高橋尚子 8つに割れた腹筋!小出義雄監督との絆~秘策で金メダル~


シドニー五輪では多くの国民からゴールを見守られ金メダルを獲得。

高橋尚子さんと小出義雄監督のコンビ愛から元気をもらいましたね。2人は特別な秘策で金メダルを獲得していました!TBS「バース・デイ」では高橋尚子さんを特集!

プロフィール


本名・高橋尚子(たかはし なおこ)

生年月日・1972年5月6日

出身地・岐阜県岐阜市

血液型・O型

身長・163cm

学歴・岐阜商業高等学校・大阪学院大学商学部卒業

父親は高橋良朗さんといい、学校長をしていた教育者。母親の滋子さんも、同く教育者。2人兄弟です。陸上競技は中学時代から始めたんだとか。

陸上の成績は最初から優秀だったわけではなく徐々に力を付けて行ったようです。高校時代は教員になるため、教育実習を受けていますが“陸上をもっと続けてみたい”という気持ちが強くなり小出義雄監督の門をたたいたとのこと。

現在は国民栄誉賞を受賞した、一流マラソン選手で有名になりましたね。

小出義雄監督との絆~秘策で金メダル~


1984年、ロサンゼルス五輪から女子マラソンは正式種目になりました。

しばらく日本女子群は結果が残せず、惨敗続き。それをくつ返したのが、小出監督です。まず有森裕子さんを五輪大会で2連続のメダル獲得に導きました。

これには「小出マジック」と呼ばれる練習法が不可欠。高橋尚子さんも小出監督の門をたたき、トレーニングを始めます。

◇ 1か月で1200キロを目標

◇ 酸素の薄い高地での走り込み

通常の練習量から3倍!ハードなトレーニングメニュー。過酷な日々を過ごしたことを高橋尚子さんは、このように話しました。

「私は監督の人形になろうと。監督に言われたことを100%聞いて、(監督が)描いたものを実現できるような毎日を過ごそうと考えていました」

番組では高橋尚子さんが8つに割れた腹筋を公開。体脂肪は4%という体に驚かされました。監督との強い信頼関係、尊敬の念があったからここまで強くなれたのですね。

どうしてこんなにも信頼できたのか。それは小出監督のこのような言葉から伺えます。

「我が子のように思っていた」

自分の子供のように大切に、かつ厳しく指導するとのこと。

小出監督は亡くなる直前、「今の若い監督に練習法を伝授するのではなくて、我が子のように選手と接する、接し方を伝授していきたい」と話していました。

小出監督の人柄がモチベーションを上げてくれたのでしょう。とにかく練習中は “ほめまくり” の監督。

「いいね~もっとゆっくり走っていいよ~」

「マラソンが面白くてしょうがないの。あの子は。練習を少なくすると怒るの。怖いですよ~」

なんとも愛情あふれる雰囲気と接し方。会社においても、学校においても、上に立つ者の人格が重要。立派な人格の小出義雄さんだから、高橋尚子さんも心から付いていけたのですね。

番組で見せる2人はまさに仲睦まじい親子のよう。最愛の父親を亡くしたような悲しみは、とても深いでしょうね。素敵なコンビ愛を見せてくれた小出監督と高橋尚子さん。

日本のスポーツ界のレジェンドです。

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