丘みつ子 夫は元パイロット 子供なし別居婚「離婚考え…」馴れ初め

芸能

丘みつ子さんが結婚した旦那は森田演さんといい、年の差はなく同年齢。職業は元パイロットで保育園の経営者です。

丘みつ子さんと旦那の馴れ初めはテニスクラブでの出会い。丘みつ子さんに子供は何人いるのか、現在の小田原の自宅場所、陶芸生活とは…

◆「ケイジとケンジ、時々ハンジ。」公式 X (旧:Twitter)より

丘みつ子 結婚した夫は森田演~年齢・職業~

丘みつ子さんが結婚した夫は森田演 (もりた ひろし)さんといい、年の差はなく同年齢。職業はジェット機の元パイロットで、実家の保育園の経営者です

丘みつ子さんが結婚した時期は、1981年の33歳のとき。交際期間およそ1年ほどで入籍しました。同年、丘みつ子さんと夫・森田演さんは結婚式を執り行っています。

結婚に至ったのは、丘みつ子さんが健康意識を高めたこと。22歳のときにドラマのオーディションを受けると、昼の連続ドラマ「オランダおいね」の主役に抜擢されました。

しかし、半年間のハードな撮影スケジュールや台詞覚えがとにかく大変で、ストレスから不眠や食欲不振の状態に。

芸能界の引退を考えるほど追い詰められるも、「自分は女優という仕事が大好きなんだ」と気づき、同作の撮影終了から1ヶ月も経たないうちに再び演じたくなり、継続を決意しています。

20代後半になるとストレスを解消するため朝まで飲み歩き、睡眠不足で撮影現場に入る日々が続きました。

その後、30代になると「これではいけない」と改心。健康のために水泳やマラソンを始め、書道や茶道も始めます。

そんなときに現在の夫である森田演さんと出会いました。

丘みつ子 夫との馴れ初め~別居婚「離婚考え…」~

健康面を考えて30代から水泳やマラソンをスタートさせた丘みつ子さん。

とくにマラソンは中学・高校時代に陸上部に入っていたため楽しくて夢中になり、「青梅マラソン」や「ホノルルマラソン」に参加するほど。

さらに「トライアスロン」にも挑戦し、ハワイで開催された大会に出場しています。そんな健康意識を高める中、テニスクラブに入会しました。

そのテニスクラブで出会ったのが夫の森田演さんです

交際をスタートさせるも結婚願望はなかった2人。交際を始めて1年ほど過ぎた頃、「人気女優の熱愛」ということで、マスコミの記者やカメラマンから追い回されるようになりました。

ときにはカメラマンが丘みつ子さんの自宅前の電柱に、よじ登って盗撮することも。そんな生活にうんざりし、丘みつ子さんはマスコミ対策で入籍を決意します。

同じく、結婚に対する意欲はなかった夫・森田演さん。結婚から3年後にチャーター機需要が高いアメリカで、飛行機のチャーター便の会社を立ち上げました。

すると夫は10年ほど日本とアメリカを行き来する生活を送り、別居婚状態に。半年以上も顔を合わせなくなり、丘みつ子さんは離婚を考えたことも。

しかし、2人は「自由に生きる」という共通のスタイルを持っていたため、どうにか離婚を踏みとどめました。

丘みつ子さんと夫・森田演さんは離婚危機を乗り越え、現在は趣味に没頭しながらスローライフを送っています。

丘みつ子 夫と箱根で自家農園~40代半ばで移住~

33歳のときに結婚した丘みつ子さんですが、40代半ばになると夫と共に箱根に移住。

箱根移住のきっかけは、自宅の隣に住んでいた高齢の友人から陶芸を誘われたこと。そして毎日のように仕事に追われたことがストレスとなり、拒食症になったことでした。

好奇心旺盛な丘みつ子さんは陶芸に夢中になり、どうしても10年後に薪窯をやりたくなったのだとか。

すべては、私が陶芸に出合ったことから始まりました。夫も巻き込んで夢中になり、「アカマツで火をおこせる窯が欲しいね」という話になりまして。

引用:2021年03月23日「婦人公論.jp」

当初は箱根の別荘に陶芸の穴窯を自作しましたが、焼成中は1週間のあいだ窯のそばにいなくてはならないため、夫に相談して東京・中目黒の自宅から箱根の別荘を拠点としました。

丘みつ子さんが箱根に移住した時期は2003年。箱根の自宅場所は、芦ノ湖が見える905坪(約300平方メートル)の豪邸です

テニスコート11個分の敷地では野菜を栽培したり、ミツバチを飼って蜂蜜を採ったり、愛犬の “ラッコちゃん” と共に過ごしました。

チカラ仕事や汚れる仕事を快く引き受けてくれる優しい夫・森田演さん。

夫の提案でログハウス形式の自宅を自分たちで建築し、丘みつ子さんは仕事がある時だけ東京へ出向くという生活を20年近く続けました。

しかしその後、高齢になると広すぎて管理が難しくなり、零下17度にも及ぶ冬の寒さもつらくなったことで、老後は暖かい場所に引っ越そうと夫婦で相談。

不動産に紹介された小田原市の築80年になる古民家を内見し、一目ぼれで即決しました。

その後は陶芸品を飾るギャラリー付き古民家にするため、耐震などを考えて1年半かけながら土台や壁を作り直し、大改装しています。

丘みつ子 夫と現在は小田原で陶芸生活~68歳で移住~

古民家の大改装リフォームは、ほとんど夫婦で行ったといいます。

一番気を使ったのは電気の配線だったとか。古い家で火事が起こる原因はだいたい「漏電」といわれているため、天井裏の電気配線をすべて新調。

キッチンのガスコンロは IHクッキングヒーターに交換し、防災と防寒対策を万全に施したそうです。丘みつ子さんにとって満足のいく「終の棲家(ついのすみか)」といえるでしょう。

「70代になったらもう少し楽な生活に切り替えようか」と夫と話し合うようになったのですが、転居するなら体力のあるうちがいいと考え、前倒しして68歳で実行に移しました。

「いつか」「そのうち」などと言っている間に、私たちのどちらかにお迎えがこないとも限りませんからね。

引用:2021年03月23日「婦人公論.jp」

丘みつ子さんが小田原に移住した時期は2017年。小田原の自宅場所は小田原駅から車で10分ほどです

2020年末には久しぶりに窯で壺や器を焼いたそうですが、夫の森田演さんと交代で7日間のあいだ窯の火を見張り続け、過酷だったといいます。

しかし、古民家を改装して新たな命を吹き込む楽しさを知ってしまった丘みつ子さんは、今もチャレンジ精神が旺盛。

「(小田原の) この家は人に貸して、もう一軒造らない?」と持ち掛け、夫にあきれられたそうです。

女性自身【公式・光文社】公式 X (旧:Twitter)より

丘みつ子 夫の支えで現在も撮影現場へ

陶芸作品の個展をたびたび開いてきた丘みつ子さん。現在も女優としてたくさんの作品に出演し、小田原から東京へ出向いています。

そうした俳優活動ができるのは夫の支えがあるから。

2019年はテレビ朝日の人気昼ドラマ「やすらぎの刻~道」に抜擢。2021年にはドラマ「真犯人フラグ」にて、おっとりした妻役をこなしました。

2022年からはテレビドラマシリーズ「内田康夫サスペンス 浅見光彦シリーズ」で主人公・光彦と警察庁刑事局長の兄・洋一郎の母親役を演じ、注目を集めています。

また、同年の映画「月の満ち欠け」でも大泉洋さん演じる小山内堅の母親役を演じ、2023年のドラマ「グレースの履歴」も主人公の母親役を好演しました。

2024年はドラマ「お別れホスピタル」「アイのない恋人たち」、映画「夜明けのすべて」などに出演。

1980年代から多くの母親役を演じ、「日本のお母さん」と評される丘みつ子さん。20代で挫折を経験するも「女優という仕事が大好き」という強い気持ちで、とにかく突き進んできました。

今後もいつまでもお元気に、活躍する姿を応援したいですね。

NHKドラマ 公式 X (旧:Twitter)より

丘みつ子 夫との子供はいるのか~親子愛の強さ~

丘みつ子さんはこれまで妊娠・出産をされたことはなく、子供は誕生していません

丘みつ子さんは子供がいない理由について語っていませんが、夫婦ともに「自由に生きる」という考えを持っているため、それが理由のひとつではないでしょうか。

前述したとおり、結婚後に夫・森田演さんはアメリカで飛行機のチャーター便の会社を立ち上げて単身赴任。アメリカと日本での別居生活を送っていました。

それでも結婚生活が続いたのは「自由に生きる」という考えが一致していたから。丘みつ子さん自身もスポーツだけでなく、陶芸、茶道、習字などの趣味を楽しんできました。

出産の経験はないものの母親との絆が深く、親子愛を強く感じて育ったようです。

私が古い家にこだわるのは、子ども時分に家族と過ごした、木造の小さな一軒家が恋しいから。「母の存在を感じられるような家で暮らしたい」という思いが強いのです。

引用:2021年03月23日「婦人公論.jp」

丘みつ子さんが暮らした実家の場所は東京・王子。子供の頃は幼稚園に行かなかったため、母親と過す時間が長かったそうです。

母親は近所付き合いが上手な明るい女性。丘みつ子さんはそんな人に慕われる、裁縫や料理が上手だった母親のような女性になりたいと思っていたのだとか。

すでに丘みつ子さんの母親は他界されていますが、今でも母親の「何とかなるさ」というクチグセを思い出すとのこと。

丘みつ子さんは母親にとって子供は「生活や人生を豊かにしてくれる存在」だということを痛感しているようです。

丘みつ子 夫との自宅生活「ケンカもよけて…」

2024年3月4日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に丘みつ子さんが出演し、結婚生活43年になる夫との自宅生活を明かしました。番組では築88年ほどになる小田原の自宅写真を公開。

丘みつ子:「落ち着くんですよ。昔の家に帰ってきたみたいで。やっぱり最終的には…終の棲家は古民家 (笑)」

そんな自宅で一緒に暮らす夫・森田演さんとの結婚式の映像が流れました。丘みつ子さんは白いウェディングドレス姿、夫・森田演さんは黒いタキシード姿。

丘みつ子さんは結婚会見で取材記者から指輪をつけた感想を聞かれると、「永く大事にしていきたい」と笑顔で答えていました。しかし…

丘みつ子:「 一週間で、なくしちゃったの (笑)」

北海道のロケ現場で外して置いておいたところ、わからなくなってしまったのだとか。

また、夫・森田演さんも自分の指輪を紛失させてしまい、愛犬のラッコちゃんが庭で掘り起こし見つけてくれたといいます。

丘みつ子:「お互いに (笑) 母の入れ歯も出てきたの。だからワンちゃん、おりこうちゃんなの。」

結婚日や誕生日など、記念日にはこだわらないという夫婦。お互い締め付けられるのが嫌で、食べたいときに一緒に食べて、飲みたいときにワイングラスを交わすのだとか。

丘みつ子:「別に口も出さないし (笑)」

ケンカになりそうなときは危ないと感じ取り、さりげなく避けているとのこと。ただ、お米の好みが正反対だといいます。

丘みつ子:「わたしは一生玄米でいいけど、あちらさんは真っ白 (白米)。だから折半で、七分づきくらいで炊いてます (笑)」

仕事で多忙の中、25年愛用の精米機を使い自宅で七分づきに。そして68歳で他界した母愛用の “はたき” で掃除しているのだとか。

小田原の古民家は夫・森田演さんだけでなく、母・帝子さんとの思い出も詰まっているようです。

◆2024年3月4日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」丘みつ子 番組内容詳細

手芸が得意な丘みつ子さんが手作りの衣装で登場。

小田原の築80年以上の古民家を夫婦でリフォームして暮らしている丘さん。今回、43年前の懐かしい結婚式の映像を紹介。

映像を見た丘さんから意外な発言が飛び出し、黒柳さんが驚く場面も。似たもの夫婦だというが、一つ合わないのがお米の好み。

丘さんは「玄米」、夫は「白米」を好むという。意見が合わない時、夫婦の決断は!?現在76歳の丘さんの目標は「100歳まで生きること」。健康のためにしている運動を伝授する!

丘みつ子 プロフィール

本名・森田光子 (もりた みつこ)

生年月日・1948年1月19日

出身地・東京都北区王子

血液型・B型

身長・166センチ

学歴・北豊島高等学校

丘みつ子さんの家族構成は父親、母親、兄2人の5人家族です。父親の職業は造幣局の社員で、母親は裁縫や料理が得意。

子供の頃はおてんばでしたが偏食が激しかった丘みつ子さん。小学5年生の時に小児腎炎と肝炎を患い1ヶ月間の入院生活を送ります。

中学、高校時代は陸上部に入部し、将来はスタイリストになることを夢見ていました。

高校卒業後、「ミス人魚コンテスト」で優勝しモデルとしてデビュー。1968年、日活にスカウトされて入社し、映画「禁断の果実」で女優デビューを果たします。

1970年、「オランダおいね」でテレビドラマに初出演。その後、「2時間ドラマの女王」「日本のお母さん」と呼ばれ人気女優に。

ドラマ「大奥」、「コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」、大河ドラマ「勝海舟」ほか、連続テレビ小説「ノンちゃんの夢」、「梅ちゃん先生」などに出演。

2024年はドラマ「お別れホスピタル」「アイのない恋人たち」、映画「夜明けのすべて」などに出演しています。

◆映画『月の満ち欠け』公式 X (旧:Twitter)より

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