洞口依子 夫は3歳上ディレクター「子供出産悩み…」病気 馴れ初め

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洞口依子さんには結婚歴が1回。結婚した夫は葛西弘道さんといい、年齢差は3歳上で職業はNHKのディレクター。夫は2024年の誕生日で年齢63歳になる。

洞口依子さんの馴れ初めは番組「ソリトン」での出会い。洞口依子さんに子供はいるのか、出産への思い、夫との現在の自宅生活とは…

ラジオ沖縄 AM864 / FM93.1」公式 X (旧:Twitter) より

洞口依子 結婚した夫は葛西弘道~年齢・職業・写真画像~

洞口依子さんには結婚歴が1回。結婚した夫は葛西弘道さんといい、年齢差は3歳上で職業はNHKのディレクター。夫は2024年7月22日の誕生日で年齢 63歳になることがわかっています。

洞口依子さんは夫が一般男性のため写真画像を非公開としていますが、2022年8月8日に自身の公式 X (旧:Twitter) を更新し、次のように伝えました。

ハゲ隠しに必死なの前髪がほとんど湯浅です状態なので、バーコードよりも必死だなと言ったら「俺のはQRコード!」とつき返される朝。

頭の毛量が少なくなったという洞口依子さんの旦那様。前髪が「QRコード」状態!?返しが面白いですね。ユーモアある男性なのかもしれません。

2人が結婚したのは1997年、洞口依子さんが入籍した当時の年齢は32歳で夫は35歳でした。洞口依子さんは過去のインタビューで結婚式について次のように明かしています。

「結婚式の招待状に載せた写真の話は、公開できない」

それもそのはず、洞口依子さんと夫は真っ裸。少し変わった感性を持つ夫婦なのしかもしれません。

ディレクターとは

テレビ関係の放送番組やビデオ制作において、放送局や制作プロダクションに社員として所属している場合が多い。

放送作家やプロデューサーらと打ち合わせの会議を行った後、スタジオや副調整室・ロケーション先で、出演者やカメラマン、音声などの技術スタッフを指揮しながら、作品の構成を直接行う演出責任者の職種をいう。

1999年11月3日放送の日テレ「素顔が一番!」では、洞口依子さんが夫と暮らす自宅を公開。ディレクターの夫からは今回の取材に対し、事前にアドバイスを受けたそうです。

当時、2人は結婚して2年目の新婚時代でした。自宅は東京・世田谷にあり、その近所の商店街にて番組リポーターと待ち合わせ。

洞口依子さんはコーラル系統の薄手のスリムなニットで、自転車に乗って現れました。まずは雑誌でも紹介していた洞口依子さんお気に入りの台湾喫茶へ。

洞口依子:「休みの日とか、ひとりでボ~ッとしたいときとか。たまに主人が休みのときとかも…」

日頃、洞口依子さんは夫のことを「主人」などと言わないため、くすぐったい様子。

洞口依子:「”主人” なんて、あんまり言わないから…うわぁ~!」

いつも夫のことを「カッパくん」と呼んでいるという洞口依子さん。このあと夫が在宅しているという自宅へ。まずはキッチンを紹介しました。

洞口依子:「古めの台所なので、昔の人の身長に合わせてあって長時間 料理すると疲れる。」

お土産にもらった讃岐うどんが目に入ると、「うちの人が大好きなんですよ」と夫を呼びます。すると夫は口と顎に髭が少々、パーカーにジーンズ姿で登場しました。

その後は和室の居間へ移動。棚には亀の置物がずらり。ゲバラにトロツキーにレーニンの胸像や写真が並びます。

再び夫が登場すると、水槽などを紹介してくれました。

そしてリビングでワインを味わいながら、夫婦でインタビューに応じていると、夫が洞口依子さんの初主演の映画「ドレミファ娘」のポスターを手に大はしゃぎする場面も。

夫:「これがさっきの話の映画なんですよ~」

洞口依子:「ほんとに、ごめんなさい (笑)」

洞口依子さんの夫・葛西弘道さんは少年のような心を持つ、明るい男性のようです。

洞口依子さんの若い頃はとても可愛らしく美形でした。旦那様が見初めるのも納得ですね。

洞口依子さんの公式 X (旧:Twitter) より

洞口依子 夫との馴れ初めは『ソリトン』

洞口依子さんは夫との馴れ初めはNHKの番組『ソリトン』の夏特番で出会ったこと

その前に夫は洞口依子さんの初主演映画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」を観たことで、出会ってみたいと思っていたのだとか。

1999年11月3日放送の日テレ「素顔が一番!」の自宅インタビューの際、洞口依子さんの夫が馴れ初めの話しになると、照れて間が持たなくなり突然その場を立ち去っています。

洞口依子:「変な人でしょ?ごめんなさいね~。自由にやらせてあげたほうが…」

映画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」を観たことで好意を抱いた夫。洞口依子さんもまた、夫への結婚の決め手を語りました。

洞口依子:「面白いし優しいし、私に関わる人を大切にしてくれる…感性も微妙にずれてるところが面白かったりしますね。」

ほかにも洞口依子さんは自身の公式 X (旧:Twitter) にて、たびたび夫婦エピソードを投稿しています。

長期入院のに付き添うため病院裏のアパートに独り身を寄せていた母。鴨川。港はあるし暖かくていいわね、と母。多分、故郷名取の閖上港を思い出したはず。

また、同年のコロナ禍での夫婦のやり取りも。

  • 家庭内感染が恐いとに話してもTV局勤務ゆえのあれこれを盾に意識の相違点がかなりあり話が交わらない。結局私が家を出る羽目に。って自腹かい!!
  • PCRを受けてほしいとに頼むとごねられる。たしかにまだ高い。安くても三千円くらいだし。

社食や慌ただしいランチでしか過ごせてなかった昼休みが違って見えてくるんじゃないかなって還暦迎えるを観察。

2021年7月22日、洞口依子さんは還暦を迎えた夫の「還暦記念会」を行ったことを報告。約20名ほどが自宅に出入りし、夫と同世代の友人は飲み会気分で大盛り上がりしたのだとか。

洞口依子さんと夫の明るい家庭像が想像できますね。

洞口依子さんの公式 X (旧:Twitter) より

洞口依子 夫が病気励まし手術決心~子宮頸がん~

仲睦まじく暮らしていた2人。2004年1月、洞口依子さんに子宮頸がんが医師により宣告されました。

体調の異変に気づいたのは2003年10月、38歳のときでした。夏が終わるも疲れが取れず、腰痛に悩まされるように。さらに不正出血が続き、立ちくらみが起こるようになりました。

そして2004年1月、夫と一緒に病院へ。診察を受けると直後に「子宮頸がん」と告げられます。

医師があまりにサラッと言うので、「そんなドラマみたいなことが私の身に起きるわけがないだろう」と実感が沸かなかったという洞口依子さん。

夫も「どうして君が?」と、まるでキツネにつままれたような状態だったといいます。

その後、検査が続くと子宮が痛むようになり、直腸への転移の可能性も疑われ、一時は手術も危ぶまれる状態に。そして検査を重ねた結果、8時間に及ぶ大手術を受けました。

子宮と卵巣を全摘出し付近のリンパ節も切除したそうです。術後は抗がん剤と放射線治療を行うため、そのまま2カ月の入院生活。

「過酷な闘病生活だった」と自身のブログで振り返っています。当時、心のよりどころとなる夫の支えは大きかったでしょう。

子宮頸がんによる体調不良の始まりから、仕事に復帰するまでを記した初めての著書「子宮会議」を2007年6月1日に小学館より発売。

今でもイベントなどに参加し、子宮頸がんの検査を受けるよう呼びかけています。

洞口依子さん著書「子宮会議」

洞口依子 夫と病気の後遺症に悩む

洞口依子さんは子宮を摘出後およそ4カ月で女優業を再開していますが、後遺症と思われる体調不良に悩まされ、一時は自殺未遂するほど追い込まれました

手術が無事に済むも、「さあ、新しいスタート!」というわけにはいかなかったのです。

手術後には副作用に苦しみ、ホルモンの分泌が止まったことで様々な症状が起きました。さらに洞口依子さんはそうした後遺症で体重が激減。

このとき夫のことを考え、性生活を送れないことから離婚を切り出したことも。そんな心身ともに限界に近づいたとき、夫と沖縄旅行したことで自分を再生します。

海に入り地平線を見て、はしゃぐ洞口依子さんがうしろを振り向くと、夫が「ここまで来ちゃったね」と笑顔。

このとき、いつも笑顔で見守ってくれている夫の存在の大きさに気づきます。子宮頸がんを患い大変な思いをしましたが、病気があったことで夫婦の絆が深まったようです。

こうした子宮頸がんの経緯は再現ドラマとしてテレビ放送され、手術当日の様子や夫もコメントするなどして出演。視聴率は11.0%を記録しました。(関東地区・ビデオリサーチ調べ)

リアルな再現ドラマは、同じような病を抱える女性にも勇気や希望を与えています。

その後しばらくは体調も落ち着きを取り戻していましたが、子宮頸がんの10年後、2019年3月1日放送のTBS「爆報! THE フライデー」に洞口依子さんが出演し、「リンパ浮腫」で3年間、闘病生活を続けていたことを明かしています。

◆リンパ浮腫とは

リンパ浮腫は、リンパ節郭清(手術の際、がんの転移が疑わしいリンパ組織を切除すること)の副作用として発症する浮腫です。

そして 2023年4月28日には自身の公式 X (旧:Twitter) にて、体調不良による緊急入院から、無事に退院したことを報告しました。

洞口依子:「退院しました。血液培養検査も陰性。数値も基準値入り。抗生剤投与は続きますが自宅療養しつつ仕事もゆるり復帰します。秋の新作映画公開のお知らせもあり福々しいうりずんの頃であります」

命に関わる入院だったため、夫はもちろんフォロワーも心配。しかし洞口依子さんは女優魂を見せています。

洞口依子:「命に関わる今回の緊急入院で回復をしてきて血液培養検査結果もおそらく大丈夫だろうという中でふと思うのはもう十分生きたよねってこと。でもまだ途中の仕事があるから死ねない。これがなければ諦めてもいいかなと力尽きたかも。人の言葉が毒針のように刺さり免疫機能が壊れたのが7年前。脆いものだ」

「TBS」公式 X (旧:Twitter) より

洞口依子 夫の支えで現在も女優業

洞口依子さんの女優魂は今も健在。2023年4月の緊急入院から復帰し、2023年10月6日公開の映画「白鍵と黒鍵の間に」では、主演・池松壮亮さんの母親役を務めました。

洞口依子:「秋の新作映画公開のお知らせもあり福々しいうりずんの頃であります。」

映画公開の舞台あいさつでは「私は元気でやっています」とファンに報告し、同じ病で苦しむ人たちに向けてエールを送っています。

洞口依子さんは「今後、町歩きのロケ番組などにも出演する」と仕事への意欲を見せました。

映画「白鍵と黒鍵の間に」公式 X (旧:Twitter) より

2024年はドラマ「SHOGUN 将軍」に出演した洞口依子さん。4月24日には「ユナイテッド・シネマ豊洲」で行われた上映イベントに登壇しました。

真田広之さんが主演でプロデュースを担当した本作は、“戦国スペクタクル時代劇”。

洞口依子さんが演じるのは「桐」という役どころで、落葉の方からの文を虎永(真田広之)に手渡し、そこで桐の方が夫に呟く言葉が序盤での夫婦の会話を思い出させ、前話から続く緊張感をほぐすというもの。

情愛に満ち、虎永を守るという強い意志を持つ桐役に注目です。

◆「ディズニープラス」公式 X (旧:Twitter) より

洞口依子 子供はいるのか「妊娠出産を考える」

洞口依子さんに子供はいるのか話題ですが、これまで子供は誕生していません。子供がいない理由は前述したとおり、2004年に子宮頸がんを患ってしまったこと

結婚したあと、洞口依子さんは夫との子供 (妊娠・出産)を望んでいました。しかし医師から子宮や卵巣・卵管などを切除する手術を勧められてしまいます。

せめて卵巣が残れば、今後排出される卵子を代理出産できる女性にお願いし、我が子を持つことも可能でした。

これは夫と一緒に考えること。結婚前まで子供について考えたことがなかったそうですが、手術を受けるべきか悩みぬき、家族に相談しながら結論を出したようです。

「いつかは夫との子供を産みたいとも思っていましたが、手術を受けたら、断念しなくてはなりません。おなかに傷が残ることも嫌。どうすればよいのか、分からなくなりました」  

引用:「ヨミドクター」2007年8月12日

子供を望み、もし自分が同じ立場になるとすれば胸が引き裂かれる思い。悲しみ、悔しさ、絶望、様々な気持ちに押しつぶされる日々だったでしょう。

洞口依子さんには苦しい時期もありましたが、悩みながらも乗り越える姿は同じ病の女性にとって励みになりました。明るい人柄にも好感が持て、心より応援したくなります。

今後、いつまでもお元気に活躍を続けてほしいですね。

洞口依子 夫と母の現在語る「徹子の部屋」

2024年5月29日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」に洞口依子さんが出演し、子宮頸がんを患った当時を振り返り、夫との現在の自宅生活を語りました。

番組では冒頭、がんを患った2004年に出演したときのVTRを公開。当時は次のように話していました。

洞口依子:「彼のご両親のこともあるし、でもみんな優しくて…。がんっていう病気は本当に人を卑屈にさせるというか…嫌な人間にさせちゃうなって思いました。だけど、こんなことをしてては前に進まないから、治るんだからってみんなに言われて…」

一番つらいときの姿を思い出し、VTRを観た洞口依子さんも涙目に。当時は夫に強く当たったり、離婚を切り出すも、夫婦で訪れた沖縄で気持ちを入れ替えられたそうです。

しかし10年後には、がんの後遺症 “リンパ浮腫” に。今でもリハビリを行い、弾性ストッキングを着用しているとのこと。

また、現在の夫について問われると次のように語りました。

洞口依子:「長く夫婦をやってますと、色んなことがありますからね。私もこうして病気と向き合って生きてますけど、見た目がこうやって健康そうに見えるので、(夫は) わたしの病気のことを忘れるときもあるようです (笑)」

そんな夫の父親、義父は93歳に。元気に過ごしているそうですが、週に1回は様子を見に行くのだとか。洞口依子さんの実母は85歳ですが、認知症を患っているそうです。

洞口依子:「今はもう、わたしのことは娘だと認識していません。最初はそれがとてもショックで…」

幼い頃から針やハサミを持ち、洋裁をしていた母はずっと怖い存在。しかし認知症になってから、可愛らしくいきいき話す姿を見ると、抱きしめられるようになったといいます。

洞口依子:「母は、わたしのことを妹だと思っていて、変な親子関係なんですけど (笑)」

「10代や20代のときにもっと母親と過ごせていたら」という悔いが残るも、今の親子関係は最高に幸せだと感じるそうです。

夫はもちろん、洞口依子さんは母親や義父との関係も良好。家族に支えられながら、前を向いて役者に熱意を注いでいました。

2024年5月29日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」洞口依子 番組内容詳細

19歳で映画デビュー、今年で俳優生活40周年迎える洞口依子さんがゲスト。さまざまな困難を抱えながら、明るく生きる今を語る

38歳の時に子宮頸がんの告知を受け、子宮と卵巣を全摘出する手術を。それから10年以上過ぎた頃、突然足がむくみ始め、検査の結果リンパ浮腫と診断された。

今も治療は続いているが、夢や希望は諦めたくないと前向きに生きる洞口さん。85歳になる母は5年くらい前から認知症になり、会話はできるが洞口さんを娘ではなく妹だと思っている。

幼い頃は怖かった母…今は母に甘え、抱き締めることもできるようになったと微笑む姿も。

◆「徹子の部屋」公式 X (旧:Twitter) より

洞口依子 (どうぐち よりこ) プロフィール

本名・葛西依子 (かさい よりこ)

生年月日・1965年3月18日

出身地・東京都武蔵野市

血液型・AB型

身長・164センチ

学歴・東京立正高校

洞口依子さんは15歳でモデル活動を始め、高校生で「EPICソニースターメイキングコンテスト」に優勝。篠山紀信さんが撮影した雑誌「GORO」の誌面を飾り、注目を集めました。

そして19歳のときに映画「ドレミファ娘の血は騒ぐ」で女優デビュー。黒沢清さんや伊丹十三さんの映画に多数出演し、個性派女優として話題に。

映画「タンポポ」、テレビ番組「オトコの居場所」などに出演し、CMでは渡辺いっけいさんと共演した「クロレッツ」で人気が上昇。

1997年、NHKディレクターの葛西弘道さんと結婚。2004年1月、子宮頸がんと診断されました。

2019年、映画「ミセス・ノイズィ」、2023年は映画「白鍵と黒鍵の間に」、2024年は「将軍(Shōgun)」「徹子の部屋」などに出演。

「虫の知らせ(ハートフルラジオ虫の知らせ FMヨコハマ)」公式 X (旧:Twitter) より

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