WBA・IBF世界バンタム級チャンピオンの井上尚弥選手。6月30日(日)、大橋秀行会長と共にフジテレビ放送の「ジャンクSPORTS 師匠と弟子SP」に出演しました!
ロドリゲス戦においてリング上で考えていたことや、次戦の思いを激白!現在の深刻な悩みを打ち明けています。
フジテレビ「ジャンクSPORTS」
プロフィール
井上 尚弥(いのうえ なおや)
生年月日・1993年4月10日
出身地・神奈川県座間市
血液型・A型
身長・165cm
学歴・神奈川県立新磯高校 ( 現:神奈川県立相模原青陵高校 )、拓殖大学中退
所属事務所・ホリプロ
弟・井上拓真さん、従兄弟・井上浩樹さんも同じくプロボクサー。井上尚弥さんは担当トレーナーで父親の井上真吾さんの元で、小学1年生の時からボクシングを始めます。
高校生のアマチュア時代に、日本ボクシング史上初 7つのタイトルを獲得。プロへ転向してからも、8戦目での2階級制覇。国内最速記録となりました。
2012年に大橋ボクシングジムに入門し、大橋会長からMonster(怪物)という異名を受け、現在も圧倒的強さで勝ち続けています。
私生活では2015年12月に結婚。7年の交際期間を経て妻となった女性は高校の同級生です。2017年10月には子供が誕生。1才7か月の長男・明波くんはすでにグローブを付けサウンドバッグを叩いているとか。ボクシングを「シュッシュ」と言い、熱くなり観戦しているそうですよ。
ロドリゲス戦の爆笑エピソード!
WBSSの準決勝で闘ったIBF世界バンタム級王者、エマヌエル・ロドリゲス選手。今まで無敗の強者でした。
その相手に井上尚弥選手は、2R 1分19秒のTKO勝ち。海外選手も驚きの反応をしています!
チャーリー・エドワーズ:「なんてモンスターなんだ!」
ビリー・デイブ:「イノウエはヤバすぎる!」と絶賛。
大橋会長も「井上がもし負けるならロドリゲス」と思っていたそうです。試合中、あのロドリゲス選手が「ムリムリムリ」と顔を振り、セコンドに訴えていたのを覚えているでしょうか。
ロドリゲス選手のセコンド側は「立て!立て!」と言っていたんだとか。その様子をコーナーに戻って目撃していた井上尚弥選手。心の中でこう叫んでいたそうです。
「余計なこと言うな!」
それぐらい立ってきたらどうなるか分からない相手だったとか。ロドリゲス選手に、1Rから実力のヤバさを感じていた井上尚弥選手は、とっさに作戦を考えたといいます。それは ” 目を見開く! ”
「ガッて見開いて集中するようにしたんです」
いつもは、そんなことをしないんだとか。
見事勝利に輝きましたが、試合の数か月前にスランプに陥っていたことを「ジャンクSPORTS」で明かしました。
「次も1RでKOでしょ」という周りの声がプレッシャーに。考えと体が一致せず、練習にも影響が出てしまったとか。
ここで大橋会長が、「僕までナーバスになっちゃって、体調を崩して入院しちゃったんです。」と深刻かと思いきや、「飲み過ぎで(笑)」と自虐ネタを入れてきて、スタジオは爆笑。大橋会長は面白い方のようです。
井上尚弥選手は1か月間、ボクシングから離れリフレッシュすると気持ちが入れ替わったようです。さすがですね。
現在の悩み!
現在の悩みはズバリ、” スパーリングの相手がいない “
当初は元世界チャンピオンが自ら、井上尚弥選手の力を試そうと来てくれていたとか。しかしボコボコにしてしまうため、その噂が広まり、しだいに来なくなってしまったそうです。
しかもこれが原因で、” 井上尚弥 被害者の会 ”が発足。誰もが恐怖におののく存在となりました。今は4階級、5階級上の世界ランカーを呼んでいますが、滞在費などが多額な出費だといいます。
八重樫選手も当初は相手をしていましたが、ボコボコにされたため自信を無くすといけないと思い、やらせていないと大橋会長。番組では、八重樫選手に直撃で質問!
Q. 井上尚弥選手とスパーリングをしてみては?
「殺されちゃいますね。絶対にイヤです。」
” スパーリング相手がいない “ 世界王者ゆえの深刻な悩みですね。
ファイトマネーや次戦の思い!
プロボクサーは給与制ではなく、試合に勝っても負けても同じ、契約額が収入です。ファイトマネーはスポンサーから支払われます。
近年の海外戦では、WBO世界同級王座2015の中量級で、メイウェザーがパッキャオ戦で1億2000万ドル(約132億円)が保障されました。
また2016年、パッキャオはブラッドリー戦で2000万ドル(約22億円)が最低保障の報酬でした。海外戦は知名度の高さや人気によって報酬が変動しますが、WBSSの優勝で得る井上尚弥選手の報酬は莫大になると噂されています。
優勝すると世界的プロモーターの米国トップランク社から、軽量級では破格のオファーを受けるとのこと。
井上:「勝利すれば、豪邸を建てたい」
決勝が終わるまで、その金額は分からないと大橋会長。井上尚弥選手に笑みがこぼれていました。決勝相手は、ノニト・ドネア選手 です。左フックで相手を陥没骨折させる伝説のボクサー。
井上:「今までで一番、恐怖感はありますね。どの選手よりもパワーがある。」
『WBSS決勝の次戦日程』
井上尚弥vsノニトドネアが、 11月7日(木) さいたまスーパーアリーナ決定しました‼︎ 過去最高の注目の一戦になりそうです!
【 追記しました! 】
11月7日、井上尚弥選手がWBSSで優勝!