久石譲 妻 藤澤文女は社長 娘は城田優兄と結婚「死ぬまで続けていく」

音楽

 

久石譲さんが結婚した妻・藤澤文女さんは作曲家であり、所属事務所「株式会社 ワンダーシティ」の代表取締役社長。取材では1歳年下である妻との馴れ初めや自宅生活を明かしている。

妻・藤澤文女さんの陰ながらの支えとは…

久石譲さんの娘・麻衣さんは日テレ「深イイ話SP」にて密着取材を受け、結婚した夫・丹波大さんや子供との自宅生活を告白した。その仰天生活とは…

【 久石譲さん 公式Twitterより 】

 

久石譲 妻・藤澤文女は作曲家

「久石譲」という名前は大学時代に友人と考えた芸名で、本名は「藤澤守 (ふじさわ まもる)」。当時活躍していたアメリカの音楽家「クインシー・ジョーンズ」をもじったそうです。

結婚した妻は「藤澤文女 (ふじさわ ふみめ) 」といい職業は作曲家。年齢は久石譲さんより1歳年下で、夫婦共に国立音楽大学を卒業しました。

2人は1985年に放送された TVアニメ「炎のアルペンローゼ」にて楽曲を提供。このアニメのサントラ盤よりオーケストラアレンジしたものを収録し、シンフォニーアルバムを制作しています。

「アルペンローゼ」シンフォニー編解説

最近にしては珍しい本格的なドラマ・ヒロイン”ジュディ”は、あくまで純粋、かわいくてけなげ(今時いるか?そんなオンナ!)そのうえ記憶喪失で思いっきり星目がち、思わず音楽を引き受けてしまった。

1985.5 プロデューサー久石譲(CDライナーノーツ より)

全9曲のシンフォニーアルバム。3曲目と4曲目は妻・藤澤文女さんが学生時代に作ったそうで、この他にも3曲を手掛けています。

  • 1曲目. 「オーストリア交響曲第1楽章」作曲:藤澤文女 編曲:平部やよい
  • 7曲目.「幼な心」作曲:藤澤文女 編曲:藤澤文女
  • 8曲目. 「若草の願い」作曲:藤澤文女 編曲:藤澤文女

また、2001年に久石譲さんが映画監督を務めた「Quartet カルテット」では、妻・藤澤文女さんが製作総指揮として参加。

劇中では「となりのトトロ」や「HANA-BI」など、久石譲さんが作曲した音楽を弦楽アレンジしたものが流れています。この映画は「モントリオール映画祭ワールドシネマ部門」の招待作品となりました。

主演は袴田吉彦さんが務め、他に桜井幸子さん、大森南朋さん、三浦友和さん、石丸謙二郎さんが出演。久石譲さんが初めて映画監督を務めたことで注目を集めています。

このように、妻・藤澤文女さんとはこれまで数々の仕事を共にしました。

 

久石譲 妻・藤澤文女は現在社長

妻・藤澤文女さんは、1982年に久石譲さんが立ち上げた事務所「株式会社 ワンダーシティ」の代表取締役社長。

妻・藤澤文女さんが社長を引き受け、しっかりと経営されているからこそ、久石譲さんは素晴らしい活躍ができるようです。

「ワンダーシティ」を設立したこの年に、ファーストアルバム「INFORMATION」をワンダーシティ・オーケストラ名義でリリース。ソロアーティストとしての活動を開始しました。

◆株式会社ワンダーシティ

設立:1982年(昭和57年)7月1日

代表者:代表取締役 藤沢文女

場所:東京都港区西麻布4-20-3 西麻布HOUSE 202

事業内容:音楽家 久石譲のマネジメント、アーチストのマネジメント及びプロモート、音楽プロデュース・制作、音楽出版、著作権管理、イベントプロデュース・制作、映像制作

妻・藤澤文女さんの陰ながらの支えは大きいでしょうね。

【 「株式会社 ワンダーシティ」グーグルマップより 】

 

久石譲 妻・藤澤文女との結婚馴れ初め「死ぬまで続けていく」

2017年3月31日、「NIKKEI STYLE~あの人が語る 思い出の味~」のインタビューにて、久石譲さんが妻・藤澤文女さんとの馴れ初めを明かしました。

久石譲:「1歳下の妻とは国立音大で出会った。」

同じ国立音楽大学の作曲科だったのか、サークルが一緒だったのか、詳しいことは触れていませんが、学生生活を共に過ごす中で惹かれあったようです。

2人は大学を卒業した直後に入籍。国立音楽大学のホームページには、久石譲さんが音楽を「死ぬまで続けていく」と決意を明かしました。

「音楽は私のライフワーク。中途半端で終えるのではなく、死ぬまで続けていくものと考えています。私が音楽家になろうと決心したのは、実は3歳の時なんです。そしてその翌年からヴァイオリンを習い始め、以来、私の音楽に対する姿勢は何も変わっていません。」

引用:2017年3月31日、「NIKKEI STYLE~あの人が語る 思い出の味~」

このような久石譲さんの音楽に対する姿勢を妻・藤澤文女さんが理解し、尊重しているようです。

今でも新しい音楽に出会えた喜びや、音楽に感動する心を持ち続けているという久石譲さん。大学時代、妻・和由布子さんとこうした感動を共有したことで意気投合したのかもしれません。

 

久石譲 妻・藤澤文女との結婚生活「1日2食」

前述した「NIKKEI STYLE~あの人が語る 思い出の味~」のインタビューでは、妻・藤澤文女さんとの結婚生活についても語りました。

結婚直後から始め、43年間続けているという「1日2食」。これまで小さな病気ひとつしないのは、妻・藤澤文女さんの家庭料理のおかげだといいます。

久石譲:「しっかり食べれば1日2回で十分。3回も食べていたら過食になってしまう。」

ときには深夜まで続く作曲の仕事で夜型人間に。妻や子供たちと朝食を摂ることはほとんどないのだとか。遅い朝食は朝昼兼用で、妻・藤澤文女さんが作り置きしてくれた手料理を電子レンジで温め直したもの。

食事はどれも栄養バランスの整った料理ばかり。繊維質や海産物が多いメニューで、ワカメやホウレン草が入った味噌汁に七分づき米のご飯。そして焼き鮭やサバの味噌煮が添えられているとのこと。

ゴボウやニンジン、椎茸などを酢飯に混ぜたちらし寿司も大好物だといいます。

久石譲:「食卓に出されるまま何も考えることなく料理を食べてきた。」「(今、健康なのは) 毎日、健康食を食べてきたおかげ。」

結婚生活では、生まれ育った環境の違いから価値観が合わずにケンカをすることもしばしば。しかし、妻・藤澤文女さんは売れない時代を支えてくれた恩人なのだとか。

久石譲さんはあらためて今の健康を見つめ直し、妻・藤澤文女さんの日頃の手料理に感謝しました。さらにインタビューでは久石譲さんに「最後の晩餐」について質問。妻・藤澤文女さんにとっては大変うれしい言葉となっています。

久石譲:「洋食も嫌いじゃないけど、日本人だからやはり最後は和食がいいかな。頭に浮かぶのは、いつも食べ慣れている女房の手料理。豆腐と薄味の味噌汁に温かい白米か炊き込みご飯、そこにお新香や焼き魚、煮魚が付いているような普通の朝食が落ち着きます。」

この言葉は、妻・藤澤文女さんに対する思いが総括されているような気がします。久石譲さんは実際のところ愛妻家なのではないでしょうか。

 

久石譲 妻・藤澤文女との子供は何人いるのか~名前・年齢・職業

久石譲さんと妻・藤澤文女さんの間には子供が2人、息子の藤澤真木さんと娘の藤澤麻衣さんがいます。

現在、息子・藤澤真木さんは久石譲さんの右腕とも言われ、事務所「株式会社 ワンダーシティ」の業務に携わっており、娘・藤澤麻衣さんは歌手「麻衣」として活動。

年齢に関しては娘・麻衣さんのみ 43歳であることが分かっています。( 2023年4月時点 ) 藤澤家は家族で協力し合い、音楽のプロフェッショナルとして活躍中。

娘・麻衣 プロフィール

本名・藤澤麻衣 (ふじさわ まい)

別名・うたうまい ※ 童謡を広める活動をする時

生年月日・1979年8月15日

学歴・成城大学卒業

 

久石譲 娘・麻衣の歌手活動~経歴~

娘の麻衣さんは幼い頃から音楽活動に取り組んでいます。2歳からピアノを始め、4歳の時には映画「風の谷のナウシカ」の劇中歌、“ナウシカ・レクイエム” を歌い注目を集めました。

「♪ラン、ランララ、ランランラン~」と、透き通った女の子の歌声は印象的ですよね。

6歳で「NHK東京放送児童合唱団」に入団しコーラスグループに参加していましたが、本格的に歌手を目指したのはアメリカ留学を経てから。そんな帰国子女の麻衣さん、現在までの活躍に仰天です。

【 娘・麻衣 経歴 】

  • 2005年、韓国興行収入第1位となった韓国映画「トンマッコルへようこそ」で、テーマ曲を歌いソロ活動を本格化。
  • 2007年、日産スカイラインCM曲「I will be」を久石譲さんと合作。作詞と歌を担当。
  • 2009年、サントリー天然水のCM曲の歌唱を担当。
  • 2011年、全世界で公開された映画「ハリーポッターと死の秘宝 Part 2」のオープニングにソロ・ヴォーカルとして参加。
  • 2014年、久石譲さんの出身地、長野県中野市で中野市音楽親善アンバサダーに任命される。
  • 2015年、アルバム「空みあげて」を発売。
  • 2018年、ゲーム「二ノ国II レヴァナントキングダム」の エンディングテーマ「希望の未来」麻衣 with 久石譲。
  • 2022年、アルバム「Beautiful Harmony」を発売。(コーラスグループ「Little Carol(リトルキャロル)」)

現在も女性コーラスグループ「Little Carol(リトルキャロル)」に所属し、童謡を広める活動を行っています。

 

久石譲 娘・麻衣が結婚した夫は城田優の兄・丹波大

娘・麻衣さんが結婚した夫は、俳優の城田優さんの兄である丹波大 (にわ だい) さん。5人兄弟で大家族として知られています。

丹波大さんの母親はペピー・フェルナンデスさんというスペイン人。丹羽大さんはハーフで、5人兄弟の長男です。

  • 長男・丹羽大 
  • 長女・マリア 
  • 次男・城田純 
  • 三男・城田優   
  • 次女・吉村リナ

母親のペピーさんは、これまで4回結婚しています。丹羽大さんと長女は初婚の時の子で、次男と三男は2回目の時、次女は4回目の結婚時に生まれたとのこと。父親は違えど仲が良く、家族そろってテレビ番組に登場することも。

◆丹羽大 (にわ だい) プロフィール

生年月日・1977年2月17日

出身地・愛知県名古屋市

学歴・復旦大学(中国・上海)卒業

戦国武将・丹羽長秀の末裔だという夫・丹波大さん。中学時代はバルセロナで過ごしました。2012年より広告代理店の「北京デルフィス博報堂」に勤め、2016年3月に退社。

2016年7月、参議院議員選挙で神奈川選挙区 「おおさか維新の会」の公認新人候補として出馬しましたが、惜しくも落選。現在は離党するも勉強を積み重ね、講演会を開くなど熱いメッセージを届けています。

【 次男・城田純さん「JUNBOPEACE」公式Twitterより 】

 

久石譲 娘・麻衣の結婚生活・馴れ初め「深イイ話」

麻衣さんは2018年6月に丹羽大さんと結婚しました。馴れ初めは、2017年9月に開かれた食事会で、丹羽大さんが知人から麻衣さんを紹介されたこと。会話をしていく中で、麻衣さんの方が丹波大さんに惹かれていったのだとか。

丹羽大さんとは価値観が同じで麻衣さんと同様に海外経験が豊富。さらに聞き上手だったそうです。「この人とならずっと一緒に居られる」と思い、麻衣さんから逆プロポーズ。

2017年末、丹羽大さんは麻衣さんの父親・久石譲さんの元へ挨拶に訪れ、結婚の了承を得ました。この様子は「週刊新潮 2019年1月3・10日 新年特大号」(12月26日発売)に、“久石譲の愛娘 麻衣さんの結婚” として掲載されています。

2019年12月23日放送の日テレ「深イイ話 2時間SP」では麻衣さんが密着取材を受け、結婚生活を公開!

現在も歌手として世界を飛び回っている麻衣さん。小さい子供を育てながら活動できるは、国内外問わず仕事場に丹羽大さんが同行しているからだといいます。

丹羽大さんは自身のコンサルティングの仕事をセーブし、ほぼ専業主夫として家事や育児を務めていました。

丹羽大:「(麻衣が) 色々やりたいことも、うまく仕事につながるんであれば、それはそれで僕ができることはやる。」

優しい丹羽大さんのこうした思いやりは、母親・ペピーさんの「家族はONE TEAM!」という心得から来ているようです。「みんなで助け合うことが当たり前」という家訓は素敵ですね。麻衣さんは最高の旦那様を見つけました。

 

久石譲 娘・麻衣の子供~城田優インスタにて~

2018年6月に入籍した麻衣さんと丹波大さん、翌年6月に子供が誕生しています。目がパッチリとした美形の息子で、名前は太郎くん。

2020年1月2日、城田優さんが自身のインスタグラムを更新し、兄・丹羽大さんの息子との写真と動画を公開しました。叔父と甥っ子という関係。4コマ漫画風でキュートなやり取りを見せています。

その後、2021年7月13日には甥っ子を「高い高い」している瞬間を撮影した4枚の連続写真を投稿。

城田優:「おれの”高い高い”は本当に高いよ。」

城田さんの身長は190cm。甥っ子は2m以上の高さまで浮き上がり天井に触れそう!? 2022年2月17日には「#今日は兄の誕生日 」と添え、甥っ子が「パパのハッピーバースデーは一日1個」と語る可愛らしい動画を投稿しました。

2歳半にしてはよく喋るようで、成長をしみじみ実感している様子。城田優さんは甥っ子を溺愛しているようです。

【 城田優さんのインスタグラムより 】

 

久石譲さんはたびたび見せる笑顔が素敵ですよね。現在、妻の支えを得ながら温かい家族に囲まれ、コンサードなどで活躍中。今後もお元気で、素晴らしい楽曲を世界に届けてほしいですね。

 

久石譲 (ひさいし じょう) プロフィール

本名・藤澤 守(ふじさわ まもる)

生年月日・1950年12月6日

出身地・長野県中野市

血液型・B型

学歴・長野県須坂高等学校、国立音楽大学作曲科卒業

大学在学中より現代音楽の作曲家として活動を始め、多くのコンサートの作曲・演奏・プロデュース等を担当。現在は日本を代表する作曲家、編曲家、指揮者、ピアニスト。

「風の谷のナウシカ」「となりのトトロ」「千と千尋の神隠し」「崖の上のポニョ」など、多くのスタジオジブリ作品の音楽を手掛けています。他には「金曜ロードショー」のオープニングテーマや、サントリー「伊右衛門」のCMテーマ曲なども。

1982年、ファースト・初ソロアルバム「INFORMATION」をリリース。1992年より「日本アカデミー賞最優秀音楽賞」をはじめとした数々の音楽賞を受賞しました。

2023年、「久石譲&ワールド・ドリーム・オーケストラ」としてコンサートを開催。意欲的に国際プロジェクトのプロデュースも進めています。

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