松ケン 妻・小雪 馴れ初めは告白5回「無理なら死ぬしか…」現在の自宅

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松山ケンイチさんが結婚した妻は女優の小雪さんで年の差は8歳年上。馴れ初めは共演映画「カムイ外伝」で告白5回の猛アタックだった。

松山ケンイチさんと小雪さんは現在、夫婦でブランド「momiji」を開始。いつから移住したのか、移住先や移住理由とは…

松山ケンイチ 妻・小雪【馴れ初め】共演映画「カムイ外伝」

松山ケンイチさんと小雪さんが出会ったきっかけは、2009年9月19日に公開された共演映画「カムイ外伝」(カムイがいでん)。白土三平さん原作の忍者コミック「カムイ外伝」が待望の実写映画化となりました。

崔洋一監督と主演・松山ケンイチさんがタッグを組んだアクション時代劇。脚本を宮藤官九郎さんが手がけ、映画としては最大級の超大型アクションとして話題となっています。

出演者には小雪さんの他、小林薫さん、伊藤英明さん、佐藤浩市さん、土屋アンナさんなど多数出演。主題歌「Alive」を倖田來未さんが歌い、興行収入は11.2億円となりました。

撮影は2008年5月から始まり、この時に初めて2人は出会っています。

映画「カムイ外伝」ストーリー

時は17世紀の日本。貧しさから伊賀の忍になったカムイ(松山ケンイチ)は、掟に縛られた忍の世界から自由を求め「抜け忍」に。

必殺忍法や自己暗示などの技を駆使しながら執拗に迫る追っ手と戦い、村で起こる事件を解決しながら旅を続けていきます。

ある日、たどり着いた小さな村で半兵衛という漁師に出会い、その家族として迎えられました。その島には同じ伊賀の抜け忍で、かつて仕留め損ねたスガル(小雪)の姿が…。

一時の平穏を得るも、カムイは村人の密告により再び追われる身となります。その結末とは。

1年半にも及んでワイヤーアクションや忍者としての動作や殺陣(たて)などのトレーニングを行い、カムイ役に挑んだ松山ケンイチさん。2009年9月16日、「映画.com」のインタビューにて意気込みを語りました。

アクション映画は以前から挑戦してみたかったジャンルだといい、日本の俳優になったからには時代劇は絶対やるべきだと思っていたようです。

過酷ながら真剣に取り組んでいた松山ケンイチさんですが、怪我により半年ほど撮影が中断。精神的にかなり追い詰められたとのこと。

松山ケンイチ:「今まで芝居をやっていて挫折を感じることはなかったんですが、今回はこのキャラクターを演じるのは無理なんじゃないかと挫折と恐怖を感じました。」

二度と中断させてはいけないというプレッシャーで、ギリギリの精神状態だったとか。

松山ケンイチさんと小雪さんは接点が多い役柄でしたが、劇中では2人に恋愛感情が起きるというわけではありませんでした。撮影を重ねるたび、惹かれていったようです。

映画の公開前には熱愛が報道されました。

松山ケンイチ 妻・小雪【馴れ初め】すき焼きデート

2009年4月23日発売の女性週刊誌「女性セブン」にて、松山ケンイチさんと小雪さんの熱愛が伝えられました。本誌の内容からかなり親密に交際している様子がうかがえます。

  • 2人は映画「カムイ外伝」での共演をきっかけに急接近。
  • 2009年3月頃からは2人きりでのデートを重ねるようになった。
  • 松山ケンイチさんの運転する車の助手席に小雪さんが乗り込む姿を激写。
  • 変装もせずに堂々と街を歩く2人の写真を掲載。

また、「デイリースポーツ」が小雪さんの所属事務所に取材すると「映画での共演以来、友人として親しくさせていただいてます」とコメントしています。

松山ケンイチさんの所属事務所も「俳優として尊敬し合う間柄。それ以上はない」と伝えました。公開前だったため、映画のイメージを壊さないよう、観客の先入観に配慮したのかもしれません。

翌月7日、都内で行われた映画の製作報告会見ではお互いの第一印象を明かしています。松山ケンイチさんはアクションのトレーニングをしている際にこのように思ったのだとか。

松山ケンイチ:「僕が練習を終えてストレッチをしている間に小雪さんが入ってきました。僕は体が硬いですが、その時も小雪さんに “からだ硬!“って言われまして(笑)。ストレートな方なんだなっていうのが第一印象です。」

小雪さんは松山ケンイチさんに対して「すごくシャイで不器用な方」といった印象で、最初はほとんどしゃべらなかったといいます。ただ、肉体や精神を追い込み情熱的に取り組む姿勢は好印象だったとか。

松山ケンイチさんと小雪さんは、この映画で本格アクションを初めて経験し、ときには体が動かなくなり精神的に参ったこともあったようです。

松山ケンイチ:「精神的に弱くなってしまったときに本当にみなさんに良くしてもらったのですが、小雪さんもその一人。」

崔洋一監督は厳しい監督として有名。無理難題を言い放ち、演者が熱中症で倒れることもあったようです。松山ケンイチさんは小雪さんの支えもあり、過酷な忍者アクションを乗り越えました。

【 映画「カムイ外伝」予告動画~松竹チャンネルより~ 】

松山ケンイチ 妻・小雪【馴れ初め】告白5回「無理なら死ぬしか…」

2016年7月21日、「4MEEE」のインタビューにて松山ケンイチさんが小雪さんに4回振られていることを告白しました。

過酷な撮影を精神面で支え合い、自然と2人に恋愛感情が起きたのかと思いきや、松山ケンイチさんは交際に至るまで映画さながらハードだったようです。

当時24歳だった松山ケンイチさん。32歳の小雪さんに思いを伝えるもたびたび撃沈してしまいました。

当時、草なぎ剛さん主演のスペシャルドラマ「99年の愛~JAPANESE AMERICANS~」の撮影で女優の泉ピン子さんと共演。

泉ピン子さんに恋愛相談すると、「悪いけど、あんた絶対無理よ」と言われてしまったのだとか。ハッキリと言われた松山ケンイチさんは、泉ピン子さんに地元・青森弁でこのような言葉を返したといいます。

松山ケンイチ:「そしたらワイはもう死ぬしかないです…。」

大先輩である泉ピン子さんに救いのアドバイスをもらいたいところでしたが、あっさり無理と言われ感情があらわに!? 小雪さんへの思いが真剣だったことがうかがえますね。

松山ケンイチさんはめげずに5回目の告白を決意。結婚を前提に交際を申し込んだそうです。すると先輩女優の小雪さんはバッサリ一言。

小雪:「あなたみたいなヒヨッコ、大丈夫なの?」

松山ケンイチさんは自分に足りないところがまだまだあると自覚し、自分のダメな部分を前向きに認め、その後、小雪さんにOKをもらいました。

もしこうしたガッツがなければ「結婚」に至ってなかったかもしれません。小雪さんは熱い気持ちと根性に惹かれたのではないでしょうか。

そんな愛を育んだ松山ケンイチさんですが、2023年3月22日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」では小雪さんとの私生活を明かしています。

この放送回に出演していた森三中・大島美幸さんの一言から思わぬ仰天事実が発覚。

大島美幸:「前に奥さまと共演して…洗濯物をサンゴの粉で洗ってるっておっしゃってて。逆にジャリジャリしねーか?ってザワザワしちゃったんですけど、サンゴの粉っていまだに使われてます?」

松山ケンイチ:「サンゴの粉か分からないけど…粉はいっぱいあるんですよ。」

さらに松山ケンイチさんは最近、小雪さんに言われて気づいたことがあるといいます。

松山ケンイチ:「僕以外の洗濯は洗剤使ってないらしいです。クサいらしいんです。ダメみたいです(笑)」

小雪さんは松山ケンイチさんの服だけ洗剤を使い、別々にして洗っているのだとか。番組では松山ケンイチさんが本格的に野菜作りをする姿を公開し、「1日200匹釣ってくる釣り名人がいる」と楽しそうに話しています。

洗濯物を別々に洗われることくらい苦じゃない!?収録後、共演者ひとりずつに手作りのトマトジュースを「1本ずつしかないですけど…」と丁寧に配り、その場面も放送。

松山ケンイチさんの素の部分が垣間見れ、あらためて人柄の良さに引き込まれました。

松山ケンイチ 妻・小雪とは歳の差8歳

2011年4月20日、松山ケンイチさんは小雪さんとの結婚を報告会見にて発表しました。年齢差8歳のトップ役者同士の結婚は注目を集めました。

松山ケンイチさんの所属事務所は、「未曾有の危機的状況にある渦中での結婚発表を憚(はばか)り、しかし、いずれ機を見て皆さんに報告する予定でした」とコメント。

あえて記者会見を開いたのは、松山ケンイチさんに「2人を代表して応えたい」という強い意向があったから。緊急での記者会見となったようです。

2人は2011年4月1日に都内の区役所へ婚姻届を提出しました。

松山ケンイチ:「小雪さんはまっすぐな方で裏表がなく、ストレートにものを言う方なのでそこがカッコいいなと思いました。」

プロポーズの言葉については内緒とのこと。

松山ケンイチ:「すごく大事な人だと思っていたので、向き合おうと思ってがむしゃらに押しました。」

近年では、小雪さんが2022年11月4日公開の映画「桜色の風が咲く」に出演。松本准平監督が手がけたこの作品は、12年ぶりの主演映画となりました。

9歳で失明し、18歳で聴力を失いながらも世界初の盲ろう者の東京大学先端科学技術研究センター教授を務める福島智さんと母・令子さんの実話にもとづく物語。小雪さんは母・令子さん役を演じています。

【 映画「桜色の風が咲く」公式Twitterより 】

松山ケンイチ 妻・小雪と子供との移住先・移住理由

松山ケンイチさんと小雪さんは、2019年春から北日本の自然豊かな雪深い地域に第二の自宅を構え、2拠点生活を送っています

山のふもとに家を建て、近くの畑では農薬や肥料を使わない栽培法で野菜やリンゴを育てているのだとか。スーパーへ買い物に行くのは2週に一回で、ニワトリを飼い、ほぼ自給自足の暮らしを送っているとのこと。

こうした田舎暮らしを送る理由について、小雪さんが 2022年10月26日に「日産自動車とNEXCO中日本の共同プロジェクト GREEN PASS」の発表会にて明かしました。

小雪:「長年、夫がしたかったということもありますし。4年ぐらい前から今の生活を始めていたので、今徐々になじんできていて、子どもたちの小さいときに、生きる力として利便性や情報化の社会だけではなく、一から作物を育てたり自然を感じたり、そういった環境で育んでいきたいなという思いがありました。」

2人は子供の生活環境を考えて、移住を決意したようです。当初は家族で二拠点を行き来しようと考えていたようですが、だんだん難しくなってきたのだとか。

子供たちが小学校で友達ができるなどして、東京には戻りたくないのかもしれません。

松山ケンイチ:「基本的にはぼくは半々なんですけど家族は半々は難しくなってきた。だから今は単身赴任でやってます。」

子供たちの教育を熱心に考える松山ケンイチさんにとっては、現状が悩ましいところですね。移住先の場所など詳細はあかしていませんが、二拠点生活をうまく乗り越えて小雪さんや子供たちとの絆を深めてほしいです。

松山ケンイチ 妻・小雪と移住後にブランド開始

松山ケンイチさんは小雪さんと共に、捨てられゆく獣皮などのアップサイクルを目的としたファッションブランド「momiji」(モミジ) 」を立ち上げました

駆除された鹿の皮が捨てられていることに問題意識を持って、皮をかばんや靴などに加工。「momiji2022_official」のインスタグラムには獣皮商品、俳優の仕事や田舎暮らしの様子が投稿されています。

「momiji2022_official」公式インスタグラム

2022年3月に、獣皮をアップサイクルするライフスタイルブランド<momiji(モミジ)>を始動しました。この獣皮を利活用する為、渋沢栄一が創業した日本初の帽子ブランド<トーキョーハット>と初めてコラボレーションしたコレクションを展開いたします。

引用:「AURORA」https://aurora-store.jp/tokiohat_momiji

品があるデザインで素敵な色合いのものばかりです。もともと役者としてカッコ良さを持つ松山ケンイチさんと小雪さん。こうした取り組みを行う姿勢もカッコいいですね。

松山ケンイチ 妻・小雪に現在も叱られる

2023年12月21日、松山ケンイチさんが「週刊文春」のインタビューで現在の結婚生活について言及。

幼少期から食生活に強いこだわりを持っている妻の小雪さん。それは現在出演しているNHK「小雪と発酵おばあちゃん」からも伝わってきます。

発酵食が大好きな小雪さんが、発酵食作りの達人である日本各地の “発酵おばあちゃん” を訪ね、未来に残したい郷土食のレシピを教えてもらうというもの。

過去には食生活を大切にしている小雪さんから、牛丼などを食べ過ぎて叱られたこともありました

松山ケンイチさんは独身時代から自炊はしていたものの偏食があり、それは今でも指摘されているといいます。

現在、田舎と東京の行き来生活。仕事が忙しくなると、つい食事が簡素なものになってしまうという松山ケンイチさん。それを知った小雪さんからバランスの悪い食生活を心配されるそう。

撮影の仕事中は体重が減り、オフになって子供たちと田舎で過ごすと体重が増加。松山ケンイチさんがいつも生き生きと活躍しているのは、小雪さんがきちんと食生活を見守っているためでした。

松山ケンイチさんと小雪さんの子供の現在とは…。詳細はこちらからどうぞ ↓

松山ケンイチ プロフィール

本名・松山研一(まつやま けんいち)

生年月日・1985年3月5日

出身地・青森県むつ市

血液型・B型

身長・180センチ

学歴・青森県立大湊高等学校を経て、東京都立代々木高等学校卒業

2001年、ホリプロ男性オーディション「New Style Audition」で16,572人の応募者の中からグランプリを獲得。PARCOの「Looking for a new“NEW”」キャンペーンでモデルデビューしました。

2002年、ドラマ「ごくせん(第1シリーズ)」で俳優デビュー。2003年、「アカルイミライ」で映画初出演を果たします。

2004年、「ウイニング・パス」で映画初主演。2006年、「デスノート」「デスノート the Last name」でL(エル) 役を演じ、注目を集めました。

近年では映画「ロストケア」「大名倒産」、ドラマ「100万回 言えばよかった」に出演。

2024年はドラマ「お別れホスピタル」、「連続テレビ小説 虎に翼」などに出演します。

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