人気俳優、小栗旬さんの父親・小栗哲家さんが、2020年11月30日放送の日テレ「深イイ話」に、30年ぶりのテレビ出演。
小栗旬さんの兄・小栗了さんと共に、家族秘話や驚きの教育方針を告白しています。父親・小栗哲家さんの職業は舞台監督。結婚した妻との馴れ初めも公表!画像や出身地、大学とは?
父親・小栗哲家さんとはいったい、どのような方なのでしょうか。
小栗旬 父親・小栗哲家【画像】
左:羽鳥アナ、中央:小栗哲家、右:小栗了
《 小栗了さんのインスタグラムより 》
小栗旬 父親・小栗哲家 プロフィール
本名・小栗 哲家(おぐり てつや)
生誕年・1949年
出身地・愛知県半田市
学歴・名城大学(めいじょうだいがく) ※ネット調べ
職業・舞台監督、株式会社アートクリエイション代表取締役、東京芸術大学大学院音楽研究科応用音楽学非常勤講師、兵庫県立芸術文化センター企画制作アドバイザー
日本舞台監督協会の理事でもある小栗哲家さん。1972年より舞台監督助手として活動を開始し、1976年の関西二期会「アルバート・ヘリング」で初めて舞台監督を務めました。
これまで、1992年に愛知芸術文化センターのオープニングセレモニー、1998年にびわ湖ホールのオープニングガラなど、数々のイベントで活躍しています。
日本を代表する指揮者がタクトを振る国内オペラや、海外の一流オペラも演出。この業界では知らない人はいないオペラ界の巨匠です。
小栗旬 父親・小栗哲家 出身地・大学について
父・哲家さんの出身地は愛知県半田市。愛知県の尾張地方にある街で、知多半島の中央部に位置しています。名古屋駅からは少し離れており、半田赤レンガ建物が有名。
醸造蔵が立ち並び、きれいに整備された半田運河沿いは公園もあり、のんびりと散歩ができるとのこと。2022年には新たに人道橋が架かり、景観も素敵で癒される街。
また、その他にも「半田運河キャナルナイト」や「HOTORIイベント」など、季節ごとに気軽に立ち 寄って楽しめる催しものも。過去には、小栗旬さんと妻・山田優さんも半田市の日本料理店に訪れたことがあるようです。
【 愛知県半田市 地図 】
父・哲家さんの出身大学は、ネット上で「名城大学(めいじょうだいがく)」と言われています。
この大学は愛知県名古屋市の天白区にある私立大学で、文系から理系の学科まであるようですが、どの学科で履修していたのかは分かっていません。
当時は学生運動が盛んな時期だったため、哲家さんも大学時代は参加していたといいます。しかし、そのせいで就職の内定を取り消されてしまったのだとか。
小栗旬 父親・小栗哲家【家族構成】
小栗家は、華麗なる芸能一家です!
小栗哲家 (舞台監督)
妻・小栗昇子 (元バレエダンサー)
長男・小栗了 (演出家、元俳優) 小栗旬さんの6つ年上
長女・小栗麻梨 (元衣装) 小栗旬さんの3つ年上
次男・小栗旬 (俳優)
小栗旬 父親・母親・兄・姉【 家族写真 】
とても素敵な写真ですよね! 家族の仲の良さが伝わります。
《 小栗了さんのインスタグラムより 》
小栗旬 父親・小栗哲家 30年ぶりテレビ出演の理由!
2020年11月30日放送の日テレ「深イイ話」に出演した小栗哲家さん。30年前、NHKの番組に出演して以来とのこと。
番組では「深イイ話」のオファーをなぜ受けたのか、理由を明かしています。
小栗哲家さんは 2017年12月3日開催の第35回公演で、小栗旬さんを朗読ゲストに迎え、親子三代での共演を実現。
この時の総合司会が羽鳥慎一さんでした。羽鳥慎一さんは毎年行われる小栗哲家氏が演出する舞台「一万人の第九」にも招待されています。
そんな羽鳥慎一さんが司会を務める「深イイ話」ならばと、今回のオファーを受けたそうです。
小栗旬 父親・小栗哲家の職業は舞台監督
小栗哲家さんは名古屋の大学を卒業後、知り合いから手伝いを頼まれたことでオペラと出会ったそうです。
そして、24歳の時にオペラの魅力にハマり上京。しかし、月給は1万円でお金が無く、友人のアパートを転々としていたのだとか。アルバイト漬けの日々でしたが、この生活から脱出します。
どうやってのし上がるかという競争の中で、哲家さんは業を盗んで磨いていったとのこと。
父・小栗哲家:「先輩がいたら負けないようにするためどうするか考えていましたけど、若い頃は経験することで自分を高めていくことしか考えてなかったですね。」
小栗旬さんも現場には台本を持ち込まず、暗記をして臨む努力家。これは父親ゆずりだったようです。
哲家さんが上京してから3年、オペラの舞台監督に指名され異例の抜擢!以降、60歳まで舞台監督として必死に走り続け、現在は「オペラ」「クラシックコンサート」のプロデュースを中心に活躍中。
小栗哲家さんの年齢は、73歳(2022年11月時点)。とてもパワフルなお父様でした。
小栗旬 父親・小栗哲家「ムーミン結婚」とは?
兄・小栗了:「父と母がムーミンつながりで出会って結婚してるので、僕も旬もムーミンがいなかったら、いないんですよ(笑)」
「深イイ話」では、父・小栗哲家さんと母・小栗昇子さんの馴れ初めが明かされました。
小栗哲家さんは大学卒業後、名鉄ホールで照明係を担当。23歳の時に「劇団 飛行船」で “ムーミン” の全国公演を行っていました。その舞台に出演者として参加していたのが、現在の妻・昇子さん(当時22歳)。
兄・小栗了さんは現在、埼玉県飯能市にある「ムーミンバレーパーク」で、ショーの演出を務めています。
小栗哲家さんと小栗昇子さんは、長男・了さんが「ムーミンバレーパーク」で務めることを喜んだでしょうね。
父・小栗哲家:「僕よりカミさんの方が喜んだんじゃないですかね。」
小栗旬 父親・小栗哲家 家族秘話を激白
国民的人気俳優の小栗旬さんを育てた小栗哲家さん。どのような教育方針を持っていたか気になりますね。「深イイ話」では息子たちとのやり取り、そして驚きの教育方針を明かしています。
父・小栗哲家:「教育は普通。勉強したくなければしなくていいし、どうなっていくかは自分の責任ですし。僕らは作ってやったんだから、“責任はおまえたちだろ“ と。」
なかなかワイルドなお父さんですが、きちんと締めるところは締めていたようです。
兄・小栗了:「(厳しくて) めちゃめちゃ怖かったです。たまに家にいると、一緒の時間を作ってくれたってのはあるんですけど…」
小栗旬さんが高校時代に荒れていた際、父親の哲家さんがビシッと締めていたとのこと。また一方で、小栗旬さんが学校に行かず家にいると…
父・小栗哲家:「なにやってるんだ!?」
母・小栗昇子:「言ってなかったけど、NHKの大河ドラマに出てる。」
小栗旬さんの芸能活動を知らずにいた哲家さん。1年間に休暇は10日以下、勤勉で多忙な父親だったといいます。
小栗旬さんの「役者になりたい」という気持ちと、大河ドラマに出演するほど成長していたことを後から知ったのだとか。
父・小栗哲家:「本人がやりたければとやかく言わないんで、やればいいんじゃないって。」
そんな父親の背中を見て育った小栗旬さん。過去のインタビューで、父親について話しています。
小栗旬:「おやじは俺が知っている限り、1年間に10日も休んでない人です。昔はほとんど家にもいなかったし、俺の2倍くらい忙しい人です。仕事の愚痴を言ったりしてるのは、あまり聞いたこと無くて。昔からスゴいなって思っています。」
見た目は優しそうな哲家パパ。責任感を持って働く姿は、子供たち (了さん、麻梨さん、旬さん) も同じ。愛される俳優、小栗旬さんの原点に納得ですね。