道場六三郎 亡き妻との闘病秘話を明かす~現在も娘と銀座店舗「懐食みちば」~

日本を代表する料理人、道場六三郎さん。社会現象を巻き起こした人気番組「料理の鉄人」で、注目を集めました。9月2日放送の日テさんがレ「深イイ話」に出演。

道場六三郎さんが娘・照子さんと同居する自宅を公開、亡き妻・歌子さんへの思いを明かしました。銀座店舗「懐食みちば」で現在もメニューを開発中です。日テレ「深イイ話」

道場六三郎 プロフィール

道場 六三郎 (みちば ろくさぶろう)

生年月日・1931年1月3日

出身地・石川県江沼郡山中町

血液型・不明

身長・168cm

学歴・山中尋常高等小学校

石川県の山中温泉に生まれ育ちます。家業は、茶道具漆器の制作で座り仕事。これが自身に合わないと、魚屋の手伝いをしたことで包丁を握り始めます。

1950年、本格的に料理人を目指し、銀座「くろかべ」に勤務。その後、神戸や金沢で修行を積み重ねました。1954年、再び上京し、「赤坂常盤家」でチーフとなります。

1971年、銀座「ろくさん亭」を開店させました。1993年にスタートしたフジテレビ「料理の鉄人」では、初代「和の鉄人」に。1997年、赤坂の「ポワソン六三郎」をプロデュースしオープンさせます。

2000年、銀座に和食「懐食みちば」を開店。2005年、厚生労働省より卓越技能賞「現代の名工」を受賞しました。2006年、映画「釣りバカ日誌」に釣り人役として出演しています。2007年、旭日小授章授章を受章。

著書は8冊出版。マルチな才能の持ち主です。

道場六三郎 現在も娘と銀座店舗「懐食みちば」で開発中!

道場六三郎さんは次女の照子さんと共にマンションで暮らしています。照子さんは14年前に、日本料理店「懐食みちば」の女将に就任。来客が快適に食事できるようデジタルデータで管理しているといいます。

厨房では道場六三郎さんが今もなお、懐石料理の開発に意欲的。親子二人三脚で頑張っている姿がありました。

一緒に過ごす都内の自宅には器のコレクション!九谷焼など2万枚以上がズラリと食器棚に並んでいます。娘2人の父親でもある道場六三郎さん。ひ孫も誕生し、穏やかに暮らしています。

毎月2回、名店「なだ万」で3000円の朝食御膳を食べるとか。ゴルフ好きは変わらず、今も約180ヤードほど飛ばすようです。1か月に10~12回ほどコースでプレイ。若さに驚きですね。

道場六三郎 亡き妻・歌子の闘病秘話を語る

道場六三郎さんが結婚した妻は歌子さんといい、26歳の時に結婚しました。

道場六三郎:「女房がいるから、仕事一本やりでできた。」

道場六三郎さんは、仕事に明け暮れ家庭をかえりみず、朝帰りは当たりまえ。

娘の照子さん:「母子家庭のようでしたね。」

妻の歌子さんは文句を一切言わなかったといいます。そんな歌子さんが6年前、突然の認知症。家族の顔を忘れ、暴言を吐くという典型的な症状に陥りました。

道場六三郎:「これからはママのために、日本一の夫になる。これも男として最高の仕事じゃないか。」

そう書き記した手紙を渡し、家族全員が救われたといいます。夜は妻の手を握り、寝付くまで見守った道場六三郎さん。

献身的に支えていると、感情を失いつつあった歌子さんが「幸せ、幸せ」と繰り返し、穏やかな表情を浮かべたそうです。その後、2015年に妻・歌子さんは他界。

現在も歌子さんのために、大好きだったカボチャ料理を毎週食卓に並べているといいます。道場六三郎さんの洗練された料理は、裏で歌子さんが大きく支えていたことで進化を遂げていたのですね。

道場六三郎さんと娘の照子さんのお店「懐食みちば」のホームページです ↓

道場六三郎 [銀座・懐食みちば]|みちば和食・懐石のレストラン

人気店のため予約待ちがあるようですが、一度訪れて “和の鉄人の味”を味わってみたいですね。

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