北大路欣也 妻・古屋祥子は6歳下「老人ホーム入居理由は妻の心配」現在の私生活

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北大路欣也さんは1977年11月12日、13年の交際期間を経て34歳の時に6歳年下の一般人女性、古屋祥子さんと結婚。馴れ初めは15歳の時の出会いでした。

2人に子供はおらず現在は妻と共に老人ホームに入居し生活しています。自宅を持たず老人ホームで暮らす理由とは…

 

北大路欣也 プロフィール

本名・淺井将勝(あさいまさかつ)

生年月日・1943年2月23日

出身地・京都府京都市

血液型・A型

身長・174センチ

学歴・早稲田大学第二文学部演劇専修

父親は東映時代劇全盛時代の映画名俳優、市川右太衛門さん。1956年、映画「父子鷹」で勝海舟の少年時代を演じ、父親に付き添われて役者デビューしました。

父親は東映役員を兼務しており、北大路欣也さんは御曹司としてキャリアを積みます。1963年に「海軍」で映画初主演。1968年、25歳にして大河ドラマ「竜馬がゆく」の主役に抜擢されました。その後、大河ドラマの常連役者に。

当初はテレビ時代劇・舞台を中心に活躍していましたが、現在はドラマ「刑事7人」や「記憶捜査〜新宿東署事件ファイル〜」シリーズで活躍。さらにソフトバンクモバイルの白戸家シリーズのCMにて、お父さん犬「カイ君」の声を務め注目を集めました。

2023年、映画「THE LEGEND & BUTTERFLY」に出演し、話題となっています。

 

北大路欣也 結婚した妻・古屋祥子は6歳下

北大路欣也さんは1977年11月12日、34歳の時に古屋祥子さんという方と結婚しました。年齢が6歳年下ということは分かっていますが、一般女性のため職業や家柄など詳しい情報は非公表とされています。

ネット上には古屋祥子さんが貿易会社の社長令嬢で、慶応大学を卒業しているとの情報がありますが、大手メディアに取り上げられるような信ぴょう性の高い情報は見つかりません。プライベートについては、これまでほとんど公言されていないようです。

1977年8月、映画俳優として活躍していた北大路欣也さんは、古屋祥子さんと共に結婚記者会見で喜びを語っています。妻となる古屋祥子さんもまた結婚への思いを明かしました。

古屋祥子:「北大路様は純粋で人間味がある人…彼のロマンスも気になりませんでした。」

北大路欣也さんの若い頃はとてもハンサムで、当時は女性から大人気。「彼のロマンス」という言葉が気になりますが、古屋祥子さんはそれさえも超越するほど愛したようです。

2人は北大路欣也さんの母校である暁星学園内の聖堂で挙式。結婚式を終えた後、カメラマンにより撮影された写真がメディアで公開されました。

北大路欣也さんは黒のタキシード姿、古屋祥子さんは純白のウェディングドレス。披露宴は1977年11月13日に東京・虎ノ門のホテルオークラで行われています。古屋祥子さんは長い黒髪を後ろにまとめたヘアスタイルで、聡明な女性といった印象です。

 

北大路欣也 妻・古屋祥子との馴れ初め

北大路欣也さんは15歳の時、まだ9歳だった古屋祥子さんと出会いました。初めて古屋祥子さんを見た時、北大路欣也さんは衝撃を受けたといいます。

「この人こそ理想の妻」

こうした印象を持ち、古屋祥子さんを見初めました。思いを寄せ続け、21歳になった北大路欣也さんは15歳になった古屋祥子さんとの恋を実らせ交際をスタート。

13年間という長い交際期間を経て、1977年11月12日に入籍しました。結婚後、古屋祥子さんは「欣也さま」と呼び、夫婦一緒にゴルフへ出かけたり、サイクリングをするなど仲良し夫婦として知られています。

北大路欣也さんが海外ロケに行く際は、「妻を連れていく」と古屋祥子さんを大切にする姿も。入籍以降、北大路欣也さんには浮気や不倫などの情報は一切なく、古屋祥子さんのことを今も一筋で愛し続けています。

 

北大路欣也 妻・古屋祥子への愛妻家エピソード

北大路欣也さんは2007年、紫綬褒章の受賞記念パーティに出席しました。受賞の席では、俳優人生を支えてくれた妻に対して感謝の気持ちを明かしています。

「30年にわたって支えてくれた妻のおかげです。」

また、2022年7月15日の「本と話」のインタビューでは理想の老後について触れています。

「三屋清左衛門残日録」シリーズの第一話から出演している北大路欣也さんは、この年代になったからこそできる役だったと振り返り、それが70代前半で出会えたことはとてもラッキーだったと話しました。理想の老後を「清左衛門」という役を通して表現できたそうです。

「清左衛門」は、妻を先に亡くした寂しさはあるものの、そこを妻がきちんとフォローしてくれているという役どころ。

北大路欣也:「なんて幸せな老後だろうと思いますね(笑)」

例え妻の古屋祥子さんが旅立ったとしても、妻の存在を感じられるものや愛情を感じる思い出があれば、北大路欣也さんは幸せを感じた老後を送れるようです。

そんな愛する妻がそばにいてくれることで、現在も役者として頑張り続けられるのかもしれません。

北大路欣也:「先人が築いた宝の山を子供の頃から見て育ってきた。だからそれを作り続けるのは、この仕事に就いた者の使命。少し無理をしてでも先人の後を追いかけ、教えてもらったものを再生していかないと」

さらに、2022年7月スタートのドラマ「刑事7人」の制作発表会見でも愛妻家といえる発言がありました。

報道陣に特製カレーを振る舞ったこの日、サッカーのワールドカップロシア大会でベスト16入りを果たした日本代表が、試合後に疲労回復のためにカレーライスを食べることがあるという話に。

日本代表がロシアから帰国したことで、出演者が「海外から戻ってきて食べたいものは?」という質問に答えました。

「お寿司」と即答した主演の東山紀之さん。それに対して北大路欣也さんは「家内が作ったものなら何でもいい」と言い、東山紀之さんは「同じことを言えば良かったと反省しています(笑)」と一言。

この言葉からも、北大路欣也さんが常に妻を思い過ごしていることがうかがえました。

 

北大路欣也 妻・古屋祥子と老人ホーム暮らし

2015年、北大路欣也さんと古屋祥子さんが夫婦一緒に介護付き有料老人ホームで暮らしていることが報道されました。

入居は2014年頃からで場所は都内にあるとのこと。高級ホテルのような豪華なこの老人ホームは、ロビーには高級ソファが並び、食事は都会の夜景を見下ろすダイニングで専属シェフの手による日替わりメニューが味わえるのだとか。

さらにジャグジーやラウンジなども備わっているようです。入居者にはホームドクターと専属の看護師が付いており健康管理は万全。いざ介護が必要になった場合でもケアスタッフによる介護を受けられるといいます。

ここまで至れり尽くせりですと料金が気になりますが、報道によると入居時に一時金として数千万円、その他の食費などが月々数十万円になるとのこと。

介護保険による介護サービスの提供を前提としているため、被保険者となる65歳以上であれば誰でも入居可能。北大路欣也さんは入居時に自立した生活が送れているので「自立型タイプ」に入居されている可能性が高そうです。

実際に利用する方にもこうした老人ホームは好評。手厚い介護や看護体制を敷いていて、食事のメニューも本人の体調に応じてアレンジしてくれるなど、費用に見合った満足感があるのだとか。

北大路欣也さんは愛する妻と安心感を得ながら暮らしているようです。

 

北大路欣也 妻・古屋祥子「老人ホームの理由は妻の心配」

現役で主演もこなす北大路欣也さんですが、老人ホームを選ぶには理由があるようです。

  • 両親との経験

1999年に父親が他界すると、北大路欣也さんの両親が老人ホームに入所していることが発覚。当時、嫌がる父親を入居させ「姥捨て山に捨てた」と批判されてしまいました。

実際は母親の足が不自由になり、ガス器具や電気製品の取り扱いに不安が生じる状況。都心のマンション暮らしだった両親が危なっかしい生活を送っていたことで、老人ホームに入居させたといいます。

預けっぱなしではなく、最期まで両親の面倒を見ていた北大路欣也さん。2022年、「婦人公論」のインタビューにて「両親のことが毎日心配でたまらず、お互いに不安を抱えて生活していくのはマイナスじゃないかと考え、老人ホーム入居に至った」と明かしています。

このような出来事から高齢になった妻のことも心配に。

  • 妻を心配

2015年6月1日の「NEWSボストセブン」にて、北大路欣也さんの知人がこのように明かしました。

彼は仕事が忙しくて、しょっちゅう家を空けなければならない。奥さんは6歳年下で健康にも問題ないようですが、愛妻家の北大路さんとしては自分の留守の間に妻に何かあったらと心配でならない。

それで万が一の時でも安心なホームに入ることを決めたようです。

引用:2015-06-01「NEWSボストセブン」北大路欣也 愛妻との老人ホーム入居決断させた両親との経験

北大路欣也さんは「老い」を感じ、妻のことも考えて老人ホームの入居を決断したようです。

 

北大路欣也 妻・古屋祥子との子供は誕生せず

北大路欣也さんは21歳の時に古屋祥子さんと結婚していますが、これまで子供は誕生しておらず、子供がいない理由については明らかになっていません。

2人には子供がいませんが、今の時代は「子供がいるから老後は安心」ということでもなさそうです。不景気や物価の上昇から、子供たちは自分の生活で手一杯。

「老後は自分たちのチカラで」と、子供に迷惑をかけないよう考える高齢夫婦が多いとのこと。とくに子供がいない夫婦にとっては「何かあった時は誰が見てくれる?」という不安が大きいのではないでしょうか。

住み慣れた街で暮らすのもいいですが、好きな街でサービス付き高齢者住宅に入居し、老後の楽しみとしたライフスタイル。そうした意味でも老人ホームの入居は、北大路欣也さんにとって有意義なものかもしれません。

子供はいなくても、施設のスタッフと信頼関係が築ければ、同じような安心感を得られそうですね。今後も古屋祥子さんと穏やかな生活を送り、ドラマや映画で熱い演技を見せてほしいですね。

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