行われた南こうせつのコンサートが今夜８時からNHK BSプレミアムで放送されます。テレビの前でゴロゴロしてたら、ぜひぜひ〜
  • ７０歳の父。本日、福岡で野外です！
  • 父がYouTubeにアップされてるのでシェアさせていただきます。

南しずかさんは、2022年10月4日放送のフジテレビ「7RULES（セブンルール）」にて特集が組まれました。

番組内容は、イチロー選手と大谷翔平選手がリラックスした表情で談笑する姿、渋野日向子選手が全英制覇したその瞬間の笑顔。超一流アスリートたちの歴史的瞬間を10年以上にわたり撮影し続け、アメリカの有名写真誌で年間大賞を受賞するなど、高い評価を受ける彼女は日本を拠点に世界を飛び回っているという現在の仕事ぶり。

これだけ有名なスポーツフォトグラファーであれば南こうせつさんとの共演など、娘としての知名度が高くなってもよいはずですが、親子である情報がほとんどありません。

ただ、出身地は同じく大分県です。

【 南しずか プロフィール 】

1979年東京都生まれ、大分県育ち。東海大学工学部航空宇宙学科、International Center of Photography: フォトジャーナリズム及びドキュメンタリー写真１カ年プログラム 卒業。Photo Classic（フォトギャラリー）の契約作家。

２００８年１２月から米女子ゴルフツアーの取材をはじめ、大リーグ、東京五輪のゴルフ競技など、主にプロスポーツイベントを撮影するフリーランスフォトグラファー。米国で最も人気のあるスポーツ雑誌「Sports Illustrated」の撮影の実績もある。ライフワークとして、世界のお祭りを１０年以上撮影。

今後、南こうせつさんの口から子供たちについて語られる日は来るのでしょうか。

【 南しずかさん 公式Twitterより 】

 

南こうせつ　子供たちへの思い～子育て論～

過去にはシカゴ双葉会の日本語学校補習校へ訪問し、子供たちと触れ合っています。南こうせつさんが訪れたことで子供たちは大喜びだったそう。

それは面白い話し方で笑わせたり、子供心をつかむことができるから。南こうせつさんは子供と接する際にこうした持論があるようです。

南こうせつ：「子供だからと何かを変えるのではなく、同じ人間なので人間の目線で話しているだけなんです。同じ位置に立って話していますが、僕は人生経験が長いのでその違いはありますが、嫌な物は嫌、綺麗な物は綺麗と同じ目線で話しているだけなんですよ。」

我が子と接する時にも同じ目線に立ち、子供の心に寄り添って子育てをしていたのかもしれませんね。

子供の目線に立つというのは、家でも学校でも子供と関わりがあるのであれば絶対に忘れてはいけない視点だと思います。

 

南こうせつ　息子は「医学部」なのか

ネット上では南こうせつさんの子供が「息子は東大医学部」「息子は慈恵大学」「息子は俳優」などと噂されていますが、確かな情報はありません。

残念ながら、2019年9月18日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」では子供たちの詳細に触れることはありませんでした。ただ、過去のインタビューにて「隣人が医者でその息子がギターを始めたきっかけ」と明かしています。

南こうせつさんは子供の頃から日本の流行歌を聴き、小学４年生の時にエルビスプレスリーやビートルズに目覚めました。その後、フォークと出会いギターを弾き始めます。

南こうせつ：「それはね、中学２年生の頃…」

南こうせつさんの実家にはギターがありませんでしたが、実兄が大学の夏休みにウクレレを持って帰って来たとのこと。少し借りて、教則本を見ながら弾いてみると「これいい！」と楽しくて夢中に。

このあと、隣の家の息子さんがギターを買ったことを聞きつけます。

南こうせつ：「うちの隣がお医者さんだったんですけど、そこの息子さんがギターを買ったっていうんで、見に行きました。“いいな～ギタ～“ って思って。」

初めてギターと出会ったのは、医学部卒の隣人の息子だったようです。

ギターとの出会いで歌手の夢を持ち、東京を目指した南こうせつさん。そこには人生を共にする妻･育代さんが待っていました。

今後も妻･育代さんと共に植物の成長を楽しみながら、いつまでも素敵な歌声を届けてほしいですね。

 

南こうせつ　プロフィール

本名・南 高節(みなみ こうせつ)

生年月日・1949年2月13日

出身地・大分県大分市、旧：大分郡竹中村

血液型・AB型

身長・163cm

学歴・大分県立大分舞鶴高等学校卒業、明治学院大学中退

南こうせつさんは４人兄弟の末っ子。小学校4年生でエルビスプレスリーに目覚め洋楽に走ります。高校時代はコーラス部に所属し、1970年、「最後の世界 / むなしいうた」でソロデビュー。

同年、「南高節とかぐや姫」として楽曲「酔いどれかぐや姫」をリリースしました。この時、祖母が「南高節 (みなみ こうせつ)」という芸名を「なんこうぶし」と読んだため、すぐに「南こうせつ」に改名。

1973年、「神田川」や翌年の「妹」が大ヒットしています。1976年には日本武道館で日本人ソロ・シンガーソングライターとしては初めてのワンマン公演を開催し、その後に追加公演も。

2023年、「南こうせつ コンサートツアー2023～夜明けの風～」をはじめ、多数のコンサートに出演。青春時代のフォークソングは今もなお世代の方に深く愛されています。

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