14歳からジャイアンの声優を務めている木村昴さん。2020年8月14日放送のフジテレビ「ダウンタウンなう」に出演し、離婚した父親と母親と実家で過ごした子供時代を語った。
木村昴さんはドイツと日本のハーフで、両親の職業はオペラ歌手と音楽家。父親と母親から受けたスパルタ教育で気を失った過去とは…
【 フジテレビ「ダウンタウンなう」公式Twitterより 】
🌃今夜9:55〜放送
『ダウンタウンなう』🍄木村昴
14歳でジャイアン声優に👏🏻
スキャンダルが怖い⚡️
ドラえもんに全てを捧げた人生とは😂🌈犬飼貴丈
仮面ライダー俳優✨
人を困らせるのが好き⁉️
激イタ人間っぷりが発覚⁉️乾杯🍻#木村昴 #犬飼貴丈 #fujitv #ダウンタウンなう #本音でハシゴ酒 pic.twitter.com/R1P6t931F9
— 【公式】ダウンタウンなう (@cx_downtownnow) August 14, 2020
木村昴 父母が離婚~国籍ドイツと日本のハーフ~
木村昴さんの父親の名前はヨズア・バルチュさんといい、1965年生まれ。母親の名前は木村克美(きむら かつみ)さんといいます。
木村昴さんはドイツ生まれですが国籍は日本。父親はドイツ人で母親が日本人のハーフです。そのため、趣味・特技は英語とドイツ語。
7歳までドイツで暮らしたことから、「のび太」が「のヴィ太」になってしまうことがあるのだとか。2020年3月26日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」では、母子家庭で育ったことを明かしています。
来日するまでは父親・母親・妹の4人家族で暮らしていたようですが、父親と母親は現在、離婚しているとのこと。
「徹子の部屋」に初登場となる木村昴さんは、「ドラえもん」のジャイアンの声で自己紹介。「徹子の部屋」出演の感想を特技のラップで披露しました。黒柳徹子さんが感激し、大喜びしていたのが印象的。
女手一つで育ててくれた母親はいつも一番の見方であり、どんな時も後押ししてくれたといいます。
木村昴:「母親への何よりの親孝行は、仕事で活躍している姿を見せることですね。」
木村飛鳥(きむら あすか)さんという妹がおり、職業はブロードウェイの舞台女優。木村昴さんは朝、起きるのがとても苦手で、今でもニューヨークにいる飛鳥さんに毎日モーニングコールを頼んでいるのだとか。
仲良し兄弟の木村昴さんは、飛鳥さんとのツーショット画像をインスタグラムにて公開。とても良く似ていて、仲睦まじい様子が伝わる一枚となっています。
【 木村昴さん インスタグラムより 】
木村昴 父親と母親の職業は音楽家
木村昴さんの父親の職業はオペラ歌手、母親は声楽家。超エリート音楽一家で、子供の頃からスパルタ教育を受けていたといいます。
【 木村昴 父親・ヨズアさんの経歴 】
・1984~1985年:ヴィッテンベルク市エルベ・エルスター劇場と契約(歌手、ダンサー、視界)
・1987~1991年:ライプチヒ・フェリックス=メンデルスゾーン=バルトルディ音楽大学に在籍
・1991年:歌手国家試験に合格
・1990~1997年:ライプチヒ歌劇場歌手として活動
・1997年:東京へ拠点を移す。NHKラジオドイツ語講座の講師として出演
・2017年:武蔵野音楽大学の准教授に就任
木村昴:「両親はとにかく演奏旅行だったり、ヨーロッパ中を周っていたので、そこにはずっと同行してましたね。」
木村昴さんは幼少期からバイオリンを開始。母親の夢は、いつか木村昴さんのオーケストラで歌うことでした。
このような夢を聞かされて育った木村昴さん。厳しい英才教育を受け、かなりプレッシャーだったのではないでしょうか。
現在、母親は飛鳥さんと共にニューヨークで生活しています。木村家は家族全員が音楽に携わる音楽一家なのです。
木村昴 父親と母親の重圧「スパルタ教育で気絶し…」
木村昴さんの父親は車やバイク、ロックンロールが好きで豪快な人柄なのだとか。しかし、子供の頃から自宅では常にクラシックが流れていたのだとか。
木村昴:「両親がこうだと、むちゃくちゃクラシックが嫌いになるんですよ。」
中学1年の時に演奏会でバイオリンを弾いていると、嫌すぎてステージ上で気絶してしまったといいます。また、レッスンの際にバイオリンケースを開いただけで気を失ったことも。
「ダウンタウンなう」では、今現在バイオリンケースを開いたらどうなるのかと質問。
木村昴:「すぐイクと思います(笑)」
木村昴さんは明るく楽しいキャラ。ロックンロール好きで豪快な父親の血を受け継いだのかもしれませんね。その後、音楽家へのプレッシャーを感じながらジャイアン声優オーディションを受けます。
両親からの重圧を回避すべく、違う道へ進もうとオーディションを受けたのかと思いきや、理由は違いました。
幼少期からとにかく目立ちたがり屋だった木村昴さん。人気者になりたいという欲が強かったのだとか。アニメ「ドラえもん」は大人気マンガなので、オーディションを受けたら人気者になれると思ったそうです。
たしかに落選したとしてもクラス中の話題になりますね。
木村昴 母親の画像を公開~誕生日を祝う~
2015年5月10日、木村昴さんは自身のTwitterにて母親の誕生日を祝うツイートをしています。とても優しそうな母・克美さん。スパルタだったとは思えませんね。
【 木村昴さん Twitterより 】
◡̈ HAPPY MOTHER’S DAY ◡̈
母の最強さを再確認する大切な日 pic.twitter.com/sc0xj44vvw— 木村昴 (@GiantSUBAru) May 10, 2015
木村昴 家族に内緒!声優オーディションの結果
総勢900名ほどが受けたジャイアン声優のオーディション。1次のテープ審査で8名に絞られ、2次のスタジオ審査へ進んだ木村昴さん。
木村昴:「26年続いたドラえもんをいざ新しく自分がやるっているのが怖いんですよ。」
「ダウンタウンなう」では当時の胸中を明かしました。
オーディションのスタッフに、「以前のジャイアンのモノマネではなく、完全オリジナルのジャイアンを作ってきて下さい」と告げられたのだとか。
とっさに頭の中で考えた木村昴さんはマイクの前に立つと、スタジオを走りながら「待て~」とジャイアンさながらに叫びます。すると見事合格。
しかし、スタッフから「合格したことを家族含め、まだ誰にも言わないでください」と告げられ、「連絡が来ないな~」と家族に2週間ほどゴマかし続けていたとのこと。
クラスメイトには「あいつ落ちたんじゃね?」と思われ、オーディションの合否は触れられなくなり、ジャイアン声優を務め始めるも全く注目されなかったのだとか。
木村昴:「(クラスでは) そんなに盛り上がらなくて…」
クラスの中で目立つために受けたオーディション。せっかく受かったのに伝えるタイミングを逃してしまったそうです。
木村昴 母親も応援!ジャイアン声優の苦悩
国民的キャラを背負った木村昴さん。世間から「新しいジャイアン」を受け入れてもらえない日々が続きました。
「似てない!」「違和感でしかない」「絶対に観ない」「ニセモノ」
それでいてスタッフからは「ドラえもん中心の人生を送ってほしい」 と、女性関係やタバコ、お酒などを固く禁止されたといいます。そんな辛い日々を支えたのが母・克美さん。
木村昴さんは子供の頃からよく言うことも聞くし、素直で本当に手のかからない子だったそう。木村昴さんもまた母親を尊敬しており、反抗することはなかったようです。
木村昴:「お母ちゃんは大好きです(笑)」
しかし過去に1回だけ、母親が学校に呼び出されたことが…
先生:「昴くんが教科書におっぱいの絵ばかり描くんです。家庭でも教育してください。」
母親は「どれ、見せてごらんなさい」「たいしたもんじゃないの、上手に描けるのね」と返したそう。そんな事実を知られ恥ずかしかったようですが、母親がしっかり守ってくれていると愛情を実感。
木村昴:「(ミュージカル「アニー」の時、) 両親もすごく応援してくれていました。」
国民的キャラであるジャイアンの重圧は、両親の陰ながら応援で支えられていました。2014年1月25日には、木村昴さんが自身のTwitterにて母親と映画鑑賞したことを報告しています。
昴が吹き替えで出演している「エンダーのゲーム」を母親と鑑賞!ディズニー映画に出るなんてスゴいーー エンドロールに名前が出た時は感動しちゃったぜ(=´∀`)人(´∀`=) そして母親との映画いつ以来だろう…良い時間だった ♪
木村昴 父親は現在 大学教授【画像】
木村昴さんの父親・ヨズア・バルチュさんは、1990~1997年まで「ライプツィヒ歌劇場」でオペラ歌手として活動。
1997年の引退後以降は東京に拠点を移し、東京フィルハーモニー、新日本ハーモニー、東京交響楽団などの舞台やコンサートで専門用語(ドイツ語)を教えながら、若手声楽家にもドイツ語やラテン系言語の発声法を指導していました。
1998年以降はNHKテレビ、ラジオのドイツ語講座に歌手および講師として出演し、2004年~2015年に「友愛ドイツ・リート・コンクール」で審査員も務めています。
そして現在は武蔵野音楽大学に准教授として在籍。武蔵野音楽大学のホームページには、指導陣紹介として父・ヨズア・バルチュさんの情報が記載されています。
【 木村昴 父親・ヨズアさんの学歴 】
1987~1991年 ライプツィヒ・フェリックス・メンデルスゾーン=バルトルディ音楽大学にて声楽・音楽史・歌唱発声法等を学び、同大学卒業。歌手国家試験に合格
2013年4月8日、木村昴さんは自身のTwitterにて父親の画像を投稿。左側にいるのがロックバンド好きの父・ヨズア・バルチュさんですが、たしかにワイルドな印象ですね。
【 木村昴さん 公式Twitterより 】
この春からの新しいドイツ語講座でナレーションを担当させて頂いております!そしてなんと、スタジオの講師には父親のヨズアも出演をしています(笑) まさかの親子共演。良ければ是非見てください! pic.twitter.com/wLpC8UpCTu
— 木村昴 (@GiantSUBAru) April 8, 2013
木村昴さんは父親と母親の離婚を経験するもしっかりと愛情を受け、芸能界で大活躍。2022年に「鎌倉殿の13人」で大河ドラマデビューし、2023年も大河ドラマ「どうする家康」に出演しています。
NHKの大河に出られれば一人前の俳優。父・ヨズア・バルチュさん、母・木村克美さん、妹・木村飛鳥さん、家族みんなとても喜ばれたでしょうね。
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木村昴 プロフィール
本名・スバル・サミュエル・バーチュ ※日本名:木村 昴
生年月日・1990年6月29日
出身地・ドイツ、ザクセン州ブランケンブルク
血液型・O型
身長・183センチ
学歴・東京都立晴海総合高等学校、亜細亜大学中退
木村昴さんはドイツ人の父と日本人の母を持ちハーフ。ドイツで生まれ、7歳の時に日本へ移住。母親の勧めで劇団日本児童へ所属します。2002年、ミュージカル「アニー」にタップダンサーとして出演しました。
小学生時代に羽賀研二さんに似ていることで、ものまね番組「まねキン」に出演。スタジオを沸かせています。
2005年、14歳の時にアニメ「ドラえもん」にて、初代ジャイアン声優・たてかべ和也さんに代わり、2代目ジャイアン声優に抜擢。
以後、数々の映画やドラマ、そしてナレーションやラッパーも務め、大物声優の道を歩んでいます。
さらに2017年にスタートした音楽原作キャラクターラッププロジェクト “ピプノシスマイク” のメンバーに。ライブを開催するとチケットは即完売。
2019年、第13回声優アワードにて「ヒプノシスマイク」として歌唱賞を受賞しました。2023年、NHK大河ドラマ「どうする家康」に出演。