2021年11月1日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に和田アキ子さんが出演。現在、右目の視力が低下し、歌手生命の危機にあると告白。
目の病気「黄斑変性症」の原因や症状、治療法とは…不自由な生活でも立ち直れる理由があるようです。「(右目は) 眼球の半分以上が真っ黒なんです。」
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和田アキ子 目の病気 黄斑変性症を告白 ~原因や治療法~
2021年11月1日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に登場した和田アキ子さん。黒柳徹子さんと会っておしゃべりできることで、収録前からワクワクしていたといいます。
番組前半は、現在の夫との私生活の話。コロナ禍で一緒にいる時間が増え、夫への不満爆発!?日常の夫婦ケンカの話も飛び出しました。後半になると衝撃の事実を告白。
和田アキ子さんの右目は、ほとんど見えない状態にあるとのこと。
和田アキ子:「加齢らしいんですけど、加齢黄斑変性症っていう・・・」
目の病気の名前は、加齢黄斑変性症 (かれいおうはんへんせいしょう)。原因は加齢だといいます。現在の治療法は両目とも2週間に一回、注射手術をしているとのこと。さらに右目は進行しないように目薬も・・・
和田アキ子:「3種類を一日4回ずつ。大変です。でもそれで生活できるのならっていうのがありますね。」
右目は網膜色素上皮裂孔 (もうまくしきそじょうひれっこう) といい、ほぼ真っ暗な状態なのだとか。いつも明るく元気な和田アキ子さん。このような症状があり視聴者を驚かせました。
和田アキ子 目の病気 黄斑変性症~現在の視力~
和田アキ子:「(右目は) 眼球の半分以上が真っ黒なんです。」
和田アキ子さんは現在の目の病気の症状についてこのように明かしています。左目を閉じて右目だけで見ると視力はほとんど無く、歪んで見えるとのこと。
和田アキ子:「黒い中に花の色とかネックレスとか、髪の毛が黒いなとかは分かるんですけど、全く見えないです。」
色はかろうじて判別できるのだとか。左目においても現在の視力は0.1程度だといいます。
左目だけでも何とか今後も見続けられるよう、医師に相談しているとのこと。こうした症状になり一カ月ほど落ち込み、とてもショックだったようです。
和田アキ子:「こんなことで歌が歌えなくなるかもしれないと。」
原因が加齢とはいえ失明だけは避け、何とかしたいところですよね。台所に立ち包丁を使う時、よく見えなかったりするのだとか。
和田アキ子:「包丁を持つのが怖かったりしたんで。」
しかし和田アキ子さんは「徹子の部屋」で、同じ症状を持つ方々へエールを送っています。
和田アキ子 目の病気 黄斑変性症~同じ病気の方へエール~
「徹子の部屋」に出演することが決まった和田アキ子さん。黒柳徹子さんに会えると思うと気分が上がったとのこと。
和田アキ子:「徹子さんに会える、しゃべれると思ったら、この一週間くらいすごく嬉しくて。徹子さんだと平気でしゃべれるんですよ。なんかホッとするんです。」
黒柳徹子さんは芸能界でも偉大なる母のような存在。何でも受け止めてくれそうな安心感がありますよね。大御所の和田アキ子さんもこのように感じていたようです。
和田アキ子:「テレビをご覧の皆さんで、(同じ病に)なっている方も多いと思うんです。」
医師に “右目は手遅れ“ と告げられ、ショックだったという和田アキ子さん。カメラ目線で同じ症状の患者さんたちにエールを送りました。
和田アキ子:「私がこうやって頑張ってますから、テレビをご覧の皆様、同じ病気の人、希望を捨てないでくださいね。」
和田アキ子さんが国民から好かれる理由は、こうした優しさ、思いやりがあるからなのかもしれません。
和田アキ子 目の病気 黄斑変性症~気持ちを立て直せる理由~
和田アキ子さんは過去に数々の病気をしています。「子宮がん」や「シェーグレン症候群」「肺気腫」、さらに昨年は「眼瞼下垂」といった病気歴があります。
目の病気の黄斑変性症では、一日ずっと眼帯をしていなければならないとのこと。お風呂も入れず、顔も洗えないのだとか。
和田アキ子:「結構、ゆううつなんですね。」
不自由な生活で落ち込むこともあるようですが、みんなにエールを送れるほど前向きな和田アキ子さん。それには理由が・・・
和田アキ子:「こうやって番組に呼んでもらえたり、待ってくれてる人がいると思って・・・あ、泣きそうです・・・」
“ありがたい“ という感謝の気持ちで胸がいっぱいになり、目をうるます場面も。
和田アキ子:「大変ですけど、病気とかケガばっかりなんで・・・」
病気やケガで仕事に穴を開けないように意識しているとのこと。プロフェッショナルですね。
“いつも神様は動けるようにしてくれている“ と思い、待ってくれている人がいるということが励みになるのだとか。そんな思いを胸に「歌を届けたい!」と、体力作りに励んでいるようです。
和田アキ子 目の病気 黄斑変性症~まだ歌ってたいから~
数々の病気を乗り越えてきた和田アキ子さん。“ずっと歌い続けたい“ という熱い気持ちがあるといいます。
和田アキ子:「歌って意外と体力がいるんですよ。」
日頃からウォーキングなどの体力作りに努め、鍛えているのだとか。
和田アキ子:「皇居の周り。わりと週に1回。あとはジムに週に1回行って、スタジオを借りてボイストレーニングを週に2~3回。」
歌のために待っているファンを思い、体力を付けているとのこと。
2021年12月には、「和田アキ子 Special Live」も開催。パワフルで明るい和田アキ子さん。力強さは日頃のこうしたトレーニングで培われているようです。
和田アキ子 目の病気 黄斑変性症「毎日憂鬱なんですよ」
2023年1月14日、ニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」に和田アキ子さんが出演。現在の目の病状や股関節痛について明かしました。
目については、2日前に眼科で手術したばかりだと言い、瞳孔が開いてしまうため全く見えず、日中は家の中でぼーっとしていとのこと。
和田アキ子:「この網膜色素上皮裂孔って右目は真ん中が真っ黒で…光は感じるんですけどね、これ1カ月に1回手術しなきゃだめなんです。これ以上進まないようにね。」
2022年に公表した股関節の痛み (肉離れ)については、最初の診断で3カ月間の局所安静と言われるも「無理でしょ、歩かなきゃいけないし」と難題だという和田アキ子さん。
そのような身体でコンサートを行った時は嘘だというくらいに動けたのだとか。
和田アキ子:「ライブでアドレナリンが出たのか異常に動けたから、その後、がっくり来たんですよ。」
痛み止めをお尻から入れるなど、毎日くすりを使い、色々と手を尽くしているとのこと。しかし一向に良くならず、セカンドオピニオンとして別の病院にも訪れたといいます。
その際、MRIを撮ってもらったという話になると新たに「あたしリウマチもあるんで」と一言。関節リウマチにも苦痛な思いを強いられているのだとか。
「なんか自分でちょっと毎日憂うつなんですよ…で、まあ薬のために食欲はあるんですけど、なんか食べながら泣いてるみたいな。」
泣くか食べるか、どっちかにすればいいところを泣きながら器用に食べている自分に感心するそうです。「アッコにおまかせー!」とコールする和田アキ子さんからは想像しがたい姿。
そんな気持ちが沈んでいる和田アキ子さんを元気づけたのは、街路樹を整備する「街路樹の姿を整えてます」という看板。10人ほどで切ったり整えたりしてる作業員の存在に、「色んな人が頑張ってる。“アッコ頑張らなあかんよ”」と涙が流れたそう。
初めて見たその看板を忘れてはいけないとスマホで録音に残したとのこと。和田アキ子さんはごく日常の風景からパワーをもらい、ファンにパワーを送り続けているようです。
今後、体調が安定し、パワフルな歌声をいつまでも届けてほしいですね。
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和田アキ子 プロフィール
本名・飯塚 現子 (いいづか あきこ)
生年月日・1950年4月10日
出身地・ 大阪府大阪市天王寺区舟橋町
血液型・O型
身長・174cm
学歴・城星学園高等学校中退
洋楽好きで15歳の頃からジャズ喫茶やクラブで歌っていた和田アキ子さん。そこへホリプロの社長が訪れ、パワフルな歌声に惚れ込みスカウトします。
“和製リズム・アンド・ブルースの女王“として、1968年に「星空の孤独」でデビュー。
その後「笑って許して」や、「あの鐘を鳴らすのはあなた」を大ヒットさせました。
自身がMCを務めるTBS「アッコにおまかせ!」は 1985年から続く長寿番組。
2021年9月2日にリリースした新曲「YONA YONA DANCE」は中毒性があると、動画投稿アプリ “TikTok“ で爆発的な人気となりました。
2024年は「AKIKO WADA LAST HALL TOUR」を開催 し、「徹子の部屋」「笑ってコラえて!」などに出演。