田中美佐子 若い頃から深沢邦之と自宅菜園「娘は芸能界に興味なく…」

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日テレ「メレンゲの気持ち」に田中美佐子さんが出演し若い頃や結婚した夫・深沢邦之との自宅生活を告白。

田中美佐子さんは若い頃に劇団ひまわりに入団し歌手としても活動。木村拓哉さんや中居正広さんが受けたアイドルグループ「CHA-CHA」のオーディションに携わったことも。若い頃に萩本欽一さんと出会っていなかったら今はなかった?

【 田中美佐子さんのインスタグラムより 】

 

田中美佐子 若い頃~女優の壁にぶつかる~

島根県の隠岐の島で生まれ育った田中美佐子さん。父親は島根県職員のため転勤が多く、県内を転々と移住します。兄弟は、兄2人と姉 1人。テレビもない海に囲まれた島での遊びはもっぱら「釣り」でした。

そんな中、田中美佐子さんは物心がつくと「島を出たなら私は表現者としてあっち側の人間になる」という予感がしたのだとか。

中学3年生の時、地方公務員だった父親の転勤が決まり、家族で島根県の松江に引っ越し。島を出たことで運命が動き出すような感覚になったといいます。

そのまま高校時代は平穏に過ごしますが、卒業すると短大に進学するため上京。右も左も分からない東京では、短大2年生になると「どこかに入ればデビューできる」と思い、「劇団ひまわり」に入団しました。

その後、TBSが新しく立ち上げた「緑山私塾」への移籍が決まり、一期生として芝居の勉強をすることに。そして3カ月後、短大を卒業した21歳の時に「田中美佐」名義にてドラマ「想い出づくり」で女優デビューしました。

順調に見えた女優デビューですが、あるときプロデューサーから「お前は性格的に女優に向いていない。芸能界は無理だよ、早く女優をやめて田舎に帰りなさい」と言わてしまいます。

田中美佐子さんは「女優になってよかったのか?」と悩み、自分と真剣に向き合うようになったそうです。

「自分はどういう部類の女優か」と考え抜いた末、「自分にしか表現できない芝居をする」という結論を出し、現在まで頑張り抜いてこられたとのこと。

1982年には映画「ダイアモンドは傷つかない」でスクリーンデビューを果たし、「第6回日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞しました。

さらに1983年、作詞を阿久悠さんが手掛け、シングル「スペインへ行きたい」で歌手としてもデビューしています。

 

田中美佐子 若い頃【画像】

2021年9月2日、田中美佐子さんが自身のインスタグラムを更新し、若い頃に出演していた1998年のドラマ「ランデヴー」の画像を公開しました。

このドラマでの思い出が昨日のようによみがえったそうです。ファンにとっても懐かしく、うれしい写真。

「ランデブー」昔々のドラマ。なんか教えてもらいました、今やってるみたい!
https://www.paravi.jp/title/12333
paraviで^_^

とにかくこの作品は大好きでした。大好きな桃井かおりさんと共演出来たこと!それが一番。目の前で桃井かおりさんの芝居が見れたこと!パンパねー!共演者がみんなすごかったこと!

演出家もすっごく最高の人!脚本家も私が一番好きな人!(脚本家の岡田さんにはこれ以来ご縁がなくて、私の人生の中で次の仕事に繋がることのできなかった1番の悲しさと悔しさと反省)

しかも本物のジョージチャキリスも出ちゃう!恋人役が岸田今日子さん!岸田今日子さんは、もーほんとに、、最高キュートな方でした。男性陣もめちゃかっこいいし。

私にとっては、忘れられない一夏の経験でした^_^ とにかく、桃井かおりさんがすごかった!カッコいい!10代の頃から憧れていた人。映画もほとんど観てた!

「もう頬杖はつかない」って映画。なにしろ映画の内容とか全く覚えてないけど、覚えているのは桃井かおりさんだけ。しつこいけど、桃井かおりさんがすごかった!それだけは覚えてる

田中美佐子さんの若い頃は可愛くもあり、美しくもありましたね。

【 田中美佐子さんのインスタグラムより 】

 

田中美佐子 若い頃~20代 萩本欽一との出会い~

演技力が注目され人気を得る中、体調を崩し芸能活動を休止します。移籍事務所を探していたところ、萩本欽一さんが所属する浅井企画が話を聞いてくれました。

以前作り上げていた “クールな女優” を辞めたことで、再び人気が急上昇。高い演技力が認められ、トップ女優となりました。

20代半ば、萩本欽一さんの元マネージャーと2人で会社を設立。どのようにしたら仕事をもらえるか必死だったといいます。

当時は、萩本欽一さんが命名したアイドルグループ「CHA-CHA」のオーディションに携わったことも。泣き出す人が続出するほどの厳しいレッスン。

オーディションの参加者には木村拓哉さんや中居正広さん、草彅剛さん、香取慎吾さんの姿もありました。※ 最終的に「CHA-CHA」としてデビューしたのは勝俣州和さん含む他の5名

バラエティー番組「CHA-CHAワールド」では田中美佐子さんがレギュラーとなり、番組が招いた2組のゲストとともにステージ上でコントやドラマを繰り広げました。

萩本欽一さんは出会いから現在まで、主演舞台の演出を手掛けてもらうなど世話になり、一番感謝している人だと話しています。

 

田中美佐子 若い頃に出演したドラマ一覧

田中美佐子さんが若い頃、30代に出演した主演ドラマは数知れず。主演が立て続いた1991年から1999年をピックアップします!

  • 結婚の理想と現実(1991年、フジテレビ) – 主演・高野朝子 役
  • 世にも奇妙な物語 第2シリーズ「占いセット」(1991年、フジテレビ) – 主演
  • それでも家を買いました(1991年、TBS) – 主演・山村浩子 役
  • 月曜ドラマスペシャル「吉原悲恋-忍びの女-」(1991年、TBS) – 主演・ゆう(薄雲太夫) 役
  • しあわせの決断(1992年、フジテレビ) – 池内初美・梓 役(二役)
  • 眠れない夜をかぞえて(1992年、TBS) – 主演・石島倫子 役
  • 十年愛(1992年、TBS) – 主演・谷青空 役
  • 日曜はダメよ(1993年、日本テレビ) – 主演・森田風吹 役
  • 禁断の果実(1994年、日本テレビ) – 主演・桑原陽子・伊武月子 役(二役)
  • 私は貝になりたい(1994年、TBS) – 清水房江役
  • 月曜ドラマスペシャル『ひとさらい』(1995年1月30日、TBS) – 主演・織原京子 役
  • セカンド・チャンス(1995年、TBS) – 主演・藤井春子 役
    • 帰ってきたセカンド・チャンス(1996年) – 主演・藤井春子 役
  • 素晴らしき家族旅行(1996年、フジテレビ) – 主演・菊地幸子 役
  • Age,35 恋しくて(1996年、フジテレビ) – 主演・島田朱美 役
  • 智子と知子(1997年、TBS) – 主演・霧島智子 役
  • 元旦特別企画・松本清張原作「天城越え」(1998年、TBS) – 大塚ハナ 役
  • ランデヴー(1998年、TBS) – 主演・田所朝子 役
  • ママチャリ刑事(1999年、TBS) – 主演・小泉日向子 役

引用:Wikipediaより 

1991年は4本の主演ドラマに出演。今では考えられないような忙しさです。

 

田中美佐子 若い頃から深沢邦之と自宅菜園

田中美佐子さんは1995年11月、元付き人で駆け出しのお笑い芸人だった「Take2」の深沢邦之さんと電撃結婚。当時35歳でしたが、7歳年下の男性と結ばれたことは大変話題になりました。

深沢邦之さんの収入は、田中美佐子さんと比べるまでもない不安定さがありましたが、深沢邦之さんの「普通さ」を気に入り、田中美佐子さんからプロポーズしたといいます。

2人は入籍当時、そろって結婚会見を開きました。記者から「一番好きなところはどこですか」と聞かれると、このように答えています。

田中美佐子:「だいたい私をいつも一番に考えてくれて、優しいですかね(笑)」

深沢邦之:「尊敬できるところが、一番大きいですかね。」

2019年10月26日放送の日テレ「メレンゲの気持ち」では、田中美佐子さんが夫・深沢邦之さんや子供との自宅生活を明かしています。

この当時、自宅の庭では夫婦そろって無農薬野菜作りを楽しんでおり、芝生を剥いで作った畑にはトマトやキュウリ、人参などが育っていると話しました。

その新鮮な野菜で、夫の深沢邦之さんがスマホでレシピを検索し手料理。子供のお弁当も作ってくれるといいます。女優の妻を快く助けてくれる、優しい旦那様といった印象でした。

また、愛犬の “ハルちゃん” が家族の癒しの存在なのだとか。ラブラドゥードルという、ラブラドールとプードルをミックスした犬種。

背中を出すと両手を肩に乗せ、おんぶしてもらう姿が可愛いモフモフのワンちゃん。家族にとって存在感ある大切な一員のようです。

田中美佐子さんと深沢邦之さんには子供が1人誕生しており、「メレンゲの気持ち」では当時16歳になった娘さんについて語りました。

娘さんが友達と観てきたという映画の題名を聞くと、それはなんと田中美佐子さんが出演した映画。「母親が出てる映画は恥ずかしくないのか」と聞いてみたところ、「いち女優として観てるから」とサラッと答えたそう。

性格は田中美佐子さん似? しっかり者ですね。

また、田中美佐子さんがバラエティー番組でふざけていたり、変顔をしていることに関しては何も言わないそうです。娘さんは芸能界で生き抜いていけそうな性格!? 

しかし残念ながら芸能界には興味が無いのだとか。そんな娘が可愛くてしかたない田中美佐子さん。大切な家族の体を気づかい、自宅の庭で無農薬野菜を作り続けていると話しています。

 

田中美佐子 若い頃35歳で結婚~2023年 離婚~

2023年6月7日、田中美佐子さんと深沢邦之さんは突然、離婚を発表。田中美佐子さんは 63歳、深沢邦之さんは 56歳での離婚となっています。

結婚当時は田中美佐子さんが人気女優のため、「収入格差100倍婚」と言われました。今回、離婚に至った理由は明かされていませんが、長い年月をかけた話し合いの結果だと予想されます。

田中美佐子さんは不妊治療を積極的に行い、娘が誕生。子育てのために女優業を3年ほど休業しました。この時、深沢邦之さんはしだいに知名度が上がるも、子育てのため芸人としての仕事をセーブ。

最近では両親の介護を熱心に行っていたことが報じられています。

仲睦まじく見えましたが、2002年12月生まれの娘さんが成人されるなど、環境に変化が起きたことで2人は破局したとメディアでは推測されています。

いずれにせよ、離婚はお互いにとって前向きな一番いいスタイルだったようです。子育てがひと段落した田中美佐子さん。今後のバラエティー番組や女優としての活躍が楽しみでなりません。

 

田中美佐子 プロフィール

本名・田中美佐子(たなか みさこ)

生年月日・1959年11月11日

出身地・島根県隠岐郡西ノ島町

血液型・O型

身長・163cm

学歴・松徳女学院高等学校(現在:松徳学院高等学校)東洋女子短期大学英語英文科卒業

1981年、「劇団ひまわり」を経て「緑山私塾」の一期生として入塾。同年、ドラマ「想い出づくり」でデビューしました。

1982年、「ダイアモンドは傷つかない」で映画初出演にして初主演。「日本アカデミー賞新人俳優賞」を受賞しています。

1995年11月に深沢邦之さんと結婚し、2002年12月に長女を出産するとしばらくは育児優先のために休業。その後、2005年10月に連続ドラマ「ブラザー☆ビート」で女優復帰を果たしました。

2022年はドラマ「ほんとにあった怖い話」、映画「川っぺりムコリッタ」に出演。バラエティー番組の企画で釣りの腕前も披露しています。2023年6月7日、深沢邦之さんとの離婚を発表しました。

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