栗原はるみ 夫に涙「徹子の部屋」職業・依存・子供や孫との現在

芸能

 

2019年12月3日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に栗原はるみさんが出演し夫・栗原玲児さんへの思いや結婚生活を告白。年齢差14歳の夫婦には子供が2人、現在は息子や娘も料理家となり孫も誕生。

夫の職業は実業家で元タレント。肺がんの病気が死因となり2019年8月3日に他界されました。依存するほどの愛、夫を思う日々とは…

 

栗原はるみ 夫・栗原玲児の職業は実業家

栗原はるみさんは子供の頃、実家が経営する印刷業で生計を立て暮らしていました。順調に短期大学を卒業すると、21歳の時に栗原玲児さんと出会います。

そして1973年、26歳で結婚しました。夫・栗原玲児さんは、過去に歌手の坂本スミ子さんと結婚していたので2度目の結婚。

夫・栗原玲児さんは出会った当初、キャスターや司会者を務めておりワイドショーの草分け的存在でした。「モーニングショー」のサブ司会者、「スター千一夜」のインタビュアーなどを務め、バラエティー番組でも活躍。NHKから民放に転身した元タレントです。

栗原はるみさんと結婚すると芸能界の第一線から退かれ、実業家に転身。理由は妻を助けるためでした。

芸能界を退いた後は、栗原はるみさんと一緒に「株式会社ゆとりの空間」を主宰し、代表取締役を務めています。(現在は息子の栗原心平さんと栗原はるみさんが代表者です)

 

栗原はるみ 料理家のきっかけは夫・栗原玲児

結婚後、10年ほど専業主婦を続けていた栗原はるみさん。思いがけない夫の言葉によって料理家になったそうです。

「ぼくを待つだけの女性であってほしくない、社会に出てみなさい」

毎日、夫と子供のことだけを考える日々。そんな様子を見た夫が「もっと自主性を持って、一人の人間として成長してほしい」と思い、発した言葉だといいます。

自宅によくスタッフを連れてきた夫。栗原はるみさんのおもてなし料理が好評で、料理番組の裏方仕事の依頼が来ました。

今では年間およそ400種の料理を考案しているという栗原はるみさん。料理研究家として人気になったのは、夫の後押しのおかげだといいます。作った料理ほぼ全てを夫が試食。アドバイスや判断を受けてきたのだとか。

料理の出来栄えによって褒め言葉を変えてくれたそうです。こうした言葉はモチベーションにつながりますよね。過去、最上級の褒め言葉をもらったのはポテトサラダ。

夫からベリーグッドをもらうまで何度も作り直したといいます。夫の喜ぶ顔が、栗原はるみさんの「料理好き」の原点のようです。

 

栗原はるみ 夫・栗原玲児に涙「徹子の部屋」

2019年12月3日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に料理家の栗原はるみさんが出演。亡き夫・栗原玲児さんへの思いや結婚生活を明かしています。

タバコが好きだったという栗原玲児さんは、2019年8月3日に肺がんのため 85歳で他界。闘病中は栗原はるみさんが 1人で自宅介護していたとのこと。

「徹子の部屋」では闘病生活を語り、夫・栗原玲児さんの懐かしい映像が流れ、涙を流す場面も。明るく元気な料理家として振る舞っていた栗原はるみさんですが、陰ではこのような辛い出来事がありました。

涙の理由は視聴者の誰もが納得。夫・栗原玲児さんは栗原はるみさんに対して、愛情深いの言葉を数々伝えていたのです。

◆夫の優しい言葉の数々

夫・栗原玲児さんが亡くなった後、闘病中に夫が書いていた手紙が出てきたといいます。そこには栗原はるみさんを褒め称える言葉や感謝の気持ちが記されていました。

さらに栗原はるみさんが料理家として有名になり、仕事で帰宅が遅くなった時にも、先に就寝した夫から置き手紙が…。

「11時半まで待ってたけど、先に寝ます。お疲れさま。おやすみ。Love! R (玲児のR)」

「全部とても美味しかったよ!いろいろ工夫してくれて有難う!!感謝しています。・・・でも、あまりにも旨すぎて、食べ過ぎが心配? R (玲児のR)」

こんなにも言葉を伝えてくれる旦那様がいるなんて…夫・栗原玲児さんは優しいですね。その当時は、つい日常生活に追われてちょっとした事と思いがちですが、今となっては宝物。

こうして今も料理家として第一線で活躍できるのは夫・栗原玲児さんが残した手紙のチカラもあるのではないでしょうか。

 

栗原はるみ 夫・栗原玲児に依存するほどの愛

2020年2月1日掲載の「朝日新聞デジタル」には、さらなる夫・栗原玲児さんへの思いが明かされました。「泣きすぎて目の粘膜が弱ってしまった」と話すも、周りの人たちに支えられた感謝を伝えています。

結婚生活46年。ずっと一緒に過ごしていた夫・栗原玲児さんがいなくなり、その寂しさから不眠や食欲不振が続いたのだとか。そのせいで体重は5キロ減り、抜け殻のようになってしまったとのこと。

そんな死別からなかなか立ち直れずにいたある日、息子さんが「抜け殻みたい。おやじに依存していたんだね」と一言。

この時、「自分は夫に精神的に依存していたんだ」と気づき、料理家になるきっかけとなった夫・栗原玲児さんの言葉を思い出したそうです。

「ぼくを待つだけの女性であってほしくない、社会に出てみなさい」

料理に関しては夫・栗原玲児さんの意見を一番大切にしてきたのだとか。それは、夫がプロデューサーのような立場でずっと一緒に過ごしてきたから。

生前は夫婦で買い物に出かけ、洋食に関しては夫から教わったという栗原はるみさん。今でも夫・栗原玲児さんの存在感は変わらないでしょう。

 

栗原はるみ 夫・栗原玲児との子供や孫の現在

栗原はるみさんには、3歳違いの2人の子供がいます。母親の背中を見て育った娘と息子。同じ料理家の道へ進まれました。

娘・栗原 友(くりはら とも)

1975年生まれの長女は、レストラン「APONTE」のOKAMI。ファッション誌のフリーライターや、アタッシュドプレス、衣食住コンシェルジュなどの執筆活動を経て料理家として活躍しています。

現在、留学先や旅行で訪れた時の海外料理を、国内でも楽しめるようにアレンジし、レシピを考案しているのだとか。結婚されており、娘さんがいらっしゃいます。

息子・栗原 心平(くりはら しんぺい)

1978年生まれの長男は、料理家で実業家。現在、栗原はるみさんと共同で「ゆとりの空間」の代表取締役を務め、経営にも携わっています。

子供の頃から料理が得意で、料理家としてテレビや雑誌などを中心に活動。結婚されており、息子さんがいらっしゃいます。

栗原はるみさんは今、料理がとても上手なおばあちゃん。 美味しいお菓子はきっと、孫の心にずっと残り続けるでしょうね。

夫・玲児さんも孫を可愛がっていたとのこと。しかし、ここでも愛妻家!?

栗原玲児:「孫は可愛いけど、普通のおじいちゃんのようにベッタリするのは好きじゃない。君 (はるみ) さえ居ればいい。」

日頃、よく言っていた言葉なのだとか。心の底から栗原はるみさんを愛していたのですね。わたしも「徹子の部屋」を一緒に涙を流しながら拝見しました。

 

栗原はるみ 夫・栗原玲児も食した?塩クッキーのレシピ

最後に日テレ「おしゃれイズム」で、女優の石田ゆり子さんが絶賛し、栗原はるみさんに教わりに行ったという、塩クッキーのレシピをご紹介します!

ほどよい歯ごたえと甘さの中に、後から効いてくる塩が最高にマッチするのだとか。塩クッキーのレシピは、「ゆとりの空間」オフィシャルサイトに掲載されています。

塩クッキーレシピ「ゆとりの空間」オフィシャルサイト 

亡き夫・栗原玲児さんとの思い出を胸に、今後も料理家として活躍される栗原はるみさん。また癒えない寂しさでお辛いかと思いますが、応援していきたいですね。

 

栗原はるみ プロフィール

本名・栗原 はるみ(くりはら はるみ) 旧姓:菊間はるみ(きくま はるみ)

生年月日・1947年3月5日

出身地・静岡県下田市

血液型・不明

身長・不明

学歴・静岡県立下田北高等学校、成城大学短期大学部

2004年、アドバイザーとして大ヒット商品のデザート「栗原さんちのおすそわけ」のプロデュース。Webサイトには毎月「栗原はるみのミルクレシピ」を掲載。

「ごちそうさまが、ききたくて。」や「もう一度、ごちそうさまがききたくて。」はベストセラーとなりました。他も含めるとこれまでの著書は100冊を超え、3000万部を発行。

2004年9月、コンランオクトパス社より英語版レシピブック「Harumi’s Japanese Cooking」を世界8ヶ国で発売し、2004年度の 「グルマン世界料理本大賞」を受賞しています。

NHKワールドテレビ 「Your Japanese Kitchen」で世界に向け、日本の家庭料理を発信。これにより、グルマン世界料理本大賞「2009年度世界のテレビ料理番組で最も活躍した料理家」を受賞しました。

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