室井滋 夫 長谷川和彦 事実婚の理由語る「別れられない…」~若い頃・馴れ初め・子供~

芸能

 

フジテレビ「ダウンタウンなう」に室井滋さんが出演。夫 (パートナー)・長谷川和彦さんと事実婚を続ける理由を語った。夫の職業は映画監督で年齢は12歳年上。現在のちょっと変わった自宅生活とは…

室井滋さんに子供はいるのか、なぜ結婚(入籍)しないのか、別れたいと思ったことはあるのか…

夫・長谷川和彦さんの映画作品についても。

【「ゆう5時(金曜はきん5時)」公式Twitterより 】

 

室井滋 夫・長谷川和彦の現在~年齢・職業・作品~

室井滋さんが事実婚を貫いている夫、長谷川和彦さんの職業は映画監督。年齢は室井滋さんより12歳年上で、2023年5月時点では77歳になります。

夫・長谷川和彦さんは数々の映画賞を受賞した優秀な監督。いまだに熱烈な支持を受けている伝説の監督です。現在もライブ配信で自作を語るなど、映画に熱意を注ぎ活動中。

ゴジ監督初のライブ配信番組で、改めて本2作品「青春の殺人者」(1976年)「太陽を盗んだ男」(1979年)について、込めた思いやその魅力、今だから話せる当時のエピソードなど、存分に語っていただく!

番組名:「映画と私とキネマ旬報」第1回
語る人:長谷川和彦監督 
聞く人:樋口尚文
配信日時:2023年3月15日(水)

これまで映画作品は、「青春の殺人者(1976年)」「太陽を盗んだ男(1979年)」のみで、俳優として映画「夢二」(1991年)に鬼松役で出演。時任三郎さんの楽曲「BAY SIDE STREET」のミュージックビデオ演出を出がけています。

長谷川和彦 プロフィール

本名・長谷川 和彦(はせがわ かずひこ)

愛称・ゴジ

生年月日・1946年1月5日 

出身地・広島県賀茂郡西高屋村(現:東広島市)

学歴・広島大学付属高校卒業、東京大学文学部英文科 中退

高校3年の夏休みに友人の家に遊びに行った際、東映東京撮影所で助監督をしていた友人の兄から高倉健さんとにぎり飯を食べている写真を見せられ、「映画」に関心を持ちます。

その後、友人の兄と同じ東京大学文学部英文科に進学。シナリオ研究所で映画監督の浦山桐郎さんのゼミを受講し、今村プロの助監督試験を紹介され合格。在学5年目の1968年に今村プロに入社しました。

その後、1976年に水谷豊さん主演の「青春の殺人者」にて監督デビュー。

1982年、若手監督9人による企画・制作会社「ディレクターズ・カンパニー」(ディレカン)を設立し、監督代表として取締役に就任しています。

 

室井滋 夫・長谷川和彦【画像】

こちらの写真に写っている左側の男性が夫・長谷川和彦さんです。

【 樋口尚文=『大島渚全映画秘蔵資料集成』神保町「猫の本棚」公式Twitterより 】

 

室井滋 夫・長谷川和彦との馴れ初め~若い頃20代~

室井滋さんと夫・長谷川和彦さんの馴れ初めは、1988年にテレビ番組での共演。室井滋さんの方からアタックし、交際に発展しました。それはまだ室井滋さんがまだ20代の若い頃。

夫・長谷川和彦さんは大学のアメフト部時代、長髪を振り乱して目をギョロギョロさせて追う姿がゴジラそっくりだったため、部の監督から「ゴジ」と呼ばれました。

また、お酒を飲んではあたりかまわず喧嘩を仕掛けるといった豪快な性格。

しかしながら、自身については気が小さく、末っ子の甘えん坊で威張って怒鳴って甘えるとも話しています。映画に対する情熱は人一倍熱い夫・長谷川和彦さん。

室井滋さんは、そんな男らしさに惹かれたのかもしれません。

 

室井滋 夫・長谷川和彦との事実婚の理由告白「別れられない…」

2019年9月6日放送のフジテレビ「ダウンタウンなう」に室井滋さんが出演し、自宅生活や事実婚を続ける理由を明かしました。

家ではデジタルが信用できず、アナログ生活!?

ガラケーはもちろん、音楽は昔ながらのポータブルCDプレイヤーを持ち歩いて聴いているのだとか。著書などの原稿を書き留めておくのは、パソコンではなくジャポニカ学習帳。さらに、財布は使わず現金をジップロックで持ち歩いているとのこと。

カードは何十年も使った事は無し。番組ではいつも持ち歩いているという新聞紙で作ったカバンを披露しました。

室井滋:「お金って回っていくものじゃないですか~お財布が汚れていくのがイヤ。」

このあと、夫・長谷川和彦さんとの30年以上続く事実婚生活に直球質問!

Q. なぜ結婚しないの?

室井滋:「何のために籍を入れるんだろう…わからない。」

Q. 別れたいと思ったことは?

室井滋:「いまさら別れ方がわからない。だから別れられない。(夫に) どこかに行かれても全然オッケー。」

Q. キスとかはするの?

室井滋:「しないですよ~。かなり昔はね。自宅ではいつも離れているから。」

初対面の時は怖い雰囲気で迫力があり、近づきがたい男性だったようです。番組では浜田雅功さんも夫・長谷川和彦さんとのエピソードを明かしました。

以前、浜田雅功さんがVシネマの打ち上げをしていた際に夫・長谷川和彦さんがあとから入店。カウンターで2人きりになり、「スケジュールあけられねぇのか?」と聞かれ、「誰か来てくれ」と思いながらお酒を飲んだそう。

ただならぬ雰囲気の持ち主ですが、室井滋さんにとって今では波長の合う落ち着く存在のようです。

【「フジテレビ」公式Twitterより 】

 

室井滋 夫・長谷川和彦が父親と重なる

2014年7月、「女性自身」の インタビューにて室井滋さんが夫・長谷川和彦さんへの思いを語りました。

結婚でなく“事実婚”を選んでいる2人。その理由を室井は「子供ができていたら“結婚”を考えたでしょうね。でも、残念ながらできなかった。そうなると籍を入れる必要は全然ないわけ」と述べ、長谷川監督について「どういう存在かといえば……やっぱり、家族です。年がひと回り近く違うから『旦那』というより『お父さん』かな」と語った。

引用:2019-09-10「女性自身」室井滋 伝説監督との事実婚生活、本誌にも告白「彼はお父さん」

室井滋さんの父親はもともと英語教師。しかし「小説を書きたいから」という理由で退職しました。その後はなかなか執筆業がうまく軌道に乗らず、お酒やギャンブルで気を紛らわしていたといいます。

そのため母親とも不仲になり離婚。室井滋さんは父親に育てられることになりました。ときには父親が「映画や芝居を見たり、本を買うなら小遣いはいくら使ってもいい」などと言ってくれたそう。

こうして女優の素質を育んでくれた父親ですが、48歳にして他界。

室井滋さんは今でも「立派な父親」として胸に残っているそうです。そんな境遇から、夫・長谷川和彦さんと父親は、重なる部分が多々あるのだとか。夫・長谷川和彦さんはどこか安心できる存在なのかもしれません。

 

室井滋 夫・長谷川和彦が妻の絵本を紹介

ついでに、も一つ新刊本の宣伝→『しげちゃん』室井 滋(著)……自分の名前に関わる想いを朴訥に語った絵本。大人が読んでも意外に面白いから不思議だ。長谷川義史さんの作画が素晴らしい。ぜひ一読を!! 誰だ「ヒモ……」と呟いたヤツは? 「ヒモの鑑」に変えろ!! WwNn。

【 夫・長谷川和彦さん 公式Twitterより 】

 

室井滋 子供はいるのか~愛猫との出会い~

夫・長谷川和彦さんは過去に結婚歴があり、前妻との間に息子と娘が誕生していますが、室井滋さんとの間には子供は誕生していません。

しかし2人の自宅には愛猫が…

動物が苦手だったという室井滋さん。2000年頃、家での執筆中に猫の鳴き声が外で聞こえ保護します。「チビ」と名付けて飼い始めると、自分でも意外なほど感情が動いたのだとか。

出会うまではマージャンやお酒に明け暮れる日でしたが、チビへの愛情を注ぐチビ一筋の生活に激変。しかしそんなチビは、2019年にこの世を去ってしまったといいます。

室井滋:「やすらかな最期でした。」

いまだに実感が沸かず、どこかにいるような気配を感じるとのこと。室井滋さんは今、チビとのかけがえのない思い出を胸に過ごしていました。

そんな思いから2023年2月に絵本を発行。年老いた猫が自分の最期を悟り、 飼い主が寂しくならないよう身代わりを探すという物語です。

絵本「チビのおねがい」

100歳になる猫のチビが主人公。保護猫や老猫の問題にも関心を寄せ、愛してやまない猫たちのために活動されている室井滋さんが、今もっとも心から伝えたい物語です。

作:室井 滋  絵:カワダ クニコ  出版社:教育画劇  税込価格:¥1,540  

発行日:2023年02月14日

室井滋さんの優しさが詰まった一冊。夫・長谷川和彦さんもこうした妻の人柄を感じ、事実婚を貫いているのではないでしょうか。

 

室井滋 プロフィール

本名・室井 滋(むろい しげる)

生年月日・1960年10月22日

出身地・富山県滑川市

血液型・O型

身長・160cm

学歴・富山県立魚津高等学校卒業、早稲田大学社会科学部中退

早稲田大学ではシネマ研究会に所属していた室井滋さん。在学中に映画「風の歌を聴け」でスクリーンデビューします。1987年、映画「トットチャンネル」の劇中曲「東京ブギウギ」で歌手デビュー。

1988年、”恩田三姉妹” という設定で小林聡美さん、もたいまさこさんと共に「やっぱり猫が好き」で共演。この番組がヒットし一躍人気となりました。

1991年、「むかつくぜ!」で作家デビュー。

1995年、映画「居酒屋ゆうれい」や、1999年の映画「のど自慢」などで数々の女優賞を受賞しています。映画「ファインディング・ニモ」ではドリーの声優を務め、幅広い世代から人気に。

 エッセイストとしても活動し、著書に「すっぴん魂大全 赤饅頭/白饅頭」、「気になり飯 うまうまノート2」、「マーキングブルース」、「ヤットコスットコ女旅」などがあります。

2023年はドラマ「警視庁アウトサイダー 第1話」、映画「ファミリア」に出演。

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