現在も変わらず美しい大女優、多岐川裕美さん。2019年9月、テレビ朝日「徹子の部屋」に親子で出演しました。娘の華子さんもフジテレビ「バカ殿」など、可愛らしい姿で活躍していましたね。
2人とも夫と離婚しバツイチ同志。現在の生活を明かしています。
プロフィール
本名・大内 薫 (おおうち かおる)
生年月日・1951年2月16日
出身地・東京都杉並区
血液型・O型
身長・160cm
学歴・山脇学園中学校・高等学校、山脇学園短期大学英文科中退
大学時代のアルバイト中に、映画「聖獣学園」の監督がスカウト。この映画の主役を務めました。その後、東映の大女優へと成長を遂げます。しかしヌードなどのお色気シーンが多く、困惑。
1976年のNHK大河ドラマ「風と雲と虹と」の出演を期に、東映作品を控えてテレビドラマへ移行します。「水戸黄門」や「相棒」、「土曜ワイド劇場」など数々の作品に登場。
また1980年のCM曲「酸っぱい経験」や、1983年の「めぐり逢いしのび逢い」では渡哲也さんとのデュエット曲を発売し、歌手としても活躍しています。
夫と離婚後、現在の生活を明かす!
多岐川裕美さんと娘の華子さんは9月11日、テレビ朝日「徹子の部屋」に出演。現在の私生活を明かしました。
多岐川裕美:「今、(華子と) 一緒に暮らして4~5年になります。」
多岐川裕美さんの元夫は、かつて俳優の阿知波信介さん。1984年に結婚し、およそ13年後に離婚しています。子供は1人。娘の華子さんが生まれました。
また娘の華子さんは2011年に俳優の仁科克基さんと結婚。期間1年9か月でスピート離婚しました。2人の間に子供は生まれていません。そんなバツイチ同志での「徹子の部屋」。照れや、笑いが溢れます。
多岐川裕美:「(華子が)子供の頃は忙しくて一緒に居てあげられなかったけど、今やっと親子でいい時間が過ごせています。」
華子さんを産んで4か月後の仕事復帰でした。幼稚園の運動会は開会式のみ参加。京都の撮影所に向かうため乗り込んだ車を華子さんは泣きながら走って追いかけたといいます。
多岐川裕美:「今思えばもっと一緒にいてあげればと後悔しています。」
さらに華子さんが小学2年生の時に離婚。シングルマザーとして多忙な日を送りました。
華子:「数年前、”ゴメンね” と母が突然謝ってきたんです。」
多岐川裕美さんは、子供の頃に一緒に居てあげられなかったことをずっと悔いているようでした。生活費などの収入も大事、子供との時間も大事、この葛藤は多くの母親が持っているものではないでしょうか。
今、親子は過去を取り返すかのように濃密な時間を過ごせているようです。当時デビューして間もない華子さんの結婚。多岐川裕美さんは大切な時期なので反対したといいます。
華子:「今ではその反対した意味がすごく分かります。」
「(わたしの離婚の時) 週刊誌に母の名前が大きく載ってしまって・・・事の重大さにその時に気がつき、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。」
離婚後のテレビ出演は詳細を聞かれることが多く、オファーを断っていた華子さん。すると、みるみる仕事が激減したとか。
その後、不動産屋で事務のアルバイトを開始。芸能界以外の仕事で貴重な社会経験をしたそうです。
華子:「今まで以上に人の立場になって、考えるようになりました。」
芸能界デビューした当時は、大女優の娘ということでスタッフから大切に扱われ、自身も甘えがあったといいます。社会の厳しさを目の当たりにし、大きく成長した華子さん。再婚についても言及しました。
華子:「母のことを大切にしてくれる人と再婚したいです。」
立派になった華子さんに、視聴者も胸打たれる場面。”バツイチ親子” として出演しましたが、親子の絆の深さを感じる素敵な番組となりました。
華子さんは今後、役者として活躍していきたいとのこと。可愛らしくてしっかり者の華子さんを今後も応援していきたいですね。