中尾彬 妻 池波志乃 馴れ初めは名酒「死んだら無ですから…」子供無しでも絆

芸能

 

中尾彬さんが結婚した年齢13歳年下の女優、池波志乃さん。フジテレビ「ぽかぽか」に出演し、現在の自宅生活を明かしました。

中尾彬さんと池波志乃さんの馴れ初めは時代劇の共演で名酒がきっかけでの出会い。子供は誕生しなくても2人には深い絆が…。夫婦どちらかが他界した時の思いを語る。

【「介護ポストセブン」公式Twitterより 】

 

中尾彬 妻・池波志乃とは再婚

中尾彬さんは池波志乃さんとの前に結婚歴があります。初婚のお相手は同年齢の女優・茅島成美さん。出演作品には「3年B組金八先生」があり、眼鏡姿で教師役を務めました。

他には、ドラマ「大好き!五つ子」「正義のセ」「相棒」、映画「オケ老人!」などに出演し、現在も名わき役として活躍しています。

中尾彬さんと茅島成美さんは1970年に結婚し、子供が1人誕生。息子の名前は「中尾学」といい、過去には俳優として映画「おあずけ」に出演したことも。のちに役者ではなく、グラフィックデザイナーに転身しました。

中尾彬さんは結婚から5年後、1975年に離婚し、1978年に交際3ヶ月で池波志乃さんとスピード婚をしています。茅島成美さんは1990年に当時会社員だった一般男性と再婚しました。

◆茅島成美 プロフィール

本名・川上静江

生年月日・1942年9月14日

出身地・東京都

身長・156センチ

学歴・滝野川女子学園高等学校 中退

1959年、17歳の時に東映女優としてデビュー。

ふくよかなお母さん役の印象がありますが当時は美しく、「東映ニューフェイス」のオーディションに合格しています。その後、1959年、17歳の時に東映女優としてデビューしました。

 

中尾彬 妻・池波志乃 馴れ初めは名酒

中尾彬さんと池波志乃さんは、年齢差12歳の芸能界きっての “おしどり夫婦”。そんな2人が意気投合した理由は「お酒」だったようです。2018年、共著「終活夫婦」を出版した際に、日刊ゲンダイのインタビューにて答えました。

2人が出会ったきっかけは時代劇での共演。ロケバスの中で、中尾彬さんは名酒 “越乃寒梅” が手に入り自慢すると、池波志乃さんが「わたし毎晩飲んでる」と言い、仰天したとのこと。

池波志乃さんが台本の裏に「越乃寒梅が飲めるお店の地図」と「分からなかった時のために自分の電話番号」を書いて伝えたといいます。

すると後日、地図が間違っていたためたどり着けなかった中尾彬さんが電話。翌週に一緒に行くことになったとか。当日、話しが合い好意を持った池波志乃さんが「もう一軒行きましょうか」と芸者のいるお店に誘います。

池波志乃さんと仲が良い芸者がたくさんいるお店。池波志乃さんは席を外し廊下に出て「あの男はどうなのかね」と芸者に尋ね、中尾彬さんのことを品定め。

芸者みんながOKを出したことで、交際をスタートさせたそうです。たくさんの男性を見ている芸者衆。そんな女性たちからのOKは、説得力がありますね。

 

中尾彬 妻・池波志乃 「ねじねじ」で揉める!?

2018年5月13日、都内で共著「終活夫婦」の記念トークショーが開催されました。池波志乃さんは “終活”について、「断捨離とは全然違う。自分の大事なものはとっておいた方がいい」と言ったものの・・・

「でも俺捨てられたよ、これ (ねじねじストール) 200本くらい。」と、中尾彬さんは不満顔。トレードマークの “ねじねじ” をイジりながら、肩を落とした様子でした。

以前はパンフレットを見ては欲しくなり、手あたりしだい購入していたのだとか。しかし現在は終活のおかげで、もったいなかったと思うようになり、一晩考えてから買うようになったといいます。

池波志乃:「慎重になりましたね(笑)」

池波志乃さんも着物を多数持っていそうですが、着たものはすぐ知人にあげてしまうようです。“ねじねじストール” を捨てる際、中尾彬さんは断腸の思いだったでしょうね。

 

中尾彬 妻・池波志乃 私生活「旅の計画を…」

中尾彬さんと池波志乃さんが 2020年11月16日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に出演し、現在の夫婦生活を告白。お墓を作り、遺言を書き、アトリエも処分し一段落したと話しました。

池波志乃:「(現在は) 自宅のマンションだけになりました。」

終活が落ち着いたところでコロナ禍になってしまったのだとか。2019年までは夫婦で月に一度、旅をしていたそうです。

池波志乃:「(今は) どこにも出られないので、色んな物がまた増えて(笑)」

せっかく減らした調理器具など、自宅で食事をすることが増えたため再び購入したとのこと。毎日食事の時、池波志乃さんが “お品書き” を書くのは有名。旦那様は料亭に行った気分でテンションが上がりますよね。

池波志乃さんは旦那様思いで主婦の鏡といった印象です。ときにはインドネシア料理を作ったりするようで、せっかく処分した調味料も増えてしまったのだとか。

さらに旅行できないため、行った気分で地方の物をお取り寄せ。通販の品物がよく届いているそうです。

池波志乃:「今は来年か、再来年になるか分からないですが、夫婦で旅の計画を立てて楽しんでいます。」

“2、3時間かけて日本酒だったら2人で5合、ワインなら1~2本。休肝日は無い” と話す2人。「お酒」は今でも共通の趣味。これが夫婦円満の秘訣かもしれませんね。

 

中尾彬 妻・池波志乃 子供無しでも絆

中尾彬さんと池波志乃さんは1978年に結婚。これまで2人の間に子供は誕生していません。過去に夫婦でテレビ番組に出演した時、「子供をもうけなかった経緯」を明かしています。

池波志乃さんが子宮外妊娠をして倒れてしまい、復帰に1カ月ほどかかってしまった。 中尾彬さんがそれを見て「体がもたないな、じゃあ、やめよう」と話し合った。

たとえ子供はいなくても、グルメやお酒、美術など2人には共通の趣味が多く、ずっと仲良し。見ていても強い絆を感じますね。

終活も子供がいないことが理由で、積極的に取り組んだようです。

 

中尾彬 妻・池波志乃の女優復帰を後押し!

池波志乃さんは、2019年のNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」で、祖母役・美濃部りんを演じ、23年ぶりに女優復帰。

池波志乃:「もう女優を辞めていたので・・・」

オファーが来た当初は「無理です」と断っていたのだとか。しかし中尾彬さんに「おまえ、何やってるんだ」と、せっかくいただいた女優業を後押し。池波志乃さんは夫の言葉で、役を引き受けたといいます。

完成した作品を見た中尾彬さんは、「普通で良かったよ」と褒めてくれたそう。池波志乃さんは「2週間、休業していた感じで」と、現場の雰囲気や演技の勘をすぐに取り戻したとのこと。さすが名女優ですよね。

夫婦円満の秘訣は、「最後まで気をつかう事じゃないですか」と池波志乃さん。相手のことをどうでもよくなったりせず、細かい部分まで気を配れたら、2人のような素敵な夫婦になれるようです。

妻としても女優としても一流。さらに60代とは思えない美貌。2020年11月16日放送の「徹子の部屋」は、池波志乃さんの魅力に驚かされる回となりました。

 

中尾彬 妻・池波志乃 結婚生活を語る「ぽかぽか」

2023年6月23日放送のフジテレビ「ぽかぽか」に中尾彬さんと妻の池波志乃さんが出演。「芸能界きってのおしどり夫婦!中尾彬・池波志乃 知られざる夫婦生活を深堀!」と題して、現在の自宅生活を明かしました。

◆オリジナル終活

準備したお墓は趣ある石を横に3つ積み重ね、中尾彬さんが「無」と手書きしたものを刻印。2人は子供はいないため、親族が入ってもいいことになっているのだとか。

中尾彬:「死んだら何もなくなって無ですから…」

池波志乃:「(石は) 立ってるより安定よくて…。親も入ってるの。」

他には、人間関係も深い関りを持つ方とだけ交流するようにしたそうです。

◆ねじねじネクタイを始めたきっかけ

ロケでインドネシアのバリ島へ行った際、雨が降り出し寒くなり、首に巻いたネクタイをねじったところ、俳優の神田正輝さんに「それ、オシャレですね」と言われたことがきっかけだそう。

今ではねじられたネクタイが「中尾巻」として量販店で販売されるほどになりました。

◆夫婦で列車旅

以前、夫婦での仕事で豪華客船に乗ったところ、イマイチだったようです。

中尾彬:「海しか見えない…楽しくないよ。列車の旅が好き。田んぼなどが見えて…」

豪華ではなく普通の列車の方が好みだといいます。おしどり夫婦とはいえ、おそろいの物を持つことはないそうですが、一緒に映画鑑賞をするとのこと。中尾彬さんは最近の役者の中で岡田准一さんの演技を絶賛しました。

中尾彬:「とり肌が立つような芝居する。」

自宅では夫婦共におしゃべり。その日にあったことをすべて話し合うのだとか。

池波志乃:「けっこう友達っぽいかも。」

友達のような感覚で気兼ねなく過ごせるのが夫婦円満の秘訣。結婚生活45年を迎える中尾彬さんと池波志乃さんのやり取りは、互いを気づかう場面もあり仲睦まじい理想の夫婦像でした。

【「フジテレビ ぽかぽか」公式Twitterより 】

 

中尾彬 プロフィール

本名・中尾彬 (なかお あきら)

生年月日・1942年8月11日

出身地・千葉県木更津市

血液型・O型

身長・175センチ

学歴・木更津第一高校、武蔵野美術大学油絵学科 中退

1962年、「日活」ニューフェイスの第5期に合格して映画に出演。1964年、「劇団民藝」に研究生として入団し、日活映画「月曜日のユカ」に出演すると注目を浴びます。

1970年、「日活」と「劇団民藝」を退きフリーに転身。1975年では「本陣殺人事件」で主役の金田一耕助を演じました。

その後、1978年から「暴れん坊将軍」で初代・徳川宗春役を演じると好演が話題に。役者以外でも同年より絵画創作を再開して個展を開催。

1981年、フランスのル・サロン展で「BUNRAKU・狂乱」が大賞、1982年に「COUNTRY・故郷」が国際賞を受賞しています。

2007年には体調不良を訴え、急性肺炎および横紋筋融解症といった病気を患ったことも。2023年の誕生日で81歳になるも、辛口コメントは健在です。

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