2019年3月22日0時頃から会見を開き、引退を表明したイチロー選手。
日頃、多く語りませんが「今日はとことん質問に付き合う」と、会見は1時間25分に渡りました。そこで飛び出したユーモア溢れる “イチロー節”。
引退会見で、あらためてイチロー選手のファンになった方も多いのでは!?会見での “イチロー節” をピックアップ!
ユーモア解答!イチロー節
引退試合の終了後、観客がなかなか帰らず席に残ったことで・・・
「あんなふうに球場に残ってくれて(涙ぐむ)死んでもいいという気持ちは、こういう事なんだろうなと思います」「死なないですけど(笑)」
Q. 引退後、”監督” はやらないのか?
「絶対ムリですよ。」「これは “絶対” が付きます。人望がないんですよ、ボク。」
Q. 日本のプロ野球に戻るという選択肢は無かったのか?
「なかったですね~」
どうしてですか?
「それは、ここでは言えないな~」
Q. 誇れることは何ですか?
「これ先ほど言いましたよね~」「(記者の)小林君もちょっと集中力キレてるんじゃない?」「完全にその話したよね~」
記者:「すいません(汗)」
Q. 神戸に何か恩返し。そういう気持ちは?
「恩返しか~。」「税金を少しでも払えるように頑張ります!」
司会者:お時間も迫ってまいりましたので・・・
1時間20分を経過した頃にイチロー選手が一言。
「おなか減ってきたも~ん」「今日はとことん質問に付き合おうと思ったんですけどね~」「あら~、1時間20分!?」
司会者:では、質問は最後2つほどにします。
Q. 3月終盤に引退を決めたということですが、打席での感覚の変化はありましたか?
「いる? それ ここで?裏で話すわ、裏で(笑)」
イチロー選手らしいやり取りで、終始明るい会見でした。
妻・弓子さんに対しても
ホーム試合の前にはいつも、妻・弓子さん手作りのおにぎりを食べていたイチロー選手。
妻・弓子さんが、今まで握った試合前のおにぎりは2800個!「3000個握らせてあげたかった」と会見で話しています。自分だけでなく、一緒に頑張ったという妻に対する感謝と思いやりの気持ちに感動です。
愛犬・一弓に感謝
引退会見では愛犬について話しています。
18年を迎える柴犬。夫婦の名前を一文字ずつ取って「一弓(いっきゅう)」、いいネーミングですよね。毎日フラフラしながらも、懸命に生きようとする姿に
「ボクも”頑張らなきゃ” と」「一弓の姿は感謝の思いしかないですね」
愛犬から活力をもらっていたとは!人間性が垣間見れた場面。やはりイチロー選手は魅力的ですね。
今後について
「ちょっと今は分からないですね」「何になるんだろうね~」
今回の会見を見ると、スポーツ関連のバラエティーに出演したらとても楽しい番組になりそうですね。そして、この会見から「人望がない」とは思えません。
やはり、“イチロー監督” が見てみたいですし、選手たちもイチロー選手が監督なら付いてくるはず!とにかく今後は、もっとメディアに登場してほしい!そういった思いが募る引退会見でした。