女優の高橋ひとみさんの地元・実家は東京都大田区。家族構成は大工の父親、民謡舞踏の師範の母親、結婚して子を持つ3歳年上の姉、4人家族で暮らしていた。
さらに高橋ひとみさんには愛犬・ラルフくんやモモエちゃんという家族も。父親や母親、兄弟の現在とは…
高橋ひとみ 地元・実家の場所は東京都大田区
おっとりした雰囲気で可愛らしさが魅力の女優・高橋ひとみさん。生まれは東京都品川区の下町ですが、 小学校2年生のときに父親が2駅離れた場所に一戸建てを建て、引っ越しました。
以来、およそ50年にわたり東京都太田区民。現在、高橋ひとみさんは「大田区観光PR特使」に就任しています。
2019年2月19日、東京・大田区役所で行われた「大田区観光PR特使」の就任式に出席し、思いを述べました。
高橋ひとみ:「光栄です。子供の頃からずっと住んでいる町。私は “大田区オタク” です。」
これまで過ごしてきたことでグルメをたくさん知っているとのこと。「今後は大田区の魅力を伝えていきたい」と意欲的。
また、スポットとしてのお気に入りは「洗足池公園」で、この場所は愛犬との散歩道だそう。就任式では他にもこのような魅力を伝えています。
- 都会なのに四季折々の景色がすてきで、散歩をすれば子どもたちの声が聞こえる
- 人情のある下町があれば、田園調布もある
- 世界とつながる羽田もあれば、宇宙とつながる技術も生み出す
高橋ひとみさんの実家の場所は、東京都大田区の洗足池公園の近くにあるようです。
◆グーグルマップ 「洗足池公園」
高橋ひとみ 実家での家族構成~父 母 姉~
高橋ひとみさんの実家での家族構成は、父親・母親・姉の4人家族。
父親の職業は大工で母親は民謡舞踏の師範、兄弟には姉が1人います。姉の職業は不明ですが年齢は3歳年上で結婚され子供も誕生。
高橋ひとみさんは20代の時に2度、都心でひとり暮らしをしましたがそれは数年間だけ。あとはずっと実家暮らしです。
- 25歳、恵比寿にあるワンルームのマンションでひとり暮らし
- 28歳、事務所が探してくれたオートロックでセキュリティ面も万全なマンションでひとり暮らし
31歳の時に実家に戻り、52歳で結婚して新生活をスタートしますが、その際も旦那様が大田区の実家に移り住んでいます。
高橋ひとみさんにとって両親との思い出や絆は人一倍でしょう。
高橋ひとみ 父親の職業は大工
高橋ひとみさんの父親の名前は不明ですが職業は大工。といっても若手たちを束ねる親方で「棟梁」です。
現役時代は数多くの職人さんが高橋ひとみさんの実家に住み込みで働いていたのだとか。
2015年8月18日、「私のいえ~すまいの履歴書~」のインタビューでは、高橋ひとみさんが当時の実家での暮らしぶりついて語りました。
生まれた品川区の下町から2駅移動して大田区へ。まったく町の雰囲気が違うことに驚いたそうです。
品川区の下町にはアーケード商店街があり地元の方と交流を持てたのに、大田区の町ではほとんどなし。子供の頃はなかなか町の雰囲気に馴染めなかったのだとか。
これだけガラリと雰囲気が変わることは父親も想定内のはず。大工の仕事面において「大田区の方がいい」と決断したのかもしれません。
大工は深い専門知識と技術が求められるため年収はかなり高め。 一人前になるとおよそ600万円になり、棟梁レベルになると年収は1000万円を超えます。
高橋ひとみさんの父親は技術者として土地を見極め、家計を支えていたようです。
高橋ひとみ 母親は師範「若い頃は反対され」
高橋ひとみさんの母親の名前は「よしの」さんといい、民謡舞踏に力を注いで週数回のお稽古に通い、師範として活動していました。
ときには舞踏仲間と一緒に海外公演に出かけ、晩年になって脊椎を痛めてからも高橋ひとみさんが送り迎えして発表会に参加していました。
そんな母親は厳格者。子供の頃は習い事のピアノでミスをすると、「なんでできないの!」と叱られたことも。
母親は闘病で入院した際、たびたびそのことを謝ってくれたそうですが、高橋ひとみさんは「その厳しさがあったからここまでこられたのかもしれない」と振り返っています。
また、芸能界デビューする高校3年生の時には母親が猛反対。「ふぞろいの林檎たち」で人気女優になると、しだいに応援してくれるようになったのだとか。
こうして後に母親は理解者になったようですが、当時はその厳しさからひとり暮らしを考えたといいます。
高橋ひとみ:「実家にいれば厳しい母に何かと注意をされますから、“解放されて自由になりたい”という気持ちもありましたね。」
女優の仕事に慣れてきた25歳のときに高橋ひとみさんは実家を離れ、恵比寿にあるワンルームのマンションを借りて、ひとり暮らしを始めています。
高橋ひとみ 姉は3歳上「私も若い頃は結婚を…」
高橋ひとみさんの兄弟には姉が1人おり、3歳年上。父親が大工の棟梁で高収入だったため、高橋ひとみさんと姉は中学から私立に通っていました。
高橋ひとみさんの姉の名前や年齢は、女優のかとうかず子さんがブログで紹介しています。
高橋ひとみちゃんとご一緒でした なんとひとみちゃんのお姉様
生年月日が同じで結婚なさって 今は加藤カズエさん!という誕生日繋がりだった事を思い出しました
2023-04-04
かとうかず子さんは1958年2月20日生まれなので、高橋ひとみさんの姉の年齢は2023年の誕生日で65歳。
高橋ひとみさんは若い頃、「世の中としては女性は23歳で結婚するもの」と思っていたようですが、ちょうどその時は仕事が楽しかったそうです。
さらに姉が結婚していたことで、両親からあおられることはなかったのだとか。
高橋ひとみ:「姉が結婚して子供がいたので…家族からは私は結婚しなくていいと言われていました。」
高橋ひとみさんの姉は一般女性。顔写真は公開されていませんが、高橋ひとみさんと同じく長身で美人かも!?
高橋ひとみ 両親が他界
高橋ひとみさんの父親は1999年に病気で他界。享年73歳でした。母親のよしのさんは2017年、脳梗塞を患い 84歳で亡くなっています。
高橋ひとみさんが子供の頃、実家には大工の若手職人が住み込みで働いていたことで、母親のよしのさんは大家族のような大量の食事を作り、家事をこなしていました。
裁縫や生け花が得意だった母・よしのさん。60代後半で糖尿病を患い、人工透析を続けいたそうです。そして晩年の4年間は寝たきり状態に。
高橋ひとみさんはその日の仕事が終わると、病院に立ち寄ってから帰るという生活を送りました。覚悟していた中、仕事中に危篤の一報が届いたとのこと。
看取ることはできなかったそうですが、母への感謝の気持ちは病室で合わせた頬と頬から伝わったのではないでしょうか。
高橋ひとみ 愛犬・ラルフ&モモエも家族の一員
高橋ひとみさんは47歳頃より、ゴールデンレトリーバーの愛犬・モモエちゃんと暮らし始めました。自身のインスタグラムではモモエちゃんのことを「家族」「娘」と記しています。
初代はラルフくんといい同じ犬種。
ラルフくんとモモエちゃんは高橋ひとみさんとって大切な存在。以前、トーク番組で「モモエちゃんが死んだら、私も死んでもいい」と言ったことも。
高橋ひとみさんが31歳の時にひとり暮らしをやめて実家に戻った理由は、実家を二世帯に建て直したこと、そしてひとり人暮らしではラルフくんに寂しい思いをさせてしまうから。
1階は両親、2階は高橋ひとみさんの部屋。女優業で多忙な時にラルフくんの面倒を親に見てもらうことや、散歩する環境を優先に考えたそうです。
52歳で結婚をした時には夫婦で新居に移ることを考えるも、モモエちゃんのような大型犬が飼えるマンションがなかなか見つからなかったのだとか。
さらに洗足池公園のような緑豊かな公園が近くにあることも条件に入れると、実家が一番いいと考え、旦那様に二世帯住宅へ移り住んでもらったそうです。
しだいに、もともと犬が苦手だった旦那様の方が率先して爪切りなどを行うほどに。
そんな2人にとっての最愛の娘・モモエちゃんですが、残念ながら2022年3月に14歳で虹の橋を渡ってしまいました。家族の一員がいなくなることはとてもつらいこと。
高橋ひとみさんは悲しみの中、気丈に女優として舞台に立ち続けています。
◆高橋ひとみさんがモモエちゃんの死について「徹子の部屋」で語っています。詳細はこちらからどうぞ ↓
高橋ひとみ プロフィール
本名・高橋ひとみ (たかはし ひとみ) ※結婚後の姓は不明
生年月日・1961年8月23日
出身地・東京都
血液型・AB型
身長・166センチ
学歴・頌栄女子学院高等学校
1979年、寺山修司演出の舞台「バルトークの青ひげ公の城」のオーディションに合格し、17歳で芸能界入りし女優デビュー。
1980年、「上海異人娼館 チャイナ・ドール」で映画デビューし、1983年の人気ドラマ「ふぞろいの林檎たち」でドラマデビューを果たして人気女優に。
80年代までは髪型をボブカットにして注目を集めました。以降はドラマ「スケバン刑事」をはじめ、バラエティー番組「アウト×デラックス」にレギュラー出演しています。
2022年、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」に出演し、情報番組「スイッチ!」の金曜コメンテーターに。
イタリアブランド「エレガージョイタリアーノ」とコラボし、本人プロデュースによるオリジナルバッグも販売。
2023年はドラマ「東京貧困女子。-貧困なんて他人事だと思ってた-」、「徹子の部屋」、舞台「ハリー・ポッターと呪いの子」にミネルバ・マクゴナガル役で2年目も引き続き出演します。